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旬の英国便り
by RIE SUZUKI, meet Britain
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渋抜き、且つ 種無し!親切すぎる "柿"
「柿」のことを英語では、persimmon と言いますが、実生活においては、「シャロン」(Sharon)という名前が(欧米では)一般的です。
渋抜き、且つ 種無し!親切すぎる \"柿\"_a0067582_9591694.jpg

近年、欧米では、イスラエル産の(渋抜きした)柿が、「シャロン・フルーツ(Sharon Fruit®)」という名称で流通するようになったため、"Persimmon" よりも "Sharon" として、市販されていることが 99.9% 。

この「シャロン・フルーツ」は登録商標のため、イスラエル産以外の柿を「シャロン・フルーツ」として販売することは違法になります。

英国の果物、ラベルの原産国を見れば大抵がスペイン産です(英国では「りんご」くらいしか果物は栽培できないはず)。この柿も、「やっぱり!スペインよねっ!」と思ったのは、ラベルの "Sharoni" という文字。

"- i" が付いてるスペイン語?! すれすれの名前。

この柿、渋みが全くなく、甘くて、とても美味しいのですが(渋抜きされているから、あたりまえなのですが)、少しは、天然の渋みが欲しいと贅沢な悩み。

おまけに種無し。種無しフルーツの多い英国なので、種があったら、売れ行きに響くだろうけれど、柿は、、種を守るかのような(種の)周りのシャキッとした部分に(噛みごたえに)変化があってよいのですよ~!

まあ、美味しいけれど・・・
by rie-suzuki67 | 2007-01-02 09:49 | :: Food & Beverages
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「英国と暮らす」 apd2.exblog.jp