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旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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Abbey
欧州を旅するようになってから、「修道院」といえば、男性の修道僧のイメージが強くなり、それまで抱いていた修道女の印象が薄れてしまいました。そんな人、結構、多いんじゃないかな?!
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さて、ロンドンのAbbey(アビー)といえば、ビートルズで有名な Abbey Road Studio とか Westminster Abbey(ウエストミンスター寺院)とか。しかし、これらの英語名が、Abbey であることに気づいたには、ず〜っと後になってから。

初めて、Abbeyの単語を調べたのは、ヨークシャーのリーズ市にいる時で、近所に、Leeds Abbeyという名の「廃虚」があったからなのです。「これ何のだろ〜?」とAbbeyの意味を調べたのでした。辞書によると「修道院」。それからというもの、出会うAbbeyの殆どが、「廃虚」であることに、いや応なく疑問を持つわけで・・・。

私なりの理解では、その原因は、ヘンリー八世の「修道院解体令」にあるようです。ちなみに、「廃虚」と化したAbbeyの屋根は、大抵が崩れ落ちて、無い状態。もともと天上がないわけではなく、時の流れの中で、崩れ落ちただけです。

日本語で、「教会」的なものを、英語で言うとChurch, Chapel, Abbey, Abbey Church, Cathedralとさまざまな種類があります。日本語では、「寺院」と名付けらるものもあるからややこしい。

Church, Chapel
大衆に開かれた誰でも使えるのがChurch。それに対して、Chapelは、城・病院・学校・ホテルなどの中にあり、そこを利用する人だけが使用できる。

Abbey Church
修道院付属教会

Cathedra
「大聖堂」。各教区内にある教会を管轄する本山のため、教区ごとに1つだけある。従って、大聖堂にいるのは、他のAbbeyやChurchにいる「司教」(Bishop)格の人ではなく、「大司教」(Archbishop)。「大司教」(大聖堂)の中で、一番、位の高いのが、ヨーク大司教(ヨークミンスター)とカンタベリー大司教(カンタベリー大聖堂)。厳密に、どっちらが上かといえば、やはり英国国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂の大司教の方です。

[Abbey]
1. 【abbot(男性)または abbess(女性)が管理した昔の】大修道院
2. (もともと修道院であった)大寺院
# by rie-suzuki67 | 2006-06-11 23:07 | :: Architecture
UK Entry Clearance
今日、半蔵門にある「在日英国大使館」に行ってきました。そして、無事、visaがおりました!
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写真は申請書類ですが、何と!10ペ−ジもあるわけで、しかしそこはA型の私のこと、必要項目はきっちり記入しましたので(この英語間違っているかも?という不安な箇所も無きにしもあらず・・・)、従って、審査官(英国人)には、あれこれ聞かれずに、あっという間に終了。

過去のパスポートのスタンプや、その中にある過去の留学履歴などから、「何でまた必要なのか」と質問されやしないか、却下されやしないかと結構不安だったんですが、さすが、ここは日本の中の英国、日本式にスムーズにいきました。英国だったらこうはいかないわ!と幸せに浸ってしまいました。

とは言え、visaが付いたパスポートを返してもらうまでは、許可されたわけではないので、ちょっと不安がありましたが、受領のため指定された時間(15:00〜16:00)に、大使館に戻ったら、「よかった〜!」パスポートにvisaが付いていました。

ご報告まで。
# by rie-suzuki67 | 2006-06-05 22:08 | :: me-and-my-life
お呪いと "Scarborough Fair"
英国・イングランド北東部に位置する港町「スカーバラ」(Scarborough)。ダスティン・ホフマンが主演した映画「卒業(Graduation)」の中で、サイモン&ガーファンクルが歌った(日本語発音)「スカボロ・フェア」で、その名前だけは日本でもよく知られていますよね。
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この建物は、海岸線にあるスパで、本当は、建物から湯気が立ち上がっていて、何ともほのぼのさせてくれる光景です。日本でいうところの熱海ですかね?! 砂を運んできた人工の海岸で、温泉保養地ですから。でも、景色と歴史が大きく違い魅力的な町です(それは長くなるので省略)。写真は干潮時。満潮時は、スパの前にいるとがビシャーっと塀に当たって、そのしぶきがかかってしまうくらい。私が行った時も、行きの電車は老人の姿が多かったな〜。でも、町を歩くと家族連れが多かった(車で来ているのでしょう)。でも、リゾートいうよりヨークシャーという土地柄も手伝って、落ち着きのある静かな町で好きです。

「スカボロ・フェア」(Scarborough Fair)は、「スカボロの市」ということ。中世末期、重要な貿易場であったこの町で、毎年8月15日から45日間の長期間、市が立ったので、英国中だけでなく、大陸からも商売をしに人が集まったのでした。

a0067582_0123290.jpg<< スパの手前にあるカジノホテル

サイモン&ガーファンクルの編曲「スカボロ・フェア」は、古い英国民謡、バラード(Balladバラッド)が基になっています。吟遊詩人によって伝えられた時代が去り、1455年に活版印刷技術が発明されると、歌詞が印刷されたもの(「ブロードサイド」と呼ばれた)が瞬く間に広範囲に伝わるようになります。

「スカボロ・フェア」のバリエーションは何十もありますが、最も古バージョンと言われているものは、「妖精の騎士」と「(人間の)若い女性」との掛合いになっており、妖精の騎士が、彼女に無理難題をあげ、それができたら結婚しようというもので、彼女の方も負けてはいません。妖精の騎士が「縫い目のないシャツ」を作り、それを「涸れた(かれた)井戸」で洗い、「イバラの上で乾かす」、それをするだけの好意があるか、彼女に聞いてくれと唄えば・・・

「1エ−カ−の土地を塩水と海砂の間に見つけ、そこを羊の角で耕して胡椒の実を一面に蒔き、それを革のカマで刈り、ヒ−スのロープでまとめる」と難題で返す。それができたら縫い目のないシャツを取りにきてと唄うのである。


Can you make me a cambric shirt, (ぼくに亜麻布のシャツを作ってくれる?)
Parsley, sage, rosemary, and thyme, (パセリ、セージ、ローズマリーにタイム
Without any seam or needlework ? (縫い目もなく 針も使わずに縫えたなら)
And you shall be a true lover of mine. (そしたら 君はほんとうのぼくの恋人)


各スタンザは、この4行たてからなる問答仕立てになっています。「英国伝承童話」(日本ではマザーグースと呼ばれるもの)にも登場しますが、奇妙な2行目「パセリ、セージ、ローズマリーにタイム」は、ハーブの名前ですね。妖精に話し掛けられても、気安く耳を傾けてはいけないと言われていますから、4つのハーブの名前を呪文として唱え、この不可解なものから身を守るおまじないとしてスタンザで繰返されます。ハーブは、昔から、妖精・魔物に対する魔除けとして効果があったと言われています。


サイモン&ガーファンクル編曲の「スカボロ・フェア」は、ちょっとそれから離れて男女の切ない歌詞:
Are you going to Scarborough Fair? (スカボロの市に行くところなの?)
Parsley, sage, rosemary and thyme(パセリ、セージ、ローズマリーにタイム)
Remember me to one who lives there(あの街に住んでいる人によろしくと伝えて)
For once she was a true love of mine(昔恋人だったあの人に)
# by rie-suzuki67 | 2006-05-29 00:18 | :: Countryside
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp