名づけて「ステーション・スクエア」 |
鉄道駅と一体となった建築美の相乗効果を生むステーション・ホテルは世界に数多ありますが、鉄道駅との一体感から(プラットホームを眺めながらの)緑のオープン・エアーという驚くべき場所もあります。 ロンドン・リバプール・ストリート駅(Liverpool Street Station)は、何の変哲もないつまらない駅だと思っている方へお薦めの場所です。 駅構内(コンコース)は、確かに、改札から先のプラットホームが全く見えないので、どーってことない感じがしますが・・・ プラットホーム・ナンバーごとに設けられた幾つもの改札の一番左奥(改札に向かって左)、Bootsの前には、プラットホームに沿ってのびた通路があります(↓) 真っ直ぐ進むと表にでますが(↓) そこには、(先ほどのコンコースと向かい合うように)「エクスチェインジ・スクエア」(Exchange Square)というオープン・スペースがあります。 卓球台や、カフェ・バーのテーブル席からは・・・ プラットホームが一望できます。 もちろん、平日は、金融街であるシティの高収入ビジネスマンでイモ洗い状態ですが、休日はガラン、ガランなので、静かで落ち着く場所です。 冬にはアイス・スケート・リンクが設置され、夏場のイベントではこの広場から(ガスを満タンに詰めて)気球が上昇するなど・・・ でも、遠い昔は、ここは駅舎の先端で線路でした。その線路の上に・・・、人間ってすごいなと思います。 |
by rie-suzuki67
| 2014-05-06 08:35
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