旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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歓待・もてなしのシンボル「パイナップル」
かつて、とある建築上のオブジェについて、連想ゲームのように「パイナップルのような形の・・・」と表現されて、私に質問されたお客様がお二人だけいます。
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すごいですねー!どうしたら、パイナップルに見えるのか? 私には、未だに「松ぼっくり」にしか見えないけど! 人の視感というのはこうも異なるものなのか?と驚かされました。

その説明の前に、パイナップルをヨーロッパにもたらしたのは、1493年、クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)。カリブ海の島からの大変珍しく美味しい果物。

現在でも、果物の殆どを輸入している北ヨーロッパ、及び、英国ですから、この南の島からの果物は、当時、珍味であり、高価であり、ヴォヤージュ(旅)を掻き立てる代物。
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英国でパイナップルが最初に触れられるのは、チャールズ一世(1600-1649)の庭師が書いた植物として。

そして、実際に登場するのは、1661年チャールズ二世(王政復古1660年)のためにエセックス伯爵の庭師であったジョン・ローズ(John Rose)が造ったイングランド初のパイナップル栽培のガラスの温室
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客人への心からのもてなしを表現するテーブル・ディスプレーとして置かれたり(実際に食べるわけではなく、レンタルで借りてきたパイナップル)、また、絵画食器建築上のオブジェとして、パイナップルは wealth(富)と hospitality(歓待・おもてなし)のシンボルとなります。

「食器」と聞いて、ウィンザー城に展示されているロイヤル・コレクションズの「ロッキンガム食器セット」の Rockingham Pineapple(↓)を思い浮かべた方は、とても優秀!(笑)
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セント・ポール大聖堂(ロンドン大火1660年、再建完了1710年)の出入り口である正門(西の扉)の頭上にある二本のウェスト・タワー(Two West Towers)には、それぞれトップに黄金のパイナップルが施されています(Hospitality)。
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(柵などではなく)建築上で使われる場合、迎え入れるということから、大抵は二本の柱の上に載っています(↓ランベス・ブリッジの場合は、二本のオベリスクの上)
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チャールズ二世、セント・ポール大聖堂ということからも想像の通り、英国でパイナップルがアートや建築に用いられるようになるのは、1600年代後期からとなります。

1700年代のパイナップル一個の価格は、現在の £5,000 に相当したそうです。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-29 05:18 | :: Architecture
ISIS
買い物客で賑わう土曜日のオックスフォード・ストリートの南側車線が麻痺した理由は(↓)
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武力によるイスラーム世界の統一を目指すイスラム教スンニ派過激組織ISIS(イラク・シリア・イスラム国)に対するクルド人の抗議デモのため。
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前後とサイドに警察がつき、時折、こうして座り込むデモの行進スピードに合わせて、その後ろを着いていくかたちになるバスはというと・・・(写真は↓最後尾)
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遥かトッテナム・コート・ロード交差点の方まで、美しいほど数珠繋がり(タクシーや業務用車は脇道に逃げられますが、バスは、どうしようもありませんね)。
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この日、私は、他二件(別件)のデモンストレーションと出会いましたが、言論の自由、そして、一般社会はこうした支障をきたす行為によりはじめて、事を身近に考えるわけです。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-29 03:30 | :: News
子どもに人気の "Rainbow Loom"
毎年9月の終盤、昼になっても(朝からそのまま)「霧」の発生している日が訪れます。
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私にとっては、それが(完全に夏が終わり)を知らせず合図のようなもの。
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(木々の紅葉というものはあるものの)英国には、正直言って(体感としての)「秋」はなく、夏から冬に一足飛び

さて、1991年からアメリカに住む中国系マレーシア人のチョン・チュン・イン(Cheong-Choon Ng)氏が開発の末、2011年に商品化した「レインボー・ルーム」(Rainbow Loom)、英国でも大人気です。
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ゴムバンド(rubber-band)で織った(Loom)、ブレッスット(bracelet)を作るアメリカ版リリアンのようなもの。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-29 02:37 | :: me-and-my-life
走る独房 "Prison Van"
小さなをたくさん持つ白いヴァン、これが英国の囚人護送車(Prison Van)で、そうだと知ると、意外と頻繁に見かけます。
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写真は、ハイド・パークコーナーとマーブル・アーチを結ぶパーク・レーンで。この後、ヴァンは、マーブル・アーチからエッジウェア・ロードへと走り去って行きました。

ドラマなどに出てくる手錠を掛けられた人が相乗りで乗るような車は、あくまで逮捕した人を警察署に移送する警察の車なので異なります。

この小さな窓一個あたりが一部屋なので、窓と窓の間隔から想像の通り、体(からだ)ひとつ分の、箱に閉じ込められたような狭い個室独房だとわかるでしょう。
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刑務所裁判所間を、または、刑務所と刑務所間を、移送するための護送車なので、王立裁判所(Royal Courts of Justice)‎前などにいると、向かって(正面玄関と時計塔の間の)ちょうどペインティッド・ルーム(Painted Room)真下のアーチから中庭に入っていきます。
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見ての通り、平日の昼間であれば、大抵、数台のプリズン・ヴァンが、中庭に駐車しています。

プリズナー・エスコート・サービスと言いますが、こうした仕事は、アウトソーシングで、serco や G4S といったトランスポート・セキュリティ会社が請け負っています(両社はライバル会社で、駅や銀行など大金が動く場所でよく見かけるのは G4S のヴァンと完全武装で金庫ブリーフケースを持ったガードマン)。

現在、囚人護送は、serco が契約更新したので、真っ白なヴァンにはただただ serco という文字(ロゴ)だけがペインティングされています。

さて、これは(↓)、アーチの上のペインティッド・ルーム(二階)から、中庭を見下ろした写真。
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私、この囚人護送車(prison van)に乗せてもらったことがありまして、体験とはいえ、独房に入った後、ドアにしっかり鍵をかけられ、出たいというタイミングで、内側からドアをノックして出してもらいました(冷汗)。

後ろの扉から乗るわけではなく、バスと同じで、進行方向左の車体に乗り口ドアと階段(独房スペースと同じ窓一個分)があります。

真ん中に通路、その左右に個室独房の扉が連なり、進行方向に向かって座る一人掛けベンチと、だけのスペースです。
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この窓、外から中は見えませんが、中からは外がはっきりと見えます。但し、外の世界はオレンジがかった色ですが。

お相撲さんや、体格のよい太った人は、入れないんじゃないか、または、両膝が前壁にあたってきつきつでしょう‎。

気分を変えて、さっきから何度も口走っていた王立裁判所の「ペインティッド・ルーム」(Painted Room↓)とは・・・
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オーブンした1882年当時と全く変わらない部分で、‎ヴィクトリア女王も足を踏み入れた部屋。

お隣の「ベア・ガーデン」(Bear Garden)という部屋は、弁護士(ソリスターやバリスター)と依頼主(クライアント)が相談をするためのディスカッション・ルームなのですがが、ルーム名は、ここを訪れたヴィクトリア女王が、彼らがディスカッションしているノイズ(話し声)を、まるでここは "Bear Garden" のようだ、とおっしゃったことに由来します。
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"Bear Garden" とは、をけしかけて鎖で繋がれたを襲わせる(熊と犬を戦わせる)ことを楽しんだスポーツ「ベア・ベイティング」(Bear Baiting「熊いじめ」という意味)の娯楽競技場のこと。

今でこそ、英国は、動物愛護を標榜していますが、1500年代から1835年に禁止されるまでの長きに渡り、こうした残酷なスポーツ(賭け事)が人気であった歴史があります。

王立裁判所は、ヴィクトリアン・ゴシック・リバイバル建築で、オープンを見届けることなく亡くなる建築家ジョージ・エドマンド・ストリート(George Edmund Street, 1824-1881)による設計ですが、彼は、(鉄道界の大聖堂「セント・パンクラス駅ホテル」、「アルバート・メモリアル」などで知られる)ヴィクトリアン・ゴシック・リバイバルの巨匠ジョージ・ギルバート・スコット(George Gilbert Scott, 1811-1878)の弟子です。

ペインティッド・ルームとベア・ガーデンの二つの部屋は、実は、師匠ジョージ・ギルバート・スコットのデザインによるものです。

そして、この二つの部屋だけが、表通りの「ストランド通り」と「中庭」の両方に面しています。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-27 05:16 | :: Vehicle
ハイド・パークの乗馬レッスン
ハイド・パーク内を歩いていると、一般の人が乗馬をしている光景をよく目にします。

ハイド・パーク内には、さまざまな施設がありますが、商業ベースで乗馬レッスンを提供しているスペシャリストによる団体が二つあります。Hyde Park StablesRoss Nye Stables
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写真は、下に掲出したマップの(マーブル・アーチとランカスター・ゲートの中間にある)ノース・アリーナ(North Arena)でグループレッスン中の Hyde Park Stables。
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4歳から大人まで予約できますが、10名のグループレッスン一時間当たり一人75~79ポンド前後です(年齢により用意される馬の種類や内容が異なるだけで金額は年齢に関わらず同額、乗馬ハットとブーツのレンタル代が含まれます)。
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わくわく!という感じで、体を揺らしながら、はしゃぐしぐさをする子どもたちが印象的でした。

平日のお昼近くですから、当然、これは学校の課外授業(アクティヴィティ)。比較的裕福な家のお子さんが通う学校です。

因みに、(グループではなく)プライベートだと一時間当たり一人90~120ポンド。

ハイド・パーク内には、アスファルトではない乗馬専用のトラックが(ロッテン・ロー以外にも)たくさんあります(↓)
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向こうから来ましたよ、乗馬中の方々が・・・(↓)
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by rie-suzuki67 | 2014-09-24 05:46 | :: Plants & Parks
ブルー・カリコ
マーブル・アーチのところに「タイバーン」(The Tyburn)というパブがあります。
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英国最大のパブチェーン「ウェザースプーン」(Wetherspoon‎)の傘下に入っているので、ウェザースプーンのスタンダードに従った(日本でいうところのファミレス感覚の)豊富なメニューと低価格が特徴。

このパブ「タイバーン」‎で、私は早朝の仕事が終わった後などに朝食を食べることがあります(英国中、ウェザースプーンでは、各種朝食メニューは12.00noonまで注文できます)。
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よく食べるのが、トラディショナル・ブレックファスト(Traditional Breakfast, 4.29ポンド)‎。

「タイバーン」店だけなのか、または、朝食メニューはどのウェザースプーン系パブでもそうなのか、わかりませんが、いつも、トラディショナル・ブレックファストは、バーレイ社(Burleigh)の人気シリーズ「ブルー・カリコ」(Blue Calico)の皿でサーブされるんです!
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英国の「陶器の里」と呼ばれるイングランドのストーク=オン=トレント(Stoke-on-Trent)で創業(1851年)し、現在もそこにを持つバーレイ社のブルー・カリコは、の上のプルナス(桜の一種)をイメージし、長いを越えて凍った土を割って顔を出したを表現しています。

英国正統派のクラシカルな、また、田舎風で温かみのあるテーブルウェア。

(直径26.5cmの)通常価格は、一皿‎15ポンド(約2,700円)。パブが使う食器としては、若干、分不相応という感じのよすぎる皿。

でも、ブルー・カリコが醸し出す素朴な英国風朝食タイムをお外で持てて大歓迎!

因みに、ラージ・ブレックファスト(5.29ポンド)もあり、こちらは、1ポンドだけの違いでトラディショナル・ブレックファストのアイテムが各二倍の量になります。

ところで、8.00amからオープンしているウェザースプーン系のパブ。パブですから、ちょっと立ち寄って朝っぱらからビールを飲んでもいいか?というと・・・

お店側に責任があり、アルコールの提供が許されるのはイングランドの法令では10.00am以降(スコットランドの法令は11.00am以降、というふうに法が異なります)。
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ファミレス感覚ですから、お酒だけではなく、ソフトドリンク、各種コーヒー・紅茶・・・なんでもあります。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-24 05:32 | :: Food & Beverages
結果がでたゆえ、暴動と衝突
イングランドは、そして、現政府は、あれだけ多くのスコットランド住民が独立を希望したという(接戦であったという)事実を忘れてはならない!というのに・・・

(キングス・クロス駅も、ロンドン交通局も、官公庁街も・・・)結果が公表された当日、あっという間にスコットランド国旗を降ろし、ユニオン・フラッグの元の状態。

こういうことからも、やっぱり、英国人は、温かな血の通わない薄情な民族だなーと再認識してしまいます。今日の首相官邸「ダウニング・ストリート」(↓)
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だいたい、なぜ、スコットランド国旗を挙って掲揚していたのか、理解できませんが、せめて、今週末までは、そのまま(敬意を表して)スコットランド国旗を掲揚しておいて欲しかった。

さて、スコットランドの独立を問う住民投票の結果が出ることになっていた金曜日の明け方は、まるで、スコットランドの独立を告げる天からのお告げかと思うほど、いきなりのひどい稲光、嵐。

‎天気に世の兆しを感じてしまうのは、どの国でも共通の古代からの人間の原始的な部分で、イングランド人も、同じことを思い、不安な気持ちで目が覚めたという人もたくさんいたようです。

私は、深夜2時、そして、早朝4時から6時までは次々に結果を告げるカウンシル(市・区管轄)ごとの発表をテレビにかじりついてみていたので、天気は気にならなかった一人。
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日本にいる方から、「独立否決が確定的」とか、「独立否決だね」という‎メールをいただく度に、日本では要点だけをニュースの一コマとして報じているのだろーと感じていました。

まず、「否決」という表現がおかしい。結果として、独立を否決するための、または、独立案を通すための投票になってしまうものの、しかし、これは、独立したいか(YES)、ユニオンに留まるか(NO‎)という意思・希望を住民に「聞く」投票なので。どっちが良いと思う?というもの。

NO派の私すら、YESの方を否定する気にはならない。

YES(独立支持)陣営の勢いが強くなっていたため、慌てたウェストミンスター議会の政治家が次々とスコットランド入りして、必死のBetter Togetherキャンペーン。ち迷ったあげく三代政党の党首たちが、NO(ユニオン維持)という結果になった暁には、スコットランド議会に、今までより多くの権限(決定権)を与えると約束する有様。

YES陣営は、「NOというヤツは真のスコットランド人じゃない、非国民」と指差して、攻撃的になっていました。

「まだ決めてません」などという人の中には、かなり多くのNO支持の人がいたことでしょうが、攻撃的なYES側に、「お前はスコットランドの恥、非国民め」などと罵られ、諍いを避けるため、そういう人たちは、黙って投票所に出かけ、黙って投票。

NOのキャンペーン資金として、大金を寄付したイングランド出身の J.K.ローリングなどは、「食えないシングルマザーの時は、エディンバラで生活補助を受け、(かつ、電気代を節約するためパブに居座ってハリー・ポッターを書いていたわけですから)世話になったくせに、裏切り者め!」と多くの中傷をうけ、また、ネット上で悪態をさんざんつかれていました。

投票率は、86%(州によっては91%もあり驚き)。独立賛成44.7%。独立反対55.3%。最終段階では、どっちに転んでもおかしくない状況だったので、予想されていたよりも(55.7%という数字は)大めの獲得値。

翌日の金曜日、グラスゴーで暴動が起こり、大きな衝突がありました。これまで比較的おとなしく身を潜めていたNO派と、無念のYES派が、独立支持の結果を表明したスコットランド最大都市(ロンドン、バーミンガム、リーズに次ぐ英国第四の都市)グラスゴーで衝突。

ユニオン・フラッグばかりが振られまくり、警察が両陣営を分断。一部は翌朝まで取っ組み合いを続けたそうです。
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結果はすでに公表されたにも関わらず、衝突が未だに続いています。日中は平穏な状況だが、日暮れと共に地元のパブから、酒気を帯びた市民らが言い争いの末につかみ合いの喧嘩に発展するケースが現在。グラスゴーの中心部では現在、警察のパトロールが強化されているため、衝突は市の周辺部へと移動しているそうです。
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首都エディンバラは反対多数であったものの、比較的貧しく、社会保障を受けている人の率も高いスコットランド最大都市グラスゴーがYES(独立支持)を表明した結果も、現政府の社会保障削減政策などに対する不満があるでしょう。

スコットランドは、元来、労働党支持の国。保守党のことは嫌いです。遡ること、マーガレット・サッチャー政権下、スコットランドの鉱山閉鎖、及び、造船業を含む重工業への補助金停止(それに伴い閉鎖)などが行われましたが、失われた産業の代わりとなるものへの投資や促進を、ほとんど行わなかったため、失業率がアップ。すたれたままの地域なども多くあり、保守党への嫌悪感は修復できないまま。(お坊ちゃま、キャメロン首相は、スコットランドでは人気がありません)

現政府を見限って、手っ取り早く、独立してしまうのがいいわけですねー。(そう、上手くはいきませんが)

今回の「国民投票」を、「民主主義のプロセスを踏んで」(in the democratic process)・・、と称賛する(英国外の)国々がいますが、どこが民主主義の鏡なのか、ひどいものです。YESもNOも、急進派はまるで、どこぞの社会主義の国の人々のようです。

血を流す事も無く、投票で結果が決まったという先進国ならではのことだけで、NO(独立反対)の人を非国民と卑しめて、感情的に攻撃する態度、そして、NOが確定するや、YES支持の都市(市民)を恐怖にさらす行為・・・どこが民主主義なのか?

さあ、スコットランド議会へ、より多くの権限を与えると約束した現政府は、どうするんでしょうねー? ウェールズや北アイルランドの議会は不満に思うことでしょう。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-22 05:58 | :: uk is ...
グローブ トロッターとゴーリング・ホテル
バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)にフラッグシップ(旗艦店)があった1897年創業の英国ラグジュアリー・ ラゲッジ・ブランド「GLOBE-TROTTER (グローブ トロッター)」のスーツケースに関して、このブログでご紹介したのは2010年のこと。

今年2014年5月、お店は、(ボンド・ストリートを挟んで)西側にあるアルバマール・ストリート(Albemarle Street)に移転しました。(リッツ・ホテルの手前↓)
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この通りの一番奥(突き当たり)には、キャサリン妃のサファイアの婚約指輪で有名な1735年創業、(単なる英国王室御用達ジュエラーではなく)英国王室に使える王冠宝飾職人 "クラウン・ジュエラー" の称号を授与されている世界最古の宝飾店「ガラード」(Garrard)があり・・・
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また、アガサ・クリスティーの作品で有名なブラウンズ・ホテルもあります。
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そして、GLOBE-TROTTER (グローブ トロッター)が移転した場所は、まさに、ブラウンズ・ホテルの隣です。
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知人の英国人に、「GLOBE-TROTTER」という言葉を口にしたら、「あなただ」と開口一番、言われました(からかいです、私は、世界中を闊歩していないので)。

ブランド名は、夏目漱石が英国に留学していた当時の流行語「グローブ・トロッター = 世界中を闊歩する人」から名付けられたもの。

昨年、限定版の「ゴーリング(The Goring)」というシリーズが販売されましたが、他とはちょっと異なっていました。

そのネーミングは、英国王室御用達のワラントを持つゴーリング・ホテル(↓ Goring Hotel)からきており、スーツケースの内側がシルク張り。
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ホテルのロイヤル・スイートの壁紙と同じ模様で、壁紙といってもこのお部屋の壁はシルク地(silk wall)。
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‎ロイヤル・ウエディングの前夜、キャサリン妃がお泊りになった、そして、このホテルからウェストミンスター寺院へとウェディング・ドレス姿で出発された、あのゴーリング・ホテルのキャサリン妃のお部屋の壁紙と同じ模様の中張り。

時折、以前の古い情報(場所)を検索によってご覧になっている方がいらっしゃるようなので、アップデートを兼ねての、移転情報です。グローブ・トロッターの商品の特徴や歴史などは以前の情報をご参照ください。
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by rie-suzuki67 | 2014-09-21 06:09 | :: Shopping
アイアン・ゲートと案山子のショーウィンドウ
鉄器時代というものがあるくらいですから、鉄の歴史は大変古いですが、その鉄が建築上の用途を与えられ始めたのは、英国では1700年代から。
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精巧な設計、そして、デザイン性(装飾)を帯びたゲートや蝶番(ちょうつがい)、柵、手すりなど、1700年代後半には、歴史にその名を残す評判の鍛冶屋さんもいました(Jean Tijou, Robert Bakewell, William Edney, Davies Brothersなど)。

開店前のフォートナム&メイソンの正面入り口では、時計の装飾が施された素敵なアイアン・ゲート(iron gate)をじっくり見れます。
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(なぜ、メタルワークの時計の針が12.20を指しているのかは、謎?)

ここだけに限らず、よくよく見ると、英国にはメタルワークのゲートを(建築上の本来の)扉の前に持つ建物がたくさんあります(英国料理「Simpson's-in-the-Strand」↓)
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このアイアン・ゲート、ひとたび開くと、(何もない)両サイドの壁の模様代わりになります。
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さて、毎年、クリスマス・ショーウィンドウが注目をあびるフォートナム&メイソン。待ち遠しいですが、その前に、先日、お目見えしたばかりの秋のディスプレーは「収穫の秋」という感じ。
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このカボチャ案山子の画像を、日本の妹に送ったら、「毎年この時期いつも買っているパンプキンのスウィーツを、まだ買っていないことを思い出した!」と。(お役に立てて光栄です 笑)

>> 他のショーウィンドウの案山子も見る(続き More...)
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by rie-suzuki67 | 2014-09-17 08:11 | :: Architecture
ジャイアント・カバ「ヒポポテムズ」
秋のテムズ河を盛り上げるイベント Totally Thames の一環として、9月2日(火)から9月28日(日)まで、テムズ河には巨大なカバが出現しています。
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>> このカバさんは・・・(続きを見る More...)
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by rie-suzuki67 | 2014-09-16 03:17 | :: Annual Events
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp