中国獅子 |
英国中、寒波の真っ只中で、毎日、本当に寒いです。そして、雪も降っています。 さて、英国の国章にも使われているライオン。ライオンは英国の守護獣なので、建物の装飾で日常的にみかけますが、それとは少し様相の違うライオンがチャイナタウンにいます(↓) 元々、中国には(トラはいますが)ライオンはおらず、東アジアに伝来したライオンが中国化したものが獅子です。それが日本化したものが狛犬(こまいぬ)です。 日本の狛犬は、神社などでみかけますが、中国獅子は(ここロンドンの場合)チャイナタウンか中華レストランの前でみかけます。 立地的にも中国に近い日本ゆえ、日本人なら中国のこともよく知っているという英国人の思い込みがあるのか、(当たり前のように)中国関係のことや中国料理について聞かれることがあるので、日本にいる時以上に詳しくなったりします。 英国のライオン(像)とは、かなり様相の違う中国獅子(像)は、いつも雄雌が二体一対です。 ボール(玉)と戯れているのが雄で、子獅子と戯れているのが雌です。 東洋の神獣にはその霊力の象徴として玉が付き物ですが、この場合の玉は「繍球」と呼ばれるものです。 雄が玉と戯れているうちに毛玉ができて繍球になり、子獅子はこの繍球から生まれてくるとも言われています(まるで「蚕」みたいな話です)。 久しぶりに中華街に飲茶を食べに行ったわけですが、最後の締めは「杏仁豆腐」。普通の味ですが、久しぶりに食べると美味しいと感じてしまいますよね。 これは(↓)中華デザートの定番の一つゼリー。美味しくないことを知っているので手をつけませんでした。 |
by rie-suzuki67
| 2010-01-10 07:17
| :: Food & Beverages
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