旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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ロンドンの 「ガス燈」 200年
小さな「炎」、見えますか? 本物のガス燈(Gaslight)です。
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「"ガス燈" 発祥国(ガス<石炭ガス>を照明に利用することを思いたった国)は、どこの国?」と聞かれたら・・・

(ガス燈に限らず発祥物でわからない時は)とにかく「英国」と答えてみるのが、賢い選択。

発明(発祥)は沢山するけれど、その後の進歩・発展を自らの手で行わないところが、(保守的な)英国気質。そういう物が沢山ありすぎて、本気であきれています

かつては 4 万本、213 の通りに設置されていたガス燈、現在はブリティッシュ・ガス・カンパニーによって1580本が管理運営されるのみ。ということは・・・
はい!タイム・スイッチで自動的に点火する仕組みになっています。
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その昔は、種火を持って町中のガス燈に火をつけて回る「ランプライター」(Lamplighter)と呼ばれる人がいました。

現在もランプライターの手によって、直接、点火がなされている場所は、ウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、ケンジントン宮殿、セント・ジェームスズ宮殿といった完全に屋内のガス燈のみ。

(リッツ・ホテルの隣にある)私がよく行くグリーン・パークに設置されている照明は、すべて(タイム・スイッチ式)ガス燈で、電灯は一本もありません。

ガラスケースの中に何やら小型の機械らいしきものと導火線のような棒がみえたら、それはガス燈です(わかりやすい)。

しかし、このガス燈の灯りだけでは、ちょっと足りないんですよね~。で、普通の電灯とミックスで設置されている通り(道)もあります(↓)
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今時の英国の電灯(↑↓)は、日本とは比較にならないほど、背が高いのです。道全体を上から照らすので、見通しがよく明るいのです。
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さて、話を戻して、世界で初めてガス(石炭ガス)を照明に利用することを思いたったのは、英国人(スコットランド人)のウィリアム・マードック。

世界で最初のガス燈は、1797年マンチェスターの警察長官の家の外灯。ロンドンに設置されたのは1807年パル・マル街(Pall Mall, トラファルガー広場の北側から西にまっすぐ伸びた道)に32基。

広く一般にガスを供給するガス会社の設立も、世界初は1812年「ロンドン・ガス・ライト・アンド・コーク・カンパニー」。日本は遅れること60年後の1872年に(もちろん)横浜に「日本社中」が設立されたのが初。
by rie-suzuki67 | 2007-01-06 07:31 | :: The First in theW
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「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp