忙しい女王 - Remembrance Day - |
こんな、4つもポピーをつける方法(お洒落)があったんですね~?! 普通は一つなんですけど、女王、意外とお洒落だな~と感動(↓) 今日(月曜日)、バッキンガム宮殿の前を通ったら、女王がいなかった。週末は、Remenbrance Day (詳しくはこちら)の様々な行事で多忙だったはずなので、今日はゆっくり休んでいるんだろうと思ったら、いないのです。もうお歳なのに、ハードスケジュールですな~。 (先週末は、バッキンガム宮殿に女王が居ることを示すロイヤル・スタンダードが掲げられていたが、今日は、ユニオン・フラッグだったということ) さて、私が、土曜日にヒーヴァー城に向かって田舎道を歩いてる最中(11/11, 11:00am)、英国は2分間の黙祷(↓) 同時に、シティー・オブ・ロンドンの市長(Lord Mayor of London, 選挙で選ばれるグレイター・ロンドンの市長 Mayor of London ではなく、金融街シティの名誉職市長)のパレード Lord Mayor's Show (800年の歴史を持つパレード)がスタート(↓) 私も、10月末から、ポピーを胸に付けていたのです(↓) お陰で、この時季を初めて英国で過ごすのであろう日本人8人位に、この花の意味を聞かれ、繰り返し説明するはめになり、うんざり(どのチャンネルをひねっても、テレビで、皆、花をつけているし、街でも見るので、誰でも、何だろう?と思うのです) そして、この募金活動を行う Royal British Legion の方々、退役軍人のお年寄りの方ばかりで、朝の駅舎や道で募金活動を行っている姿を見かける度に、体に悪いのにと心配になっていました。 最寄の事務所は、ここでしょうかね?! チャールズ皇太子の住むセント・ジェームズ宮殿の斜め向かいにあります(↓) そして、土曜日の晩は、ロイヤル・アルバート・ホールで戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance) 近衛師団、英国空軍、英国海軍、英国陸軍、アイルランド連隊などの楽団、コモン・ウェルス諸国の軍隊がパフォーマンスをみせた。戦没者追悼というより、栄誉を讃えるイベントという感じで、日本がこんな形で追悼イベントをやったら、反発をくらうでしょう。やはり、二つの大戦の勝利国がなせるわざ。 基本的には、女王に捧げるイベントゆえ、曲の終わり、パフォーマンスの終わりには、必ず、女王が座っている方向を見上げるのが印象的で、コンサートの最後は、当然、英国国歌の「女王万歳」ですし・・・ 今年は、マンチェスターの大司教が言葉を捧げました(↓) 最後の最後は、やっぱり、天井から赤いポピーが降ってきて、ポピー・フィールド(↓) そして、翌日曜日(Remembrance Sunday)には、ホワイトホール(官庁街の道)にある戦没者慰霊碑(セノタフ)で、追悼式典。道の真ん中に立っている白い慰霊碑が見えると思います。 ロイヤルファミリーや首相、英国内の様々な宗教寺院の長などが花環を捧げ、その人らが退席した後に、この様々なソルジャー団体がマーチング。気が遠くなります・・・ 車道を埋め尽くし、待機しているのは全てソルジャー団体。一般の人は、歩道から眺める(↓) ロイヤル・フォース(英国空軍)が空から赤いポピーを降らせて、ポピー・フィールドをつくるわけでるが、この一連のこと(コンサート&式典)を、私は、テレビで見ることにしたのです。どうせ、近くで見れるわけもなく、テレビの方が全様がわかるので・・・ |
by rie-suzuki67
| 2006-11-14 05:53
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