旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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「英国産いちご」の叩き売り
一週間ほど前だったと思いますが、British Strawberry(英国産いちご)が、スーパーマーケットや(ハイストリートの露店の)八百屋さんで、出回り始めました。

果物のほとんどを輸入に頼っているこの国において、ユニオン・フラッグが目印の「英国産」であることは、イコール「フレッシュ」を意味することから、人気のはずが、この時季のBritish Strawberryは全く売れません。

私ですら気が付くこととして「早すぎる」のです。

British Strawberryのシーズンは、(ウィンブルドン・テニスの名物で知られる通り)6・7月です。

いくら英国産でも、4月のBritish Strawberryとなれば、当然、Green house(ガラスやビニールの温室)で育ったもので、ナチュラルではないということなので、誰も買わないのです。

ゆえに、あっという間に、全てのいちごが、Half price、Buy 1 Get 1 Free、2パックで1.50ポンドなんていう叩き売り状態に。とてつもなく安いので、買っていく人が多いただいま。
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りんごいちごは、英国がNo.1!」と豪語する英国人ゆえ、彼らにはそのお味の違いが一目瞭然。

特に、八百屋さんが気の毒ですが、消費者は英国産果物に関しては極めて手厳しい評価をくだします。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-29 00:33 | :: Food & Beverages
世界ペンギン・デイ
そうした記念日があったのか?! とビックリしますが、4月25日World Penguin Day だそうで、二日遅れの土曜日に、こんな方々がお祭り騒ぎ。
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南半球に生息するペンギンを、北半球人がはじめて目にしたのは、15, 16世紀初頭、スペインやポルトガルの援助を受けて新大陸・航路を発見にでた探検家(バスコ・ダ・ガマやマゼランとか)。

ニュージーランドで発生し、南極に沿って時計回りに分布していったと考えられているペンギン。南極大陸から流れ出る寒流の中で適応しているため、南半球の寒流の流れが赤道を超えない以上、ペンギンは(自然の状態では)北半球に進出できないそうです。

赤道直下なんていうガラパゴス諸島にも生息している理由は、ガラパゴス諸島がこの寒流の末端に位置しているからと。

毎年、この頃(4月25日頃)に、ペンギン達は北方へ移動を開始する(northward migration)ことから、この日が「世界ペンギン・デイ」に制定されたそうです。

北半球と逆で、オーストラリアのメルボルンなどは、4月といえば夏が終わって秋、これから冬に向かいますものね。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-29 00:28 | :: Annual Events
Mix & Match in Tulip Beds
まさに、これぞ、英国の花壇!
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よくマッチする組み合わせ以上に、その豪華さに感無量!
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実際にチャールズ・ディケンズが結婚式を挙げた教会であり、ディズニー映画「101匹わんちゃん」の主人公とその飼い主が結婚式を挙げた教会という設定の(ロンドン・チェルシー地区の)St. Luke's Churchのガーデン。
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まだ、つぼみのチューリップも多くありますが、いずれの花壇もチューリップを主役にすえて・・・
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5種類のお花が、週をずらして咲くよう組み合わせてあります。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-29 00:18 | :: Plants & Parks
石炭とチェルシー・ハーバー
ここはチェルシー・ハーバー(Chelsea Harbour)にあるハーバー・ヤード(Harbour Yard)。
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テムズ河畔チェルシー地区を東西にのびるキングスロードは、途中からニュー・キングスロードという名前になりますが、このキングスロードの終わりの辺りは、何百年も昔からWorld End(世界の終わり)という名称を持つエリア。(ロンドンのサウスウェスト・エンドと考えられていたからでしょう)

World Endからテムズ河に向かって真っ直ぐLots Roadを進んで行くとテムズ河に面した「チェルシー・ハーバー」に出ます。
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Lots Roadの両サイドは、アンティーク家具やヴィンテージ家具、ランプなどの照明やカーペット、インテリア雑貨を扱うお店が軒を並べ・・・
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ここだけでも楽しい通りですが・・・
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>> これからがチェルシー・ハーバー!続きを読む(More...)
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by rie-suzuki67 | 2013-04-26 05:42 | :: Walk & Streets
「トップ・ギア」(Top Gear)
今日、バタシーパークで車を四台並べてテレビの撮影をしていました。
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知ってる!知ってる!あの人はテレビ・プレゼンター(モーター・ジャーナリスト)のジェイムズ・メイさん(James May)!
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たぶん、BBCの長寿番組である(1977年から)「トップ・ギア」(Top Gear)という自動車番組の撮影です。
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このメイさん、番組内では注意深いドライビング・スタイルから「キャプテン・スロー」"Captain Slow"というニックネームで呼ばれているらしいです。

a0067582_541734.jpg私の写真が上手く撮れていないので、ちゃんとした写真でお顔をご覧いただくと、この方です(←)

この番組、世界各地で放送されていて、日本でもBSフジで毎週月曜日の深夜に放送しているみたいです。

なんか、日本の「カーグラフィックTV」の松任谷正隆さんを思い出してしまいました。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-25 05:05 | :: TV & Films
白樺
ここのところロンドンは陽気が良いので、花粉症の人には辛い季節の到来といった感じです。

アジア北東部、ロシア、ヨーロッパ広域に分布する白樺の木。
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英国では身近な所に植えられているので(区内のハイストリート、街路、線路沿いの藪の中など)、毎日、白樺の木をみることになる生活。
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白樺も春に花を咲かせて、風が吹くとものすごい花粉を飛ばします。花といっても5cmほどの垂れ下がった緑色の房のような花穂。
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その花粉というのが、見事なまでの大粒の抹茶パウダーといった感じで、白樺の木の下にいると、(風で枝が揺れる度に)ポタン、ポタンと抹茶の固まりが降ってきたかのように上着に(鳩の糞よりはましですが・・・)。
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北海道やスカンジナビアなどでは、白樺花粉の被害に悩まされているようですが、そこまではひどくない英国です。

おまけとして、(ビクトリア駅とスローン・スクエア駅の中間にある)イーブリー・スクエア・ガーデン(Ebury Square Garden)はチューリップで埋め尽くされ、大変、綺麗です。
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真冬から一気に夏が来て、急に強い陽射しを浴びるようになり、実はバテバテです。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-24 05:46 | :: Plants & Parks
近代遊園地の起源「プレジャー・ガーデン」
気候もよくなり、公園で楽しむ人がどっと増えました。

遊園地といえば、ヨーロッパや英国では、今でも大きな公園広場に設置される期間限定の移動遊園地(ファンフェア)が一般的。

近代的な遊園地の起原は、そうした文化を持つ、17世紀ヨーロッパや英国から広まった「プレジャー・ガーデン」(Pleasure gardens)といわれています。

フォートナム&メイソンのショーウィンドウのディスプレーが、一昨日あたりから、17&18世紀に一世を風靡したこの歴史的なプレジャー・ガーデンを表現したものになりました。
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夏といえば、大きな公園にステージが設けられ、何万人もを動員する野外コンサートの季節だからでしょうか?!(夏への期待)

6つのショーウィンドウは、紙で作った立体劇場。(ロンドンで)代表的だった「ヴォクソール・ガーデンズ」(Vauxhall Gardens)、「クレモーン・ガーデン」(Cremorne Gardens)、「ラニラ・ガーデン」(Ranelagh Gardens)の3つにスポットをあてています。
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そもそも遊園地の起源とされる場所は幾つかありますが、中でも1662年に開設されたロンドンのヴォクソール・ガーデンズ(Vauxhall Gardens)が最大規模を誇ったことから、遊園地の起源としてあげられています。
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貴族の庭園技術を元に、緑豊かな広大な公園に、森や花壇・小径の散策、オーケストラによるコンサートが催されるホール、社交ダンスや劇場・・・
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スポーツ施設、飲食店、ゲームや見世物・・・
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ロマンチックなイルミネーションと花火
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現代に生きる私たちが、「ロンドン博物館」で過去の歴史としてプレジャー・ガーデンの展示を見学しなくても、垣間見ることができる場所というのが、後にこのプレジャー・ガーデンの伝統を受け継いでできた、デンマークの「チボリ公園」です。

また、「ウィーン万国博覧会」を機にウィーンプラーターが、大型遊戯機械をもつ形態へと変化するあれです。
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モーツアルトの父親は1764年に、ラニラ・ガーデンについて、ロンドンからザルツブルクの友人に、その素晴らしさや円形ホール(ロトンダ)について、音楽演奏についてなど、手紙を書いています。
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「クレモーン・ガーデン」(Cremorne Gardens)、「ラニラ・ガーデン」(Ranelagh Gardensは、チェルシー地区に設置されたプレジャー・ガーデンでクレモーンの方はゲートだけが今も残っています。

テームズ河畔チェルシーは土地が肥沃であり眺望も良く、中心部から陸路の馬車より、船によるテムズ河の往き来の方がはるかに安全で快適だったゆえ、この地に複数設けられたといえます。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-21 09:09 | :: ShowWindow&Illumi
幸せだった、と信じて
土曜日は久しぶりの青空!

マーガレット・サッチャーさんが、昨年12月に病院を退院して以来、(4月8日の)亡くなる日まで、数ヶ月を過ごしていた(住んでいた)リッツ・ホテル。
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ヴィクトリア駅のすぐ傍にあるチェスター・スクエアの自宅は不動産記録によれば2008年に売却されているけれども、誰かが買って、以後も彼女に提供していた(住んでいた)ということらしい。

彼女自身も資産はあるけれど、彼女の老後は裕福な支援者が面倒をみていた(負担していた)ということで。

でも、なぜ、自宅ではなく退院後ずっとホテル生活なのか? いずれにしても、(ホテルに育てられた私が言えることは)ホテルは住む場所ではないということで、(いくらスウィート・ルームだからといって)普通の生活とは異なり精神的に大きな負担を伴います。

「彼女をダイニングルームで見かけることは一度もありませんでした、きっと、それだけ(体調が)良くなかったのでしょう」という言を聞けば尚のこと、(幸せだったという答えを聞でたいがために)気になってしかたがないのです。

4月8日(月)11.28amに死亡が確認され、午後の早い時間に訃報が流れ、報道陣はリッツの搬入口に陣取ったわけですが、遺体がヴァンで運び出されたのは深夜を少しまわった00.15am。すでに、日付は9日。

メイン玄関のすぐ隣の車寄せのある搬入口ともいえるゲート(金色の鷲が左右にのっかっているゲート)から。
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その模様も翌日の新聞で(写真を)ご覧になった方が多いことでしょう。

死亡診断書上、(生まれた市町村同様に)重要な役割を果たす死亡現場が、リッツホテルとなるわけですね。

ご主人のデニス・サッチャーさんは、チェルシー・ブリッジの袂に建つリスター・ホスピタル(Lister Hospital)で亡くなっています。
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向かいが二人の眠るロイヤル・ホスピタル・チェルシー。

私の思っていることを綴っているので、読んでいる人は面白くも、また、興味もないでしょうが、(いつか死をむかえる同じ人間として)自分自身の心の記録として残しておきたくて・・・
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英国の権威を内外に示す意味の濃い葬儀という気がしましますが、葬儀の行進の沿道には、一部、「お金の無駄!」(Waste of Money!)というデモンストレーションをしている集団がいましたよね。インタビューにも答えていました。

それもまた民主主義のバランスを成す必要なデモンストレーションですが、「私(たち)のお金よ!」と主張してインタビューに答えている人に対して、私が真っ先に口をついてでた言葉は「あんた、一体、いくら税金を納めているの?!!」「そういう発言は、まとも以上の税金を納めている人が言えるせりふ!」「もしかしたら、あなた、マイナス・タックスだったりしない?」と。

それだけ、ベネフィットをもらっている人が多い「慢性イギリス病」の国なので。日本とは福祉政策が異なる英国ゆえ、「慢性イギリス病」という言葉を知らない方もいるかもしれませんが・・・
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by rie-suzuki67 | 2013-04-21 08:00 | :: Extra, extra...
葬儀と停電
日本でマーガレット・サッチャー元首相の葬儀の模様をテレビでご覧になった方は、きっとウェストミンスター・パレス(国会議事堂)のチャペルから出発して、セント・ポール大聖堂に到着、そして葬儀終了までの映像ではないかと思います。

葬儀終了後、彼女の棺はチェルシー地区にあるロイヤル・ホスピタル・チェルシーへ移動し、火葬場へと出発するまでの数時間を、この敷地内のチャペルで静かに過ごしていたのです。

12.20pm、スローン・スクエア周辺にヘリコプターがやってきた音、車に注意を促す警笛がとどろきました。

(セント・ポール大聖堂を離れた)棺を乗せた霊柩車が到着したようです。

聞こえてからゲート前に向かったのでは間に合うわけもないのですが、一応・・・

メインゲート前は人だかり。
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自転車に乗ったご近所の女性が、犬の散歩途中で立ち止まった知り合いに、「右のゲートから速やかにはいっちゃったわよ」と。

メイン・ゲート前にいた女性たちは「もうチャペルに入ってしまったって。でもラブリー・デイね」と待っていた時間を楽しんだからいいわねっ、ということなのでしょう、笑顔で散っていきました。
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こちらがチャペルの裏側(↓)
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そして、チャペルの正面(↓)
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右のゲートとは、この東側の通りに面しているゲートのことで・・・
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人がはけた後の東側ゲート前(↓)
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実は、まだ終わっていないので、ここだけでなく、敷地全体に渡って警察官がたくさん配置されていて(警察官が写らない位置で綺麗なお庭をパチリ)。
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サッチャーさんの棺をウェストミンスター・パレスからストランドへ、そしてセント・ポール大聖堂からロイヤル・ホスピタル・チェルシーへ運んできた霊柩車(↓)
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霊柩車のプレートナンバーも確認、間違いありません。そして、この駐車している車の前方には先導していた白バイと後方の白バイの6台が綺麗に並んでいました。

終わりじゃないんです!

セント・ポール大聖堂での葬儀の後には、二箇所で列席者を招いてのレセプションが行われていて、ご家族は両方に顔をだしているんです。

到着から三時間後(3.30pm)、再び、霊柩車は棺を乗せて、パットニー・ブリッジを渡り、キュー・ガーデンのすぐ傍にあるモートレイク火葬場(Mortlake crematorium)へ向かうのです。

先に亡くなられたご主人も眠るこのロイヤル・ホスピタル・チェルシーに戻ってくる時は、灰となって帰ってこられます。

実は、棺が到着して間もなく、その北側に位置するナイツブリッジ駅方向へパトカーがけたたましく走っていきました。

目と鼻の先であるナイツブリッジ駅一帯総停電になって、多くのブティックや飲食店が真っ暗。レジも使えないし、冷蔵棚も利かないので、数時間に渡って店仕舞いをしていました。

もちろん、信号も機能しないので、(あの交通量の多い渋滞の)ナイツブリッジ駅交差点の四方にはそれぞれ警察官が立って、何時間も誘導していた状態。
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by rie-suzuki67 | 2013-04-18 05:28 | :: Extra, extra...
若い桜は緑に映えます
ヨーロッパや英国では、この時季になると、(桜に似た)アーモンドの花(木)が満開となります。葉っぱが茶色なだけで、一見、桜にみえます。

でも、場所によっては(アーモンド・ツリーではなく)本物の桜を見ることができるんです!例えば、ロンドン・チェルシー地区の対岸にあるバタシー・パーク

さまざまな顔を持つ公園ですが、公園の南西エリアには、以前から淡いピンク色のカンザクラ (?) の木が数本植えられていました(↓)
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その木々の間に更に白いソメイヨシノかマメザムラ(?) がたくさん追加され(↓)
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桜並木になっています。
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無論、追加された桜の幹はまだ細く、枝も数えられるほどしかない小振りなので、写真ではピンク色の桜の木々の間にただの棒が何本も立っているようにしか見えないんじゃないかと思います。

大輪、大木、古木には遥かに及びませんが、若いマメ桜並木。

若い、可愛らしい桜は、緑の芝に映えますよね。自然の息吹を感じます。ヨーロッパ、英国ならではのマッチング(風景)じゃないかな?!
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by rie-suzuki67 | 2013-04-16 07:17
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp