旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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キャプテン"スコット"の日記
発見や探検は、一番乗りをした者だけが、後世に輝かしい名を残すのが常ですが、二番手にも関わらず(一番手よりも)世界的に有名になり、人々の心を打ち、永遠の命を得た人物がいます。
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ピカデリー・サーカスをセント・ジェームズ・パークに向かって(ローワー・リージェント・ストリートを)下って行くと、その人の記念像がたっていますが、碑銘には、帰らぬ人となった彼の残した日記の一文:
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「もし、生還することができたなら、故国の人々すべての心を高揚させるような、私の仲間達の苦行忍耐、そして勇気の話を語ることができるのだが。いまや、こうして残す手記と我々の死体が、物語を伝えることになるだろう。」
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>> ドラマのような感動の日記(続きを見る More...)
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by rie-suzuki67 | 2014-01-30 09:37 | :: Gal./Mus./Theatre
支援を装う物乞い
路上に座り込んで物乞いをするホームレス、車内の端から端まで全車両で挨拶の弁を述べた後に(「こんにちは、私はホームレスで・・・」)座席をまわる物乞いのホームレス、同様に、車内またはバス停で紙コップを持って(Small change please.と)物乞いをしている12歳前後の子ども(大抵は女の子)・・・

昔、フォートナム&メイソンの前では、胸に付けるブーケのような小さな造花をくれようとする、でも受け取ったらお金を請求するという女性たちが有名だったし、昨今では、レスタースクエアで(チャイナタウンと接しているので)、中国人女性がストラップのような金属の飾り(お守り?)を強引にくれようとしていて、これもまた受け取ったらお金を請求される・・・

ここまでは、二十年以上前から今日に至るまで、ごく日常的にあることなのだけれど、今年に入ってから二度「これって、新しい手法だろうか?」と思うことがあったのでお話しますと・・・

今日、時間調整のためにお茶をしていたら、男性が何も言わずに各テーブルの上に、これ(短冊状のメモ書きと、キーホルダー)を置いていきました。
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しばらくしたら回収にくるだろうー、と既に見当がついていたので見ていたら、何も言わずにそれらを回収していきました。

メモに何が書かれているかというと、こんな感じ(↓)
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「私は、(耳が聞こえない&口がきけない)聾唖者です
あなたは、これを買うことによって、私を支援することができます
金額は、あなたの裁量で残してください、ありがとう」

もう一つの経験を例にあげると、電車に乗っていたら、一人の女性が空いている座席に、短冊状のメモ書きポケットティシューをポン、ポン、ポンと置いていき、しばらくしてそれらを回収に来ました。

この時の女性は、(無言で回収するのではなく)「You don't need a tissue?!」と周りに念を押しながら回収していきました。これって、本末転倒!

ポッケトティシューの車内販売じゃないんだから!

「ちょうど良かった、鼻水が垂れてきたけどティシューを持っていなくて困っていたので、ティシューください」みたいな感じがして。そうじゃないですよね、本当に支援が目的なのであれば。

ティシューなら50p, 1ポンドという気持ち程度ですむでしょうが、キーホルダーに1ポンドじゃ足りなすぎるから(この男性は)5ポンド狙い?!

ただ路上で物乞いをするのではなく、何かを売る・労力を伴う行為に対して対価となるようなお金をもらう、というホームレスの活動が英国発祥の「ビッグ・イシュー」

でも、この「メモ書きと品物」の人たちは、無言で置いて、無言で回収・・・、極めて自分が傷つくリスクの低い(面子や精神面でも)楽な方法。

英国の街は、Deaf-muteの人が、一人で外出なんかできませんよ。そんなことしたら、パトカー、救急車、または消防車に、一日一回は跳ね飛ばされていますよね。大概は誰かと一緒、という人を見かけますが・・・

もやもやが残る、嫌な気持ち。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-30 05:49 | :: uk is ...
プレスタ(PRESTAT)
英国にも、「シャルボネル・エ・ウォーカー」(Charbonnel et Walker)、「ロココ・チョコレーツ」(Rococo Chocolates)、ウィリアム・ カーリー(William Curley)といった有名な(英国生まれの)高級チョコレートブランドが幾つかあります。

「プレスタ」(PRESTAT)も、その一つ。
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ピカデリー・サーカスからピカデリー通りを歩いてフォートナム&メイソンに向かう途中にあるプリンスズ・アーケード(Princes Arcade)にお店があります。
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>> お薦めチョコレートはこれ!(続きを見る More...)
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by rie-suzuki67 | 2014-01-29 04:12 | :: Food & Beverages
キング・コング、見~つけた!
「メリー・ポピンズ、見~つけた!」でご紹介した全長180mあるバーリントン・アーケード(Barlington Arcade)の絨毯
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いつもこのブログを訪れてくださっているTさんが、「発見!ニューヨークにキング・コングもいました!」と知らせをくださいました。

「キング・コングを発見とは、それはポイント高い!」と返信して、早速、今日、探してしました。

通常のニューヨークは、こんな感じ(↓)
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で、アーケードの中ほど(GLOBE-TROTTER のお店の前)のニューヨークには、「ほんと!ほんと!居た!」
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キング・コングが織り込まれています。
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私はメリー・ポピンズを発見して浮き浮きだったので、まさか、他にもひそかな遊び心が隠されているとは思わず立ち去ってしまいましたが、キング・コングもいたとは・・・

Tさん、ありがとうございます!

おまけの一枚は(↓)、今日のチャイナ・タウン。今週金曜日(1月31日)は、Chinese New Year(旧正月)ということで、今年もまた、新しい鮮やかな提灯が既に取り付けられました。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-28 03:44 | :: Walk & Streets
ロンドンの充電環境
スマートフォンの普及により、(バッテリーの消耗の激しいスマートフォンの)バッテリー切れを心配している人が多いことと思います。

昨今は、外出先でも、無料で携帯電話を充電できる場所がどんどん増えているロンドン。

まずは、旅行者の方が到着するヒースロー空港(↓)
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ヒースロー空港にはターミナルが5つありますが(ターミナル1~5)、全てのターミナルの内外に(到着&出発ロビー、そしてデューティー・フリー・ショッピングエリアのいずれにも)「チャージング・ステーション」(Charging Station)というフリー・パワー・ポールが設置されています。

もっかのところ、合計47ポール。携帯電話だけでなくパソコンにも対応するため、ポールには(ラップトップを置けるよう)テーブルが付けられています。
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このフリー・パワー・ポールは、いずれも、ベンチがたくさんある場所(到着ロビーの待合い場所やデューティー・フリー・ショッピングエリアのど真ん中のベンチがたくさんある所)に設置されているので、空いていれば、この男性のように、充電ケーブルをさしてベンチに座って作業ができます。

プラグの形状は、英国(Fタイプ)&ヨーロッパ(Cタイプ)対応ですが・・・
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USBケーブルによる充電もできます(↓)
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次いで、ロンドン中心部で観光やお買い物をされる場合、デパートショッピングセンターにも、無料の携帯電話充電場所があります。

例えば、買い物のメッカ(オックスフォード・ストリートの)John Lewis百貨店や(スローン・スクエアの)Peter Jones百貨店、そして(ストラトフォードやシェパードブッシュにある)Westfieldショッピングセンターには(↓)
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無料の携帯電話充電ロッカーがあります。
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各ロッカーの中には、どんな携帯電話にも対応できるよう3タイプの充電ケーブが備えつけなので、充電ケーブを持ち歩く必要がありません。
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携帯電話にさしたら、後はドアを閉めて鍵をかけるだけ。充電できるまで、デパートやショッピングセンター内でお買い物や食事を楽しんで時間を潰すことができます。

では、交通機関は?というと(↓)
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これ、私が毎日のように通勤等で使っている電車の中。(英国の電車は、日本のような横一列の座席ではなく、新幹線のような並びをしています)

全ての座席列に、充電ケーブルの差込み口が設けられています(↓)
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携帯電話の充電はもとより、パソコンでも、何でも車内でできてしまうということで、万が一に備えて、バッグの中にいつもスマートフォンの充電ケーブルを入れておくべきか?! 迷っている今日この頃。

中距離・長距離バスのナショナル・エクスプレスも同様に充電ケーブルの差込み口が設けられています。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-27 05:18 | :: Recomendable
キャサリン妃のお買い物
故ダイアナ妃がスローンレンジャーの代表格であったように、キャサリン妃(以下、ケイトさん)も、キングス・ロードがお気に入りのショッピング・ストリートで、チェルシー界隈をショッピングのベースにしています。

今日は、ケイトさんが、ジョージ王子のためにお買い物をする4店舗をご紹介します。

ついこの間ですが、12月に、ジョージ王子の洋服を買ったのが、(Peter Jones百貨店の隣にある) Trotters
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蝶ネクタイをしたブタさんがマスコットになっているお店。
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ジョージ王子のために買った服、一ヶ月前のことですから、もちろん、現時点も店頭に並んでいます。
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(↓)写真の一番左下のグレー地に三人の兵隊がプリントされている物と・・・
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一番左上の地にユニオン・フラッグが刺繍されたセーター。
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ジョージ王子の生まれて初めてのヘアカットも、Trotters に依頼したほどです。

店内には、服、靴、絵本、玩具の他に、三台の子ども用ヘアカットチェアーが置かれていて、ヘアサロンでもあります。
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>> 他の3店舗はもっと素敵!続きを見る(More...)
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by rie-suzuki67 | 2014-01-26 08:55 | :: Shopping
カフェ「ザッハー」ロンドン店と「通知」文化
昨年12月オープン予定と期待していたカフェ「ザッハー」ロンドン店の進展状況です。

カフェ看板(まだロゴのない黒い板だけ)が取り付けられて、後は、営業許可を待つといった状況です。
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英国は、何事も 'Notice'(ノーティス、通知、告知、予告)社会です。事前に通知を(ハード&ソフトの両面で)公開し、それを見た人が異議を唱えることができます。

正当な根拠のある異議を唱える人がいなければ許可が下ります。カフェ「ザッハー」ロンドン店がオープン予定のドアにも、弁護士作成の掲示しなければならない 'Notice' がいよいよ貼られました。
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これによると、Vienna Cafe Limited という社名で、UK Companies Office への会社登記が済んだようです(ホルボーン・サーカスにオフィスを構え)。

管轄区であるケンジントン&チェルシー区役所に、ブロンプトン通り235番地に Café Sacher としてオープンし、10.00-21.30 のアルコール提供のライセンスを申請。

この 'Notice' は、28日間(4週間)掲示されなければならず、異議のある者は、1月31日迄に申し出る必要があります。

と、いうことで、カフェ「ザッハー」ロンドン店が1月中にオープンすることはありません。2月初旬でしょう。

さて、この Notice文化、中世からの名残りで、住宅の増改築賃貸部屋の契約求人&解雇、そして、結婚をするためにも適用されます。

この住宅地の(↓)街灯に付けられている貼り紙も Notice(通知)。この街灯と、次の街灯の二箇所だけ付けられています(三軒分)。
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ようは、真ん中の家が増改築したいと管轄の区役所に申請したので、(とりわけ)両隣の家の人が見る必要があるからです(購入した家でも、勝手に増築などを行えないのが英国)。

住居や賃貸契約がらみは「21日(3週間)前 Notice」です。
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1月3日迄に異議があれば申し立てる必要があったのですが、両隣(92番地と96番地)共に、「異議あり!」の書類およびレターを明記されている担当部署に送ったそうです。

特に、96番地さんは、増改築の詳細に基づき、それを専門家に依頼して検証してもらい、根拠ある異議の書類の束を送ったそうです(申請内容がでたらめであること、そして、我が家のコンサバトリーが増築により建物の影となって日が入らなくなり、サンルームの意味がないと)。

結婚も Notice。結婚したいと思ったら、登記所にアポイントを取って赴き、インタビューの後に、'Notice' が登記所の掲示板に貼り出されます。

二人の名前、住所、職業などの詳細が書かれたNotice。21日間貼り出され(スコットランドにはもっと短くて15日間が許されている登記所があります)、異議を唱える人がいなければ、晴れて結婚できます。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-23 03:29 | :: uk is ...
鷹匠(たかじょう)
昔のトラファルガー広場といえば、で埋め尽くされた光景でした。

鳩のの清掃の費用がべらぼうにかかることから、ロンドン市はトラファルガー広場にいる鳩にをやることを禁止。もし、餌を与えたなら500ポンド以下の罰金が課せられます。

もう5年以上前に始まった措置です。
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あの多さでしたから、餌を禁止しただけでは足りないというわけで、(ちょっと手荒ですが)鷹を刺客として送り込んだ結果、約4000羽を数えた鳩が、今は数えられるほどに減少しました。

仕事柄、嫌というほどトラファルガー広場には行きますが、お昼前の比較的早い時間に立ち寄ることは数えるほどしかありません。

「今日は、日曜日の午前中じゃないのに、鷹が飛んでいる?!」(翼を広げてひゅーっと飛んでいる姿を上手く撮影できず、街灯に止まっているところ)
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で、いつも鷹匠(たかじょう)がいる辺りに目をやると、数人の人が話を聞いているので、(まだ間に合うとばかりに)私(たち)も駆け寄りました。
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全員の質問に時間をかけて丁寧に答えていてびっくりしました(作業時間よりも、質疑応答&観光客対応時間の方が長いんじゃないか?! と思ったほど)。
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車の後部には、縦割り三つに仕切られたロッカー(小屋)があって、三羽まで個室状態で収納できるようになっています。

ちょうど一羽目をロッカーの中に収納し(真ん中の扉の中)、写真に写っているこの鷹が収納最後のもう一羽。
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「写真を撮られますか?」と聞いてくださって、(業務終了ということで、いったん閉めた扉から)再び、グラブを手にはめて一羽を取り出してくださいました。
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私が聞きたかったことはただ一つ! 鷹を放つスケジュール!
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「通常、日曜日10.00amから、状態によって月・火・水曜日も、水曜日が最後になります」と。

私がこれまで見かけたのは、いつも日曜日の10.30am頃なんです。でも、今日は火曜日で只今11.00amなので、これで納得。

この鷹匠(たかじょう)さん、よっぽど不安になったのか、私の去り際に、もう一度念を押すように「通常、日曜日ね」と。この小心からくる丁寧さ、イングリッシュらしいなーと思え、「はい、10.00amからよね」と返してその場を離れました。

ご覧になりたい方は、日曜日の10.30am頃に行かれるのがよいと思います。これまでの経験から言って、11.00amには、もう引き上げてしまう時があるので。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-22 04:43 | :: Walk & Streets
ルバーブの成長音「キシキシ」
しばらくスーパーでも八百屋さんでも見かけなかったルバーブ(Rhubarb)を、野菜&果物のストールが毎日立ち並ぶマーケット広場で、今日!見かけました。

英国ではルバーブのシーズン到来です。
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「えっ、ルバーブは5月頃が旬じゃないの?!」と思った方は、最後まで話を読んでくださいね。(実は、このお話、4年も前に書こうと思いながら、今日になってしまった題材なんです)

気温の低い地域に適した多年生植物「ルバーブ」は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、取り分け英国では大変ポピュラーな野菜です。(アメリカでは果物という判決が下りています)
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成長するに従って、その香り赤みを増し、私たちが見ているのは赤い茎状の野菜という印象。

英王立園芸協会の 'grown as vegetable but used mainly as a dessert' (野菜として育ち、しかし、主にはデザートに使われる)という表現が物語っている通り、「ナーサリー・フード」("nursery-food")と総称されるパイやプディング、クランブルといった甘いデザート、または、ジャムや(酸味と甘味の)ソースに使われることが多い食材です。
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香り豊か、そして酸味・・・日本には、明治初期に持ち込まれましたが、果物に近い(野菜)という印象から、当時の日本人の食生活には合わず定着しませんでした。

イングランド内で販売されるルバーブの殆どは、ヨークシャーの生産農家からやっています。中でも「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」(Yorkshire Forced Rhubarb)は、「EU保護食品ブランド」に指定されています。

生産者の権利と生産物のブランド名を守ることを目指すEU保護食品(EU Protected Food)の称号を持つ、最も広く認知されている食品といえば、フランスの「シャンパン」、イタリアの「パルマ・ハム」。それと同じです。
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北イングランドのヨークシャーにあるリーズ(Leeds)、ウェイクフィールド(Wakefield)、ブラッドフォード(Bradford)の3都市を結んだ三角形の域内を「ルバーブ・トライアング」("Rhubarb Triangle")に指定し、この域内(9-square-mile = 23㎢) )にある農家が生産するルバーブだけが、「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」として販売できる認定です。

ルバーブは、暗闇の中でぐんぐんと成長するそうです(夜に活動とは、狼みたいで、ちょっと、怖いけど)。その時、ルバーブは「キシキシ」音をたてて育つと言われています。

一度でいいから成長音を聞いてみたい!
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暗い倉庫の床に敷き詰められた土から、ひょろりと伸びる赤い茎状の野菜・・・

そうなんです、「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」は、その栽培過程において、摂氏50度程に保たれた屋内に置くという手順を踏むことから、その名に「フォースド」(Forced)という単語が含まれるわけなんです。

英王立園芸協会のガーデニングの手引きでは、フィールド(庭とかの大地)で育てることを前提にしていますので、暗い屋内に置く手順を踏む「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」とは異なり、フィールド育ちルバーブのシーズンは4月から7月
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(↑) 'Welcome to Yorkshire's Rhubarb Crumble and Custard Garden' at "Chelsea Flower Show"

一方、「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」が出回るシーズンは、1月から3月。
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繊維、ミネラル、ビタミンCなど、健康志向の方に最適な野菜ということで、アメリカではダイエットサプリに(アメリカでは果物群ですが)。

英国には、EU保護食品(EU Protected Food)に認定されている食品が、現在、62あります。オークニー・ビーフ、スコティッシュ・ファームド・サーモン、コーニッシュ・クロテッド・クリーム、ウースターシャー・サイザーなど。

いずれも、生産されてきた歴史的背景、生産地域との関わり、そして、なぜその食品が保護対象とされなければならないかの確固とした理由がある食品で、どんな物があるか、更に知りたい方は、こちらでご覧いただけます。

ご参考までに、EU保護食品は、更に、三つのカテゴリー分けがされていて、「ヨークシャー・フォースド・ルバーブ」は、Protected Designation of Origin(PDO)に属します。

Protected Designation of Origin(PDO)
特定の地域において、生産、加工、調製のすべてが実施された名産品
Protected Geographical Indication(PGI)
特定の地域において、生産、加工、調製のいずれかが実施された名産品
Traditional Speciality Guaranteed(TSG)
独特の伝統を受け継いでいると見なされた名産品
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by rie-suzuki67 | 2014-01-21 06:15 | :: Food & Beverages
ロンドンで一番ロマンティックな駅
テムズ河の川幅いっぱいに、一直線に横にのびている青いライト、何だと思いますか?
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以前、「テムズ河の上にある駅」でご紹介した鉄道の「ブラックフライアーズ」駅(London Blackfriars)のプラットホームです。
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ホームが丸々、テムズ河の上にあり、北岸の北改札(一枚目の写真左)を出ればセント・ポール大聖堂方面へ、南岸の南改札(一枚目の写真右)を出ればテイト・モダンの最寄り駅となりますが・・・

この駅は、完成と同時に、ロンドンで一番ロマンティックな駅になりました。
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セント・ポール大聖堂、タワー・ブリッジ、高層ビル「シャード」、ロンドン・ブリッジ、テイト・モダンの景色が広がります。
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by rie-suzuki67 | 2014-01-20 18:29 | :: Architecture
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp