ブルー・カリコ |
マーブル・アーチのところに「タイバーン」(The Tyburn)というパブがあります。 英国最大のパブチェーン「ウェザースプーン」(Wetherspoon)の傘下に入っているので、ウェザースプーンのスタンダードに従った(日本でいうところのファミレス感覚の)豊富なメニューと低価格が特徴。 このパブ「タイバーン」で、私は早朝の仕事が終わった後などに朝食を食べることがあります(英国中、ウェザースプーンでは、各種朝食メニューは12.00noonまで注文できます)。 よく食べるのが、トラディショナル・ブレックファスト(Traditional Breakfast, 4.29ポンド)。 「タイバーン」店だけなのか、または、朝食メニューはどのウェザースプーン系パブでもそうなのか、わかりませんが、いつも、トラディショナル・ブレックファストは、バーレイ社(Burleigh)の人気シリーズ「ブルー・カリコ」(Blue Calico)の皿でサーブされるんです! 英国の「陶器の里」と呼ばれるイングランドのストーク=オン=トレント(Stoke-on-Trent)で創業(1851年)し、現在もそこに窯を持つバーレイ社のブルー・カリコは、氷の上のプルナス(桜の一種)をイメージし、長い冬を越えて凍った土を割って顔を出した春を表現しています。 英国正統派のクラシカルな、また、田舎風で温かみのあるテーブルウェア。 (直径26.5cmの)通常価格は、一皿15ポンド(約2,700円)。パブが使う食器としては、若干、分不相応という感じのよすぎる皿。 でも、ブルー・カリコが醸し出す素朴な英国風朝食タイムをお外で持てて大歓迎! 因みに、ラージ・ブレックファスト(5.29ポンド)もあり、こちらは、1ポンドだけの違いでトラディショナル・ブレックファストのアイテムが各二倍の量になります。 ところで、8.00amからオープンしているウェザースプーン系のパブ。パブですから、ちょっと立ち寄って朝っぱらからビールを飲んでもいいか?というと・・・ お店側に責任があり、アルコールの提供が許されるのはイングランドの法令では10.00am以降(スコットランドの法令は11.00am以降、というふうに法が異なります)。 ファミレス感覚ですから、お酒だけではなく、ソフトドリンク、各種コーヒー・紅茶・・・なんでもあります。 |
by rie-suzuki67
| 2014-09-24 05:32
| :: Food & Beverages
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