William Hogarth in Leicester Square |
土曜日、雨降りのレスター・スクエアで、「近代英国絵画の祖」として知られるウィリアム・ホガース(1697-1764, 18世紀ロココ時代の英国画壇を代表する国民的画家)の胸像と向かい合いました。 当時の世相を痛烈に風刺した連作絵画で知られるようになった画家・版画家で、なかでも(ナショナル・ギャラリー Room35 に収められている)「当世結婚事情」シリーズ(Marriage A-la-Mode 1-6)は、見栄と欲望のはびこる貴族社会を痛烈に皮肉ったホガースの代表作。演劇の舞台を作るように、6枚の油絵でストーリーが構成されています。 若き日のホガースは、レスター・フィールズの彫刻師エリス・ギャンブル(Ellis Gamble)に弟子入りし、カードなどを彫ることを学びました。ゆえに、後に、版画連作も庶民に人気を博し、「風刺画の父」とも呼ばれます。 そして、首都ロンドンの街の光景やフェア(お祭り)などに興味を持ち、彼が見た人物たち、キャラクターを夢中になってスケッチしていました。 ねっ、だからあそこには肖像画(似顔絵)を描いてくれる人達が、一年中、座っていて・・・ そして、この時季には、彼が好きで興味深く観察した移動遊園地も設置されるってなわけ。 |
by rie-suzuki67
| 2007-12-09 06:40
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