ことわざ 「4月の雨は5月のバラを咲かす」 |
昨年の(ロンドンの)薔薇事情はといえば、雨が少なくて、つぼみの段階で枯れてしまっているものが多かったのですが、今年の薔薇はとても綺麗に咲いています。 4月、知人に私が「今日も雨、明日も、今週は雨が続き・・・」と愚痴をこぼしたら、「4月の雨は5月の花を咲かす、ということわざがあるそうですよ」と。 それなら、今年は素晴らしい薔薇が見られる!と期待に胸を膨らませて待っていました。 毎年、この時季になるとハイド・パーク内にあるローズ・ガーデンに足を運ぶのが恒例。 薔薇にも早咲き・中咲き・遅咲きの品種があるので、ダイヤモンド・ジュビリー連休前と一昨日の二回、楽しみました。 実は、このことわざ、正しくは以下: March winds and April showers bring (forth) May flowers. 日本のことわざに置き換えると、 ・苦あれば楽あり ・禍福はあざなえる縄のごとし ・雨降って地固まる 花や、ましてや薔薇をさして語った言葉ではなく、「雨降って地固まる、苦あれば楽あり」ということなのですが・・・ 長い冬の間、花を待ちわび、そして冬の終わりを告げるスノー・ドロップから始まる(順に咲き出す)花々を追いかけながらの花暦をしながら春・夏を待ち焦がれる年月を過ごす私にとっては、その解釈をそのままダイレクトに「4月の雨は5月のバラ(花)を咲かす」と受け止めたくて・・・ 英国の品種改良された薔薇は、つぼみの時と咲くに連れての色が変わっていくものが多いので大好きです。 紫色の薔薇(↓) |
by rie-suzuki67
| 2012-06-13 01:15
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