雲低く、地上を覆う |
英国の「雲」については、a+ discovery vol.1でも何度となく書いてきましたが、切れ間のない、低く地上を覆う雲というものが、どんなものかの例: 冬場にこんな所で暮らしていたら、「ノイローゼになる夏目漱石の気持ちもわからないわけではない」と以前も書きましたが、私は、英国名物って気がして、これがないと英国という気がしません。まあ、低い雲が好きということです。 この写真(下)を使うついでに、英国バージョンの「モン・サン・ミッシェル」を・・・ これは、英国にある「セント・マイケルズ・マウント」(St. Michael's Mount)。フランスの「モン・サン・ミッシェル」(Mont Saint Michael)は、日本人によく知られていますが、ドーバー海峡を隔てて同じ名を持つ小島は、いずれも、ケルト人の聖地。英語か、フランス語かの違いだけで、両方とも「聖ミカエルの山」と言う同じ意味。聖ミカエルは、航海や船の守護聖人です。 干潮時には、こちらも小島へ渡るための石畳が現れます。 1070年にフランスバージョンと同じ僧侶によって寺院が建てられ、1500年代に僧院から城となりました。現在は4代目城主(Lord St. Levan)がお住まいですが、一部公開されています。 |
by rie-suzuki67
| 2006-05-28 04:24
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