在英日本大使館で一騒動 - 調査捕鯨 |
ロンドンの在英日本大使館前は、私の毎日の通勤路ですから、いつもと違うことが一つでもあると「何かあったのかな?」とすぐわかります。 いつもは、(外からでも見える入り口の所にある)セキュリティー・ゲートの所に警備員が立っているだけなのに、入り口の外(道路)に警察官が立っていたのです。 日本の調査捕鯨のニュース(南極海で調査捕鯨中の「日新丸」を妨害した米環境保護団体のシー・シェパードに海上保安庁が7発の威嚇射撃(警報弾)を行った)が流れたばかりなので、その抗議活動に対応するためなのだろうぐらいに考えていたら・・・ 日本大使館前で、垂れ幕持って集団が抗議するどころか、6日(木)午前8時頃、捕鯨反対を訴える活動家が大使館の3階のバルコニーによじ登って抗議する騒動があったそうです。私は、毎朝、8時10分頃、この前をバスで通過するので、おもいっきり、その時間? その後、環境保護団体シー・シェパードのメンバーを名乗る活動家が入り口付近で15分間にわたり座り込み抗議したそうです。 「鯨」=保護しなければならない動物。単純にこの認識しかないヨーロッパでは、調査捕鯨どころか鯨を未だに食している日本人が不思議であり、BBCの画像に鯨を調理しているカットがあったりするわけで・・・ ヨーロッパは圧倒的に反捕鯨国。今年に入ってからだけでも、日本の調査捕鯨映像(ニュース)を少なくとも三度は見ています。グリンピースが、調査捕鯨中の日本船をフィルムに抑えた映像とか。今度は、威嚇とはいえ射撃しちゃったかっ・・・ 実際に乗船していたシー・シェパードの会長がテレビでコメントし、「危険だった」とか「怪我をしている人がいる」とか被害者きどりで語っていましたが、これを見ている人は、いったいどちらの肩を持つのか?どちらに火があると思うのか?日本ってやっぱり軍事国と思う人がいるのか? 国際捕鯨委員会((International Whaling Commission: IWC)は、8日、環境保護団体シー・シェパードによる日本の調査捕鯨船を標的とした南太平洋での抗議活動について「海上の安全を脅かす危険な行動で受け入れられない」という声明を採択したそうですが、その後のことまでニュースでなんか報じてくれませんよ。 それに、日本が捕っているのはワシントン条約であがっている種類の鯨ではなく、その他の種類の鯨であること、また、日本海沖で鯨が小魚をばくばく食べてしまうから漁業の深刻な問題になっているため、何を食べているのか(お腹を割って)調べてるとか・・・そんなこと知る由もないんだろう。 |
by rie-suzuki67
| 2008-03-10 04:02
| :: News
|
<< 金持ちは、全てにおいて金持ちで... | 私は EU の国民ではないのに? >> |