西洋スイセン |
英国の春のシンボルカラーは「黄色」。そして同時に、春のシンボルといえば「ラッパ水仙」(Daffodil, ダフォディル)。 ハンプトン・コート・ガーデンの(宮殿建物の東側の庭)「ザ・ワイルダーネス」(The Wilderness)では、ラッパ水仙が咲き乱れています(3/29迄の冬季期間中は、宮殿の建物以外は、すべての庭に無料で入ることができます)。 スイセンは、園芸用に幅広く品種改良がなされ、数多の種類がありますが、品種改良の中心地は、栽培に気候が適している英国が草分けで、オランダと日本がそれに続いているそうです。 英国で水仙といえば、西洋スイセンの代表格といえる「ラッパ水仙」(Daffodil)。 この威勢のよい頑丈な、そして強烈な「ラッパ水仙」を見ていると、時々、か弱い感じのニホンズイセンが見たくなります。 ウェールズの守護聖人である「聖デイビッドの日」(3月1日、Saint David's Day)には、ウェールズでは国花である「ラッパ水仙」(Daffodil)を身に着けたり、家に飾る習慣があります。(イングランドでも、お花屋さんやスーパーマーケットのメインを飾って売られているので、購入していく人が多いです) この水仙(↓)は、「ダブル・ダフォディル」の一種で、一つの茎に5つも花をつけている鈴なりの水仙。 |
by rie-suzuki67
| 2014-03-08 08:12
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