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旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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リヴァー・テラスと画家たち
サマセット・ハウスの中庭を抜けて、正面の建物中央の Seamen's Hall(という名前のエントランス・ドア)から入って、そのまま向こうのドアから出ると・・・
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ドアの向こうは、リヴァー・テラス(River Terrace)。(↓ 写真は横からですが、リヴァー・テラスの中央に出ます)
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暖かな陽気なので、たくさんの人が寛いでいますが、私は、札幌から一年10ヶ月ぶりに戻った友人と1月11日午後4時頃にも、ここを訪れています。
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その時は、夜景を見るために人がチラホラいたものの、そんな寒い中でテーブルでおしゃべりをしている物好きは私たちだけでした。
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サマセット・ハウスの中庭と建物をわざわざ抜けてこなくても、このリヴァー・テラスには横の通り(ウォータールー・ブリッジの袂)からも、そのままは入れます。
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このテラスからテムズ河セント・ポール大聖堂と共に風景画を描いた画家、または(ウォータールー・ブリッジが架けられた後は)橋の袂からこのテラスを描いた画家が数多いるほど有名な景色です。

1750年、ヴェネツィアの景観画家、カナレット(Canaletto)がロンドンを訪れた時に描いた "The Embankment"(↓)
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英国人が愛して止まないジョン・コンスタブル(John Constable)のオイル・スケッチである "Somerset House Terrace from Waterloo Bridge" (1819)↓
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見ての通り、昔はテムズ河がテラスの下まであり、だから、River Terraceだったんです。

英国・北アイルランド出身のジョン・オコナー(John O'Connor)が、1872年頃に描いたサマセット・ハウスのリヴァー・テラス(↓)
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15年前、私がはじめてリヴァー・テラスの存在を知ったのも、ジョン・オコナーのこの絵画。「この場所に行ってみよう!」とウォータールー・ブリッジを目指して歩いた、あの2月の冬の日を思い起こさせます。

(因みに、ジョン・オコナーの代表作といえば、セント・パンクラス駅の風景画です)
by rie-suzuki67 | 2014-03-16 10:17 | :: Architecture
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