旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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危険犬種法 (Dangerous Dogs Act 1991)
(一応、ペット先進国)動物愛護の国・英国のペットショップといえば、ペット用品だけを販売している店であって、犬や猫の姿はなく店頭販売は行っていません。動物が買えるのはハロッズ百貨店のペットショップくらいなもの。

ここは、バタシー・ドッグ&キャット・ホーム(保護センター)。
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野良犬、野良猫の類を滅多に見かけないのは、こういう保護センターに収容され、しつけが行われいるからになります。屋外のブルーの壁で仕切られた独立スペースの中で、しつけが行われている光景を見かけます。
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犬を飼いたい人は、上記のような保護センターから譲り受けるか、ブリーダーから直接買う方法をとるわけですが、簡単には飼うことができません。

英国では、飼う人のカウンセリングから始まります。互いの快適な生活のために、人間が審査されます。
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どの時間帯にかまってやれるか、誰が世話するのか、この人は犬を飼えるしっかりとした性格か、その人の収入、買いたい(飼いたい)犬種と合っているかを判断するための審査が行われます。
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国内在住で厳しい審査をパスした人にしか売ってもらえませんし(譲り受けることができませんし)、例えば、日本人が保護センターで犬などのペットを譲り受けようとする場合は、帰国時に日本に連れて帰ることを条件として出されます。

これにより、ただの流行で衝動的に飼い、飽きたら捨ててしまうということがなくなるとされています。
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特に犬を飼うというのは、一種のステイタス・シンボルみたいな感も無きにしもあらず・・・

公園内には、必ず、動物のを入れるためのゴミ箱が、設置されています。
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一度、ペットを入手したひには、しつけを行うことが厳しいので、日本の犬よりも甘やかされていなくて、頭が良いように思います。

しかし、そんな動物でも、時に、「飼い主がコントロールできないほど危険な状態」になる時があり、公共の場であった場合は、飼い主が処罰されます。
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さて、犬といっても犬種はさまざま(私は、詳しくありません)。1991年危険犬種法(Dangerous Dogs Act 1991)では、以下4タイプの犬の所有、繁殖、販売、交換、譲渡、販売するための広告を出すことが禁じられています。

● ピット・ブル・テリア(Pit Bull Terrier)
● 土佐犬(Japanese Tosa)
● ドゴ・アルヘンティーノ(Dogo Argentino)
● フィラ・ブラジレイロ(Fila Braziliero)

4つのタイプ(type)の犬が違法であると定めており、種(breed)という言葉を使用していないのは、禁止対象が純血種(pure breed)限定ではなく、他の犬種の血が混じっている場合も対象となるからです。

土佐犬もちゃんと把握されているのにはびっくり!
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by rie-suzuki67 | 2010-04-30 02:04 | :: uk is ...
ナイフ
今時は、どのガーデンでも「チューリップ」がメインの座を獲得しています。

チューリップだらけと一口に言っても、品種の違うチューリップを上手く配置しているので、見ていて楽しいです。
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(↑)濃紫というよりも、限りなく「黒」という印象のチューリップをよくみかけます。

(↓)尖がっているものや、バラか牡丹かと思うようなボテッとしたチューリップ。
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たくさんの異なるチューリップを見ていると、ヨーロッパの品種改良の歴史を実感させられます。

庭ではリンゴの花が咲き出しました。7月には青リンゴが生ります。
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※白い青リンゴの木の後ろで咲いているのは、チェリー・プラム(スモモの一種)の木の花です。チェリー・プラムの花には、白と赤がありますが、これは赤いもの。

ところで、いつの間にか、ナイフを使うことが当たり前と思うようになった自分が不思議です。
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言わなくても、ちゃんとナイフ(だけ)をつけてくれるわけですが、所詮、カフェのスタッフは外国人アルバイトが多いので、つけてくれない時は「ナイフなしでは食べられないんだけど、私!」と心の中で思いながら催促します。
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なぜ、ナイフ(だけ)なの?とお思いでしょうが、マフィンやジャムがサンドされた大判薄型のショートブレッドなどは、かぶりつくわけにいかないので、まずはナイフで切って、手でつまんで食べるので、ナイフだけで十分なのです。

それならフォークだけでいいんじゃない?と思うでしょうが、慣れると意外に必要なものは「ナイフ!」となるから不思議です。

フォークの場合は、一切、素手でつかむことがありませんが、ナイフの場合は、一応は上品に小分けに切って、最終的には手を使うので、上品と下品の両方を行うわけですね・・・ 上っ面と本質で中和させたスタイルって感じです。
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この手のサンドウィッチには、ナイフは不要ですが、つけてくれています・・・
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by rie-suzuki67 | 2010-04-29 08:31 | :: me-and-my-life
Royal Gun Salutes(礼砲)
英国王の公式誕生日は、伝統に則り6月の第2土曜日と定められていますが、4月21日は、エイザベス女王の(本当の)お誕生日でしたので、ハイド・パークで捧げ砲(Gun Salutes)が行われました。
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一度はご覧になることをお薦めしたい圧巻の光景なので、その模様を順を追ってご紹介します。

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by rie-suzuki67 | 2010-04-25 02:12 | :: Royal Family
レッドブッシュ・ティー
以前、日本に帰った時、妹が買ってきた無印のルイボス・ティーを飲んで・・・

「あれ?この味、レッドブッシュ・ティーにそっくり」と感じたのもそのはず、英語では(ルイボス・ティーを)レッドブッシュ・ティー(Redbush Tea)と呼びます。
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ルイボスは、もともと南アフリカ(英国連邦)のミネラル豊富な土壌に自生するマメ科の植物で、針葉樹のような葉が乾燥すると赤褐色になることから、現地語で「赤い藪(やぶ)」(Rooibos)という意味を持ちます。

従って、英国(英語)では、レッドブッシュ
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抗酸化作用があるといわれ、ノン・カフェインのこの紅茶は、妊婦さんにも人気だそうですが、効能はべつとしても私のお気に入りのティーで、ほっとする味わい。

ミルクをたっぷり入れてマイルドにして飲みます。

40 bags 1.69 ポンド(約243円)

ところで、英国はマフィンの国。ドーナッツといえば、中にジャムが入った饅頭のようなものか、またはアメリカのドーナッツ屋さんが提供するような(やたらと)ソフトなもののどちらか。

ミスター・ドーナッツの「クラシック」が食べたい!とよく言っていた私の前に、それに似た硬めのドーナッツが現れました。
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最近スターバックスに置かれるようになったドーナッツ。そのドーナッツが比較的それに近い硬さ!嬉しい!
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by rie-suzuki67 | 2010-04-21 07:39 | :: Food & Beverages
ロンドン最古のパブ
トラファルガー・スクエアとセント・ポール大聖堂を結ぶ真っ直ぐに伸びた道は、ストランドフリート・ストリートで構成されていますが、間もなくセント・ポール大聖堂という辺りがフリート・ストリート(Fleet Street)。
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フリート街といえば、ずっと昔は新聞社街として名高かった界隈です。

大通りに面して、創業1538年のパブ Ye Olde Cheshire Cheese(イェ・オールド・チェシャー・チーズ)があります。
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入り口は、フリート・ストリートの脇道 Wine Office Court 側にあります。
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世界三大大火と呼ばれるロンドン大火(1666年)によって消失したパブが、翌年に再建されたことが看板からわかります(rebuilt 1667)。
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現在もレストラン&バーとして現役です。一階がコースメニューなどを提供するダイニングで、地下一階と二階で一般的なパブメニューが提供されています。
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すぐ裏手には、英国初の英語辞書 "Dictionary of the English Language" の編纂で知られる Dr. Johnson(サミュエル・ジョンソン, 1709~84)の家があり、彼はもちろんのこと、チャールズ・ディケンズも常連であったパブです。
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by rie-suzuki67 | 2010-04-20 08:09 | :: Architecture
木蓮
アイスランドの火山噴火に伴い、いまもって英国と(北)欧州の空港では飛行機の離着陸ができませんので、お困りの方が沢山いらっしゃると思います。

フェリー、ユーロ・スターも満席のようで、パリなどにもバスを走らせている遠距離バスのナショナル・エクスプレスの窓口は、今まで見たこともないような長蛇の列ができています。
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高度が高い上空を粉塵が舞っている可能性があり、その粉塵が両翼のエンジンにでも入ったら、機体は上空で停止してしまい、後は墜落するという大事故になるわけですから、飛ばさないのが妥当だと考えます。

日本の妹が送ってくれたEMS(小包)は、噴火の前に着いたので、よかったです。噴火後だったら、日本でまだまだ待機中となっていたことでしょう。

低い位置を飛ぶプライベート・ジェットは見かけるものの、ロンドンの空から飛行機が姿を消した光景は、何とも不思議な感じです。

(ヒースロー空港へ着陸する飛行機が、数珠繋ぎのように、ロンドン中心部の上空を飛ぶので、飛行機が当たり前のように、日常の景色の中にあるので)
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ロンドンは、晴天が続いています。気持ちのよい夏です。
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水仙、そしてアーモンドの木に変わって、今は、木蓮(英名:マグノリア)が満開です(↑↓)
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William Curley の支店がスローン・スクエア近くにオープンしたとは知っていましたが、どこだろうと思っていたら、程近いピムリコ・スクエアのところでした。
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昔、数件隣に幼少のモーツワルトが(体を壊して)療養滞在していたので、ピムリコ・スクエアにはモーツワルト像がありますが、そのすぐ後ろにWilliam Curleyがオープンしていました。

テレビをみていても、総選挙絡みの番組ばかりの今日この頃・・・
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by rie-suzuki67 | 2010-04-19 19:08 | :: Plants & Parks
エコバッグ (Jute Bag)
晴天が続いています! いつもながら人とバスで賑わうオックスフォード・ストリート(↓)
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さて、数年前から、スーパーマーケットをはじめとするさまざまな店のエコバッグを持つ人が増えましたが、よく見かけるのはTesco(てんとう虫の柄)のジュート・バック(Jute Bag 麻バッグ)。

しかし、あまり人が持っていないジュート・バッグが欲しい!という方のために、独立系スーパーマーケットをご紹介します。
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こちらは、私がよくふら付いているスローン・スクエア近くDuke of York Squareに建つスーパーマーケット「パートリッジーズ」(Partridges)。
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女王陛下御用達の証であるロイヤル・ワラント(royal warrant)を持つお店です。

品揃えは豊富。野菜・肉・ブレッド・・・殆ど何でも揃っています。ここのオリジナル・ジュート・バッグは二種類ありますが、お奨めなのはロイヤル・ワラントを誇らしげにつけたワインカラーをあしらったもの。
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マチの部分もワイン色です。

次に、セレブに愛されているスーパーマーケット「ヴィランドリー」(Villandry)。
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Oxford Circus 駅の北、Great Portland Street 駅近くにありますが、オックスフォード・ストリート(Top Shopの横の道)からGreat Portland Streetを真っ直ぐ北に歩いて行っても近いです。
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a0067582_426423.jpgその名の通り、フランス食材をメインに置いており、大した品数ではありません。

どちらかというと、レストランとカフェがメインと化したデリといった感じ。

ここのジュート・バッグは、目の覚めるようなライトグリーン!

お店のテーマカラーです。

もともとは、クリスマスのギフト・ハンパー用だったのですが、問い合わせが多く商品化となったもので、現在は5.20ポンドで販売されています。
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by rie-suzuki67 | 2010-04-12 04:27 | :: Shopping
創業250年 "Flower Corner"
日本ではが満開と数日前に妹から知らせがありましたが、ヨーロッパ、英国ではこの時季になると、いたるところで(桜によく似た)アーモンドが満開です。
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桜の木は葉っぱの色が緑色ですが、アーモンドの木はエンジ色の葉っぱ。
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薄いピンクがかった白い花びらと緑の葉っぱのコンビネーションに“純”を感じ、とうとう今年になって「あ~桜が見たい!」と思うようになりました。

さて、英国には、花を売る店が多いので、お花を安価に買い求めて帰宅することも容易です。
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駅、スーパーマーケットはもとより・・・
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一般的には路上の花屋さんが沢山あります。
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ハイストリート・ケンジントンのランドマークとなっている教会の前で、毎日店を開いているのが "Flower Corner" という老舗の花屋さん。
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教会の前で花を売り始めて250年と、歴史を誇る(現在、店主は4代目の)家族経営 。
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有名人も顧客に名を連ねており、花束、切花、ウェディング・・・花に関することなら何でもおまかせという花屋さん。
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by rie-suzuki67 | 2010-04-10 18:02 | :: Walk & Streets
Cadbury チョコレート工場
イースター休暇は、(なぜだか)バーミンガムで過ごしました。
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バーミンガム郊外にボーンヴィル(Bournville)という地名の場所があり、その地名は英国のチョコレートの代名詞である“カドバリー(Cadbury)のふるさと”として英国全土にとどろいている場所です。
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※Cadburyは老舗チョコレートメーカーで、日本でいうところのグリコ、明治チョコレートのような感じで、どこででも売られている英国人に最も親しまれているチョコレートです。英国人でも、人によりカドブリー、カドバリー、カドベリーの三種類の発音をします。
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1824年 Mr. John Cadbury によってバーミンガムに創業されたカドバリー。工場をバーミンガム郊外に移転する際、労働者のために学校・病院等を有するガーデン都市の開発を行い、ボーンヴィルという地名が誕生したわけです。
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その名は、近くを流れる小川ボーン(Bourn Brook)にフランス語のville(英語ではvillage村)をつけてBournvilleとしたもので、フランスのチョコレートに対抗したくてそうしたそうです。
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by rie-suzuki67 | 2010-04-07 18:59 | :: Travel
「トイ・シアター」 at Pollock's Toy Museum
「トイ・シアター」というのは、日本の紙芝居の立体版のようなもので、100年以上前にヨーロッパで流行したもの(↓)
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紙で作られた登場人物は針金がついていて、舞台の横から(↓)
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舞台照明は、舞台の先端に、小さなロウソクが立てられるボックスが設けられており、時代が進んだものは、豆電球がついています。
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シーンが変わって舞台背景を変える場合は、上から背景が挿し込まれるという具合(↓)
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私が何処にいるかといいますと、「ポロックス・トイ・ミュージアム」(Pollock's Toy Museum)。
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トッテナム・コート駅から一つ目のグージ・ストリート駅(Goodge Street)のすぐ裏手の通りにあり、地元(ロンドン)育ちの人にしか知られていない隠れたおもちゃ博物館という気がします。
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ヴィクトリア時代、トイ・シアター印刷会社(Benjamin Pollock Ltd)を営むヴェンジャミン・ポロック(Benjamin Pollock)という方が、(流行が廃れても)頑固にトイ・シアターを作り続けていた場所がここです。
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ポロックさんの死後、お客の一人であったマーガレット・ファウドリイ(Marguerite Fawdry)が、ポロックさんのコレクションのすべて買い取り現在は博物館となっています。
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この博物館、トイ・シアターだけでなく、ドールハウスはもちろんのこと・・・
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所狭しと、世界中のおもちゃが展示されているのには目を見張るものがあります。
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(写真が多いので、折りたたんでみましたので、「続きを読む」をクリックしてご覧ください)

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by rie-suzuki67 | 2010-04-03 02:32 | :: Gal./Mus./Theatre
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp