(空の)ケーブル・カー |
毎年夏になると必ずロンドンを訪れてくださるお客様でもあり、大の友人ともいえる素敵な女性と二人でグリニッジ(Greenwich)へ。 彼女は60歳を過ぎていますが、勉強家で、その上、健脚の持ち主! 「ノース・グリニッジ・アリーナ」と「ExCelコンファレンス・センター」というオリンピックの2つのサブ競技会場を最短で結ぶ交通手段として(また「ロンドン・アイ観覧車」同様にアトラクションとして)建設された「エミレイツ・エア・ライン」ケーブル・カーに乗ってきました。 テムズ河をケーブル・カーで横断するわけですが、私たちはRoyal Victoria駅に近いドックから乗車。 紙の切符を買わなくても、Oyster Card(日本のスイカやイコカみたいなもの)で乗れるので、まったく並ぶ(待つ)ことなく乗車できました。 販売機で切符を買う人は片道4.3ポンドですが、Oyster Cardで改札を入る人は片道3.2ポンドとお得です。 日本では丘を登るものをケーブル・カー、空はロープウェイ(若干、和製英語)といいますが、英国ではいずれもケーブル・カー(Cable Car)と呼びます。 丘を登るケーブル・カーは、英国の海岸の町にたくさんありますので珍しいものではありませんが、空のケーブ・カーは英国最高峰であるベン・ネヴィス(フォート・ウィリアムの町)といったスコットランドのスキー・リゾートの山岳地帯にしかありませんから、大変、珍しい乗り物です。 さて、この都市型としては英国内初となるケーブル・カー、混んでいる時はスピードを上げるので片道5分だそうですが、そうでない時は片道10分でゆっくり堪能できます。 実際、私たちは10分以上乗っていた気がするほど大満足のケーブ・カーでした。 オリンピックのメイン会場であるストラトフォードも見えます。 何もありませんが、一応、反対側も(↓) 間もなく、ノース・グリニッジのドックに到着。 |
by rie-suzuki67
| 2012-08-29 16:57
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