旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
カテゴリ
検索
記事ランキング
以前の記事
画像一覧
外部リンク








<   2014年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧
Year of the Bus
赤いダブルデッカー(2階建てバス)といえば、ロンドンのアイコン的存在。
a0067582_5574381.jpg

2014年は、現在の2階建てバスの前身である「RTタイプ」と呼ばれる2階建てバスが誕生してから75年、そして、私たちが懐かしむ2階建てバス「ルートマスター」の誕生から60年
a0067582_5582539.jpg

その記念として、ロンドン交通局ロンドン交通博物館は、2014年を「Year of the Bus(バスの年)」に指定し、さまざまなイベントを展開しています。

10月20日からお目見えしたのは、まずは3つのルート上に、芸術的なペインティングのバスが置かた記念イベントの一環 "Sculpture trails"
a0067582_5585860.jpg
a0067582_5595445.jpg

更に4ルートがそのうち追加され、クリスマス前までご覧いただけます。
a0067582_60344.jpg

そして、いつもの通り、これらは期間終了後にオークションにかけられ、チャリティー団体に寄付されます。
a0067582_61287.jpg

国会議事堂前からヴィクトリア駅に向かってヴィクトリア・ストリートを真っ直ぐ歩いていくだけで、ご覧いただいている順に、こんなにたくさん置かれているので楽しめます。
a0067582_643575.jpg

これは(↓)、おまけとして、クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク内。
a0067582_654286.jpg

[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-28 06:05 | :: Annual Events
英国海軍発祥の「ダッフル・コート」と英国紳士「パディントン・ベア」
11月28日、今年のクリスマス映画として実写による「パディントン・ベア」の物語が封切られます。

セルフリッジ百貨店の一角には、プロモーションを兼ねた販売コーナーが設けられ・・・
a0067582_6441499.jpg

予告映像や(itvドラマ「ダウントン・アヴィー」でお馴染みの)俳優ヒュー・ボネヴィル(Hugh Bonneville)のインタビューなどが流れています(彼は、Mr. ブラウン役)。
a0067582_6445723.jpg

1958年に、英作家マイケル・ボンド作のパディントン・ベア シリーズ第一作「A Bear Called Paddington」が出版され、第二作、第三作・・・と続きました。
a0067582_6502440.jpg

パディントン・ベアのイメージを成すアイテムといえば、大好物のマーマレードサンドウィッチと・・・
a0067582_651857.jpg

幅広で前がキュッと上がった帽子とスーツケース、ダッフル・コートウェリントンブーツ
a0067582_6521427.jpg

でも、最後の二つはブラウン夫妻によってプレゼントされたものなので、元々、ペルーから密航してパディントン駅に到着した時には、(決して離したがらない、かなり傷んだ)ペルーのおじさんの帽子とスーツケースしか持っていませんでした。

ゆえに、映画のパディントン駅のシーンは、(原作の挿絵どおり)裸です。

ダッフル・コートウェリントンブーツ・・・、ブラウン夫妻は、トラディショナルな英国人です。
a0067582_6531513.jpg

そして、パディントン・ベアも、常に礼儀正しく、善意の人であり、際限なくトラブルに巻き込まれますが、それでも「物事を正しくしようと多大な努力をする」、外見も中身もまるで英国紳士のキャラクター。

さて、今日の主題は、ロイヤル・ネイヴィー(英国海軍)がその発祥と言っても過言ではない「ダッフル・コート」(duffle coat)。
a0067582_654334.jpg

「ダッフル」(duffle)、その名前は、使用されている防寒に優れた厚手のウールの布地の原産地であった、かつてのフランダース地方(現在のベルギー、アントワープ近郊)の都市デュフェル(Duffle, 英語発音:ダッフル)からきています。1600年代、デュフェルは、この布地で栄えます。

この布地を使った、防寒性のある、そして、利便性を考えデザインされたコート「ダッフル・コート」は、第一次世界大戦で、英国海軍によって使われ始めました。第二次世界大戦では、それが、更に改良されたものになります。
a0067582_6545727.jpg

テムズ河に停泊し、現在は博物館になっている HMS Belfast(国王戦艦ベルファスト号)などのパンフレットに載っている写真などが参考になりますが、寒い北方の海での任務にあたる艦上では、乗組み員から上官まで、皆、ダッフル・コートを着ています。

戦争博物館(Imperial War Museum)では、英国海軍のクラシックなダッフル・コートが販売されていますが、本来の英国海軍のダッフル・コートの特徴は(現在も、良いダッフル・コートと呼ばれる条件は):
a0067582_6562638.jpg

もちろん、本物のダッフル布地を使っており、帽子の上から被ることができる大きなフードを備え、制服やコートの上から更に羽織れるよう、非常にゆったりした、たっぷりの作り。

前部は手袋をしたままコートを脱着できるよう(ボタンではなく)木製トグル(toggle)を使用し、トグルと対になる麻紐ループで留めるのですが、前合せの右前・左前を簡単に入れ替えることもできる。

伝統的な色はキャメル色(現在は、黒、灰色でもグッド)。深い角ポケット。首のまわりを閉めるボタン付きのストラップがついている。

裏地は本来、無いのですが、現在は裏地がタータンであればベスト。

そして、現在の市販の多くとの大きな違いは、膝丈であること。現在、デザイン的に可愛らしいイメージなのは、丈が短すぎるからですね。
a0067582_6571449.jpg

本来は、もっと、長くて膝丈なんです。ゆえに、ダンディーな着こなしができ、その代表的な人物がモンゴメリー元帥・男爵(Field Marshal Bernard Law Montgomery, 1887-1976)。

彼のニックネーム "Monty" から、ダッフル・コートは別名 "Monty Coat" とも呼ばれています。

さて、英国海軍で防寒着として広く使用されたダッフル・コートですが、一般化したのは、大戦後、余剰在庫品が市場に出回ったことにより。

パディントン・ベアの出版年が1958年ですから、この当時はとてもブームだったと想像します。
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-23 06:58 | :: The First in theW
メアリー・アニングと化石
この女性は、自然史博物館(Natural History Museum)の入口を入ってすぐ右の "Fossil"(化石) のゾーン(Green Zone)にいるメアリー・アニング。
a0067582_4441285.jpg

彼女が登場すると、あっという間に、課外授業で訪れている子どもたちに囲まれてしまう人気者。
a0067582_4443763.jpg


>> 彼女の正体は・・・(続きをみる More...)
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-22 04:52 | :: Gal./Mus./Theatre
シンガポール・ウィーク
今日(月曜日)から金曜日まで、シンガポール共和国の大統領夫妻が、女王陛下のゲストとして英国を公式訪問されています。

バッキンガム宮殿にご滞在なので、宮殿前のマル通りには、(通常の英国国旗だけでなく)シンガポール共和国の国旗も、交互に混じって棚引いていました。
a0067582_65516.jpg

1800年代、英国の植民地の一つであったシンガポールは、戦後に独立。英国連邦(53ヶ国)を形成するメンバーの一国。

お隣のホース・ガーズ・パレードで空を見上げれば、今日も凄い速さで(「流れる」というよりは)走る雲(↓)
a0067582_6553825.jpg

そして、春・夏は緑色に茂っていた建物の壁を這うアイヴィー(Ivy, 学名:ヘデラ・ヘリックス Hedera helix)が、真っ赤になる季節。
a0067582_656895.jpg

※アイヴィーは、寒さに当たると、色が赤色に変わっていくので、「秋の紅葉」というよりも、冬の寒さが訪れたことを意味する変化。

マル通りに沿って、セント・ジェームズ・パークの中を歩けば・・・
a0067582_6563464.jpg

この時季の英国の風物詩ともいえる緑のの上の落ち葉
a0067582_657588.jpg

最初の写真から20分ぐらいしか経過していないのに、バッキンガム宮殿前に到着する頃には、もう空から太陽が消えてしまい別世界(↓)
a0067582_6572821.jpg

王室のガーデナーさんが、植え換えの準備のため、芝のマットを掘り剥がしては丸めて、運搬していました。

風景写真やイベントなど、柔らかネタが続きましたが、明日は、本来のちょっと難しい知識ネタをご紹介します。
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-21 06:58 | :: Plants & Parks
クリスマスへのカウントダウン
クリスマス・イルミネーションの設置が完了したオックスフォード・ストリート。点灯式を待つばかりですが、今年も、去年と同じ光る「まゆ玉」です(↓)
a0067582_8342080.jpg

そのオックスフォード・ストリートに連なる店々でも、クリスマスのディスプレーの設置が始まっています(↓)
a0067582_8344924.jpg

もちろん、デパート内には、既に、クリスマスツリー!ドイツやイタリアの伝統的なクリスマスのお菓子が陳列されています(↓セルフリッジ)
a0067582_8353418.jpg

すべて、10/19(日)の風景。風速が高いので、空を眺めていると、目がチカチカしてくるぐらい、もの凄い勢いでが流れて行く青空。
a0067582_8361126.jpg

[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-20 08:37 | :: ShowWindow&Illumi
シーシャを始めました
禁煙したわけではないので、自慢できることではありませんが、喫煙者の私といえども、他人が吸うタバコの臭いと煙、そして、飛んでくる灰は嫌なもの。

タバコを吸うことにより、空気中に放出されるのは、タール一酸化炭素。体内に入るものがニコチン

そこで、水タバコの原理を応用した電子タバコ(Electric Cigarette)に変えました。

本来のタバコにより、空気中に放出されるタールは、(室内であれば)壁など全てのものに茶色いベタベタが付着する原因。そして、タールが燃えて発生する一酸化炭素の煙と臭い。タールと一酸化炭素、この2つが無いのが電子タバコ。
a0067582_89433.jpg

本人が勝手に体内にニコチンだけを摂取しているというのが電子タバコ。※ニコチンのパーセンテージはいろいろあり、ニコチンフリーで0%もあります。

数年前に、普通の(日本製)電子タバコを試してみましたが、大きな違いを感じて切り替えられませんでした。

しかし、昨今、英国で人気のフレーバー・リキッドをタンクに入れて香りを楽しむ電子タバコを試したら、本来のタバコよりも快適なので、タバコを止めました。私は、洋ナシ、または、ヴァニラ・カスタードを、気分で吸ってます。

エジプトやモロッコでは「シーシャ」(Shisha)、トルコやブラジルでは「ナルギレ」(Nargile)、インドでは「フーカ」(Hookah)などと呼び名がありますが、基本的にはアラビック発祥の「香りを楽しむ文化」である水タバコの応用製品。

私の生活で何が変わったかというと、電子タバコは(何も放出しないから)タバコじゃない、と周囲が思っているため、(禁煙挑戦中の人を見るかのように)他人が寛容・優しい。

とあるホテルなどは、喫煙ルームの清掃費用がかさんでいたが、電子タバコのお客様によって、その費用が軽減されたゆえ、「Electric Cigaretteのお客様、Thank you!」とな?! 確かに、タールを落とすのは一苦労。

いくら電子タバコに関しての条例がないからといって、公共の室内で電子タバコを吸うと、誤解を生じさせますから吸う人はいませんが、Smokernon-smokerというくくりの中では、電子タバコの人はnon-smokerが適用されるため、日々が楽になりました。禁煙したわけでもないのに不思議な感じ。

ホテルの客室予約やアパートの賃貸契約などなど・・・、Smokerではないことになるので、そりゃもう日々が楽ですよね。

多種の香りがありますが、周りには何の香りのリッキドを吸っているのかわからないほど。ニコチン含有量もパーセンテージを落としていき、最終的には0%のものを吸えばよいのでしょうが・・・

これに切り替える際のポイントは、自分に合ったニコチン含有量。軽すぎると、吸った時に、喉にパンチを感じず、物足りない印象で、本来のタバコに戻ってしまうから。

電子タバコのお薦めみたいで、今日の内容は、全くもってよろしくないネタ。でも、只今、英国ではこれが流行っています。
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-20 08:13 | :: me-and-my-life
Steam Extravaganza
週末の二日間、キングス・クロス駅裏手のグラナリー・スクエア(Granary Square)は、一見、温泉場のような幸せなスチームの光景が広がっていました。
a0067582_6443452.jpg

1852年(開業)以来、160年以上もの歴史を刻むキングス・クロス駅。駅とその周辺、そして、蒸気機関車の黄金時代を知り、学び、楽しむイベント "Steam Extravaganza"。
a0067582_6451778.jpg

石炭をくべて、点検も完了!
a0067582_6465392.jpg


>> モデル・レールウェイ(ジオラマ)登場!(続きをみる More...)
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-14 06:57 | :: Annual Events
公衆電話ボックスの使い道
携帯電話の普及により、公衆電話の台数が減っていくのは世界共通。

では、携帯電話のために、使わなくなった公衆電話ボックスを使えないか?!

バッテリーの消耗が激しいスマートフォンを充電できる公衆電話ボックスの第一号機が、トッテナム・コート・ロード駅の交差点に、このほど登場。
a0067582_6104085.jpg

立案から着手まで14ヶ月をかけた、Solarbox という名称の太陽エネルギーの携帯電話充電ボックス。エコというイメージで鮮やかな黄緑色
a0067582_6121873.jpg

充電ケーブル(形状)も、機種に合わせて各種揃っています。
a0067582_6113264.jpg

これは、カースティ・ケニーとハロルド・クラストンによるもので、二人は、2013年度 第二回 ロンドン市長「低炭素起業家」賞(Mayor of London’s Low Carbon Entrepreneur of the Year Awards)を受賞しています。

デパートの中には、鍵付きの小型コインロッカーのような充電サービス機(30分無料)がありますし、鉄道の電車のすべての座席にコンセントが設置されている車両があることなどは、以前、ご紹介しましたが、これは、本当に急いでいる(今、切れると困る!という)人向きですね。
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-10 06:13 | :: Walk & Streets
Mini Protesters(小さな抗議者)
ロンドンアイ観覧車の隣にあるサウスバンク・センター‎(Southbank Centre)では、各展示室で様々なエキシビションが行われていますが、私にとっては、冬に居心地の良い場所でもあります。
a0067582_5121966.jpg

‎二階・三階には、たくさんのテーブルと椅子が置かれていて(三階がお薦め)、パソコンをしている人、書類を広げている人、新聞を読んでいる人、近くの店でテイクアウトして飲食をしている人・・・
a0067582_5124912.jpg

図書館のような個室的なテーブルもあります。
a0067582_5131746.jpg

売店もあるので、コーヒーを買って、雨の日、寒い日などは、(カフェよりも)ここの方が読書や(ちょっとした)仕事をするには快適(誰でもwifiに無料でアクセスできます)

先週末にここを訪れた人々に、世界をより良い場所にするための短いマニフェスト(コメント)を‎書いてもらったサウスバンク・センター。

そして、早速、小さなプラスティックの人々が、プラカードを持って出現。
a0067582_514144.jpg

階段の手すりや、壁のエッジ、チケットカウンター、売店のレジ‎、トイレなど、建物内のいたるところに、小さな抗議者が・・・
a0067582_515764.jpg

コメントはさまざまで、素朴なものから奇妙なもの、そして、重大な提案まで。
a0067582_5155372.jpg

More Chips Please! (もっと、フライドポテトをくれ!)が私のお気に入り。多くの料理の付け合せとなるチップス。この国では必須。

Never give up!
a0067582_5163237.jpg

Don't kill tigers! は、昨今の動物愛護。
a0067582_517012.jpg

サウスバンク・センターで行われているロンドン文学フェスティバル(London Literature Festival)の終了日(10月13日)まで、小さな抗議者が、いたるところにいますので、お気に入りのコメントを探してみては・・・
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-09 05:17 | :: me-and-my-life
英国で見かける面白い物
昨日などは、空が真っ青の晴天なのに、気温が10度なんていう午前中で、お昼時でもぶるぶる震えていました。
a0067582_3291877.jpg

さて、英国で見かける面白いもの、まず、一つ目は、"Double Wooden Window Pointer Ladder"。梯子です。

>> 続きを見る(More...)
[PR]
by rie-suzuki67 | 2014-10-07 03:28 | :: Walk & Streets
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp