旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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ツツジと石楠花、オーガスタのアザレアは!
ツツジか?石楠花か? そんな見分けを、毎年この時季にしている自分が、いい加減、嫌!

ツツジも、石楠花も、同じツツジ科ツツジ属で、いずれであっても"Rhododendron" (ロードデンドロン)。ツツジの名所で壮大なツツジと石楠花をみていると、途中から、もう、どっちでもいいんじゃない?!という疲れた気分に。

ガーデンで名札が立てられている場合、各種の花を限定するのは、その後に続く"Rhododendron xxxx"(ロードデンドロン・●●●)の部分。

日本では、ツツジ属に含まれる「ツツジ」や「石楠花」を分けて呼ぶ慣習がありますが。
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そして、家の前の公園内を歩いていたら、アメリカ・ガーデンの中にツツジが咲いているのを発見! 遠目に、又は、正面から見ている分には、小さな可愛らしいツツジ。
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でも、いろんな角度から写真を撮っているうちに、「あれ?石楠花だ!」と気づいてしまいました。(それに気づいたことすら、もう、嫌)

石楠花は、枝頭部に5~10輪の花が咲き、球状にまとまった形を作ります。横から上の方の花を見たら丸いし・・・
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蕾の状態のを数えたら蕾が枝先に10個前後ある!
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そして、植物はどんなものでもをみて見分けるのが基本ですが、光沢があるじゃないですか!

(ツツジは、3輪が基本で、葉や枝に照かりがなく毛が密集)

アザレア(Azalea)は、ヨーロッパで品種改良された「西洋ツツジ」の呼称なので、無理に英語でアザレアと言うと、日本のツツジにならないんじゃないか?と思ったり・・・

「アメリカ・ガーデン」ですからね~、今更ながら、マスターズ・トーナメントの行われるオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブの "ホールNo.13 – Azalea" って、ツツジじゃなくて石楠花だったりして??と疑問が頭を過ぎり・・・

画像検索で沢山の写真を見たら、(ジョージア州産)米アザレアもあるけど、やっぱり、石楠花も混ざってる!
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気がついたことを喜ぶよりも、知ってしまったことを悲しんでいるのは、日本人(の私)だけか?
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by rie-suzuki67 | 2016-04-29 07:57
"Sequins and Cherry Blossom"
写真は自分の好きなように撮ればいい、と放っておくと・・・

帰国後、誰かにその写真を見せている時に指摘されて知り、「なんで教えてくれなかったのかしら!」と、(直接のお客様の場合は)不満を、(旅行会社からの依頼の場合は)質・能力を問う苦情に。

ゆえに、有名な知られた構図がある場所では、「一応、ご案内をさせていただきますと・・・」と申し上げ、不思議なことに今まで、誰一人としてそれを無視した人がいないどころか、「あら、それいうのを教えてもらわないと!」「それを撮らないと!」と。

この時季のこの場所がその一つ!

毎年この時季、リージェント・パークは、チェリーの木が満開!インナー・サークル内のクイーン・メアリー・ローズ・ガーデンと同時期に(ガーデンへ導くための演出として)設置されたチェスター・ロード(Chester Road, 別名The Avenue of Cherry Trees)の桜並木は・・・

"Sequins and Cherry Blossom"と呼ばれる有名なアングル(構図)があるんです。
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Sequin(シークイン)… 洋服などの装飾としてつけるキラキラしたスパンコール

このゲート()は・・・
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クイーン・メアリー・ローズ・ガーデンの頭にあるローズ・サークルの所に位置し、(Chester Road Gateという正式名称よりも)親しみを込めて愛称Sequins(シークインズ)と呼ばれています。

そして、チェスター・ロードの突き当たりには・・・
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リージェント・ストリート&左右の建物を、(セント・ジェームズ宮殿から王室の狩猟の場リージェント・パークへ向かう「王の道」の終着点として)設計した都市建築家ジョン・ナッシュによる白亜のチェスター・テラス(1825)が建っています。

「シークインズ+桜並木+チェスター・ハウス」のショット・・・桜並木が主役のはずなのに???? と疑問ですが。

因みに、去年までは、「桜(Sakura, Japanese Cherry)並木」でしたが、寿命により昨年夏に撤去。今年1月に、新たなチェリーが植えられたばかり。

1978年に植えられた二代目の桜は、真っピンクの八重の花びらを持つ花をたわわにつけるボリュームたっぷりの重八重桜Kanzan(関山桜)。紛れもなく「桜並木」でした。

しかし、新たに植え替えがなされた木は、1980年代にベルギー品種改良されたSunset Boulevard(サンセット・ブールバード)という名のBelgian Cherry
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アップライトで幅を取らない、細く、そして、縦に枝をほうきのように上に向かって伸ばす大通りの街路樹として適したチェリー。

ロンドンには何百という種類のチェリーが存在しますので、一ヶ月間は、Sakura (Yoshino Tree or Kanzan) を含め沢山のCherryの花、並木を楽しめます。

私が、(日本語で話す時)「桜」と「チェリー」を言い分けている理由はこれです。
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by rie-suzuki67 | 2016-04-28 05:48 | :: Plants & Parks
ロンドン一(いち)のチューリップ・ベッド(花壇)は・・・
リージェント・パーク内(南東角に位置する)アヴェニュー・ガーデン(Avenue Gardens)。只今、真っ盛りです!
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真っ直ぐ伸びたセントラル・アヴェニューの両サイド。東サイドは、「ノット・ガーデン」(knot garden)↓
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エリザベス一世の16世紀に登場するチューダー様式の庭の一つで、[ ノット=綱の結び目 ] 模様を常緑低木を使って描き、間に草花を植えた花壇。
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西サイドには、古典主義が復活した19世紀ヴィクトリア朝庭園の中心技法である「カーペット・ベディング」(carpet bedding)↓
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整形的な空間に背の低い植物や花を密植し、絨毯模様のような効果を出した方法。
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これぞ、プロの庭!って感じですよね。

超ど派手なチューリップは、フラミング・パロット(Flaming Parrot)
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黒いのは、クイーン・オブ・ナイト(Queen of Night)
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個人宅ではお目にかかれない多種のチューリップがここにはありますので、それを見るのも楽しいですよ。
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by rie-suzuki67 | 2016-04-27 05:39 | :: Plants & Parks
スイカのシーズンが始まりした!
八百屋さんの軒先には並べきれないほどの丸ごとスイカ。
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運搬木箱車輪がついているからって、路上駐車扱いになるのか?
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歩道には、スーパーマーケットのトローリーまで活用。値段を見たら丸ごと1個65p(ほぼ100円)。仕入れすぎたのか、安すぎ!

年間170,000トンを超えるスイカがギリシャから。その他、メキシコ、スペイン、イラン、アメリカ、シリア、ベトナム、イタリア、モロッコ、トルコ、タンザニア、キプロス、ブルガリアから、英国に運ばれて来ます。
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スイカのシーズンの始まる晩春4月下旬のスイカは、スペイン、モロッコ、タンザニア、キプロス、イランからのもの。そして、満を持してギリシャのスイカは6月! 日々、3, 4日をかけて到着。

陸路は全て冷蔵トラックであることは言うまでもなく。
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スイカのシーズンは9月下旬に終わりますが、スイカ輸入を一手に担っているのは、1973年創業のC&M Watermelon Imports Ltd

年間スイカ輸入取り扱い4,000,000トン強と言われているファミリー・ビジネスの会社。すごいね。
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by rie-suzuki67 | 2016-04-24 20:28 | :: Food & Beverages
Ms. Cath Kidston、まっこと英国人!
英ファッション・デザイナー、58歳のキャサリン・キッドソンさんのお店で("Cath Kidston"ですが)、女王様の90歳をお祝いする商品をみて・・・
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さすが!というか、もちろん!というか、「うーん、キッドソンさんは、まともな英国人だな~!」と、より一層、しみじみと深く感じ入ってしまいました。

今日(4月21日)は、英国王(女王様)の本当の誕生日。

女王様が"我が家"ととらえておられるその場所は、(バッキンガム宮殿ではなく)戦前・戦中・戦後を通して、家族との思い出がたくさん詰まっているウィンザー城です。

ご両親の眠るウィンザー城敷地内に建つセント・ジョージ・チャペルに、女王様も埋葬されることを望んでおられるようです。

毎週末をウィンザー城で過ごされているのですが、私が想像するに週末だけではありませんねー!

仕事でウィンザーには頻繁に行きますが、金曜日(もうご到着なのね?)、月曜日(まだ出発されていないのね?)、火曜日(何か公式行事があるのかしら?)という具合に、かなりの確率で国王旗が棚引いているのをみて確認しますので。

「女王様とバッキンガム宮殿」の組み合わせはお土産グッズの領域で、自然な組み合わせは「女王様とウィンザー城」

キャサリン・キッドソンさんは、がベントレー(Bentley)のレーシング・ドライバー、そして、キャメロン首相の奥様のサマンサ・キャメロンさんの(父方の)祖母。

そういうお方が、まかり間違っても、「女王様とバッキンガム宮殿」の組み合わせを描いたりなどしないのです。

今日の空(↓) 新緑の緑と青空!それは、地球の宝。
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by rie-suzuki67 | 2016-04-21 07:58 | :: Royal Family
ハイド・パークのフラワー・ベッド
Mix & Matchで構成された英国らしいフラワー・ベッド。
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ハイド・パークのこの花壇(サーペンタイン池近く)には、毎年、約20種類ぐらいの植物が植えられていますが、突っ立ったまま、又は、「わー綺麗!」と通り過ぎるだけでは気がつかない花々をみるために・・・
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目線を下げて屈んでみましょうか~?! ミツバチになった気分で。
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とても深い世界が見えます・・・
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そして、ブルーベル、その名の通り青が一般的ですが・・・
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他の白やピンクも一度に見たい!という場合は・・・
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やはり、ハイド・パークがお薦めです。
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(イングリッシュ・ブルーベルではなく、スパニッシュ・ブルーベル、又はスパニッシュとのミックスですが・・・)
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by rie-suzuki67 | 2016-04-19 08:44 | :: Plants & Parks
お薦めの「いちご泥棒」
リバティ百貨店製なのに、ジョン・ルイス百貨店にしか置いていないビスケット筒をご紹介します。
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ウィリアム・モリス(William Morris)が、自宅の庭のキッチン・ガーデンでフルーツを啄ばんでいるツグミからインスピレーションを得て、1883年にデザインした”Strawberry Thief” print (いちご泥棒)。

ウィリアム・モリスといえば、誰もが、真っ先に頭に浮かべる代表的なファブリックの絵柄。

そして、リバティ百貨店がこのStrawberry Thiefをリバティ・プリントとして売り出したのは1979年のこと。"FLOWERS OF LIBERTY" collectionの中で最も人気があり、同時に、"Tana lawn" collectionを代表するクラシック・ファブリック。

*タナ・ローン(Tana Lawn, リバティ百貨店がスーダンのタナ湖付近で採取されるツヤ、手触り、しなやかさ、軽量、ドレープ性が綿とは思えないほどの上質の超長綿を、広く提供したいと開発した綿ローン布地)

*ファブリック (Fabric, 生地や織物のこと。カーテン、テーブルクロス、椅子、ソファの張り布地や、クッション、ベッドカバーなど生地や織物)
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日本からいらした方の中には、実際に、布地購入目的の方もいらっしゃいますが、単純に、リバティのお土産を・・・という方は、リバティ・ギフト(リバティ・プリントのハンカチ、針刺し、ソーイングセット、ビスケット、紅茶など)が良いと思いますが・・・・、実は、このお薦めビスケット(↓)は、リバティ製なのにリバティ百貨店には置いていないんです!
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ジョン・ルイス百貨店(John Lewis)でしか買えない!

リバティ百貨店のビスケット&紅茶の缶は、銀の缶にラベルを貼り付けただけ(?)というものが多いですが、ジョン・ルイスに並んだものは、缶に直接印刷されたものということにも驚き。

上のビスケットの筒は、しっかりしたダンボール製ですが、小さくて可愛らしいんです!(三種類のビスケットにより色が違います)

ピンク色Strawberry flavoured shortbread biscuitsが一番人気なので、一番多めに陳列されています。

水色はSalted Caramel Biscuit、紫はDouble Chocolate Biscuit。

小さいし、一つ6ポンド(リバティ製品にしてはお安い!)なので、ちょっとしたプレゼントやお土産にGood!

なぜ、二本、私が買ったか? それは私の妹だけが知る(笑)
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by rie-suzuki67 | 2016-04-19 06:11 | :: Shopping
バラになったネルソン提督の愛人
数日、暑いぐらいのお天気で(半袖シャツでOKなほどで)、こんな日は、目の前を、車や歩行者が行きかっていない静かな場所で、まったりと、ぼーっとしながら、お茶をしたい!と思い・・・
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ご近所といえばご近所の(すぐ行ける)ハムステッド・ヒースケンウッド・ハウスのカフェテリアへ。
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ここでお茶しながら、ぼーっとするだけが目的。

夫婦で新聞を読んでいる光景に、私も、新聞か、本を持ってくればよかったと後悔。
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隣のロッジで売られているデイヴィッド・オースティンのバラの中に・・・
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Lady Emma Hamiltonという名前のバラが・・・
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by rie-suzuki67 | 2016-04-15 09:50 | :: Famous People
Cerebrate Her Majesty The Queen's 90th Birthday!
90歳のお誕生日を祝うRoyal Collection (Trust) Shopのお菓子などが、王室関係施設のギフトショップや、王室御用達のスーパーマーケット「パートリッジ」などに入荷しだしました。
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この時期(7月頃までに)、英国を訪れた人しか買えない記念デザイン入りですから、(美味しいとはいえませんが)記念に、お土産に、よいかもしれません(缶がね!)
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英国王の公式の誕生日は、ジョージ2世がに定めた1748年以来、"夏のお天気の良い土曜日"(変動誕生日)。

大抵は、5月末から6月第三土曜日までの間で、今年の国王公式誕生日は、6月11日(土)だそうです。

王政復古(1660年)を遂げたチャールズ2世が、国威を示すために始められた国王誕生日の祝賀パレードが起源と考えられ(チャールズ2世の誕生日は5月29日であり、在位も5月29日から)、毎年、英各国軍隊が、ロンドンの近衛騎兵練兵場 (Horse Guards Parade) で、女王様に敬礼行進を行うTrooping The Colour(軍旗敬礼分列式)が催されますので、もちろん、お天気の方がよいですよね。
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そして、女王様の本当の誕生日は、1926年4月21日ゆえ、この前後20, 21, 22日はウィンザー(城)でプライベートなお誕生行事があり、22日にはオバマ大統領を迎えてプライベート・ランチョンを予定しています。

人のメデタイことを自分のイベントとして楽しむ英国民気質ゆえ、各地で町内のストリート・パーティーなんかが予定されています。
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by rie-suzuki67 | 2016-04-12 07:10 | :: Royal Family
Stone Mushrooms
グロスターシャーのブロードウェイ村(Broadway)のハイ・ストリートでも・・・
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イングランドの田舎の名物というべきオーナメントのストーン・マッシュルーム(Stone Mushrooms)を見ることができます。
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元々は、(日本で云うところの"高床式倉庫"同様に)、穀物倉庫の足として配置されたもので、害虫や水の浸透から貯蔵穀物を保護するためなのですが、その主たる目的はマッシュルームの形状からも想像がつく通り、「ねずみ返し」です。
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ガーデニングの分野でオーナメントとして有効活用されるようになると、その形状から通称「(アンティーク・)ストーン・マッシュルーム」と呼ばれるようになったわけですが、正式には(単純に)Staddle Stones(土台石)といいます。

「ねずみ返し」といっても想像しづらいので、ご参考までに、地方に点在するカントリー・ライフ・ミュージアムなどでしか(簡単に)見ることができない本来の姿(倉庫)はこんな感じ(↓)
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by rie-suzuki67 | 2016-04-10 06:43 | :: Countryside
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp