旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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ハラル・マーク
肉、この国に来て依頼、肉を食べて美味しいと思ったことはなく、例えば牛肉ならば「まさにを食べている」と感じてしまう味。

そんな話を人にした際、ハラル・ミートを試してみたら?!と。ご主人がトルコ人という日本人女性からのお勧めらしいのですが、「そうかっ」と思いながらもまだ試していません。
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ハラル(حلال、Halal) は、イスラム法で許された食してよい物のことをいい、従ってハラル・ミートは食してよい肉のことです。
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イスラム教徒(以下モスリム)は豚肉を食べることを禁止されているということは日本でも知られていますが、厳格なイスラム教の国の人は、それ以外の肉であっても殺し方が正規の手順に従ったものでなければ食べられません。

このため、モスリムは単純に材料表示だけを見て判断することが出来ないためハラルの表示が必要になります。アメリカはもとより英国でもお馴染みのハラル・マーク。
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英国では、お肉屋さん、スーパーマーケットはもとより、レストランやハンバーガー・ショップでもこの表示が生活に根付いています。
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なぜ、「ハラル・ミートを試してみれば」という話になるのかというと、イスラム法では血を食することは禁忌であるため、ゆえに、ハラル・ミートは完全に血抜きをされたお肉なので、くさみがないからなのです。

一般の肉との違いですが・・・

(1) まずは餌(えさ)。その家畜が食べた餌にハラムに違反するものが入っていてはならない。

(2) 必ずモスリムが殺したものでなければならず、鋭利なナイフで「アッラーの御名によって。アッラーは最も偉大なり」と唱えながら喉のあたりを横に切断しなければならない。絞殺や撲殺は禁忌。なんらかの事故や病気で死亡した家畜の死体を食肉とすることも禁忌。

(3) 解体は、 牛の頭をキブラの方向に向けて完全に血液が抜けて死んでから行う。

(4) 輸送・保管に関しては、 保管場所や輸送する乗り物に豚が一緒になってはいけない(トラックから冷蔵庫まで全て別にする)。
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厳格なイスラム教の国の人は、食べる時に常にそれがハラルなものであるかを確認しなければいけませんが、日本ではそれを確認することさえ困難です。

というより、一般的にそんな肉は置いていないでしょう。人種のルツボでもない日本では、(いくらサービス大国「ニッッポン」といえども)わずかな外国人向けに気配りをする必要がないのでしょう。また宗教には疎い国ですし・・・。

アルコールの入っている醤油やみりんも使うことができませんね~。
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by rie-suzuki67 | 2009-12-30 07:47 | :: Food & Beverages
ユール・ログ(Yule Log)
今年もクリスマスをスコットランドで過ごしロンドンに帰って来ました。
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(↑)クリスマスカードはやっぱり横開きの物の方が立てやすい。
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スコットランドは、クリスマスデイを除いて毎日が降ったり止んだりを繰り返す白銀の世界でした(↑エディンバラ城、↓クリスマス・ストール)
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クリスマス・プディング、ミンスパイの他にもクリスマスシーズンに食べられるお菓子を今年は食べつくした気がします。これはクリスマス・ビスケット(↓)
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そして、これはユール・ログ(Yule Log)(↓)。北欧諸国では、クリスマスのことをユール(古語)と呼び、ユール・ログは「クリスマスの丸太」
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古来、クリスマスに一晩中暖炉で燃やすように特別に用いられた大きな薪(まき) のことで、それを模したクリスマスのケーキです。

元々は北欧の太陽神話に基づく「樫の薪を暖炉で燃やすと一年間無病息災で暮らせる」とされたユール・ログという冬至のお祭の風習に発しています。

このケーキがフランスにもたらされると、(日本でもお馴染みの丸太の形をしたケーキ)「ブッシュ・ド・ノエル」(フランス語で「クリスマスの薪」の意)となりました。

ハーフ・プライス・セールがスタートしたBoxing Day(12月26日)は、人で賑わうエディンバラを避けて、ダンディ(Dundee)にお買い物へ。
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このブロンズ像(↓)は、英国のコミック「The Dandy」の主人公“必死のダン” (Desperate Dan)。ダンディに本社を持つ出版社D. C. Thomson & Co. が1937年に世に送り出した漫画です。
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漫画家でありイラストレーターのDudley D. Watkins(1907 - 1969)の漫画で、彼はスコットランド人ではなくイングリッシュです。

スコットランドでゆっくりしていましたが、ロンドンへの帰路は、雪の影響で飛行機が飛ばない恐れがあるので、電車にしました。わずかな金額の差だったので、1st Class を予約(Happy!)。
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一人がけ、二人がけ、四人がけのシートがありますが、コンプリメンタリーのコーヒーやお菓子のサービスがあるので快適!
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エディンバラを出ると、停車駅はDarlington - Newcastle - York - London Kings Cross
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York の駅は8/9年ぶり。車中からホームを見ながら懐かしいと感慨に浸りました。
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by rie-suzuki67 | 2009-12-29 19:30 | :: Food & Beverages
パブのクリスマス・ウィンドウ・ティスプレー
ここ数日、雪が '時折' ちらつくので、晴天でも寒い日が続き、ロンドンの冬らしい冬が来たことを実感しています。

パブに限ったことではなく、ショップや一般家庭でも、窓ガラスにクリスマスらしい絵を施したりしますが、でもやっぱりパブの窓ガラスを見るのが一番の楽しみです。
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日本でこんなことをしているお店を見かけたら「古臭い」「貧乏臭い」という風に見えてしまうのでしょうが、歴史を感じさせるパブや老舗の建物ゆえ、なんとも素朴でいい感じなのです。
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それにパブには、にも店内にも無数黒板があります。
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外の黒板には呼び込み用のフレーズを書いたり、店内には「今日のお薦めメニュー」が書かれた黒板があります。
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書体も独特、素人が書けるものではないことは見ての通りで、関心させられながらいつも眺めています。

さて、以前ご紹介したピカデリーの J. C. Cordings が閉店です。
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「道路工事によってもたらされた内部のダメージにより閉店」。そうです、しばらくの間、この店の前で道路工事か下水道工事をしていましたっけ。
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次のロンドン・オリンピックを控えてということはわかりますが、とにかく道路工事だらけのロンドン。交通渋滞の一番の原因になっていると思うのですが・・・

夕方、一時的に本格的なが降りました。30分位で止みましたが、どうなることかと心配して眺めておりました。
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P.S. ハード・ロックカフェののジャンボツリーの画像を二つ前 Xmas Iluminations 2009 の記事に追加しておきました。
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by rie-suzuki67 | 2009-12-22 03:27 | :: ShowWindow&Illumi
バンダリズム(Vandalism) と バンクシー(Banksy)
朝、駅のホームで電車を待ちながら、流れるアナウンスに聞き耳を立てるのは、遅れている理由の部分。その中に、... due to vandalism.(バンダリズムにより)というのがあります。

バンダリズムというのは、公共物(記念碑、建築物、電車、バスなど)や文化・芸術品私有財産(家、壁など)の破壊・汚損行為のことです。

電車やバスの窓ガラスがぶち割られたとか、ひどい落書きなどの理由で、遅れている(またはキャンセル)ということです。この英語、455年にローマに侵攻したバンダル族の略奪行為に語源があります。
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(↑)公共物への落書きもバンダリズムです。側面への落書きごときでは、走らせるのでしょうが、哀れな電車。

夜中に線路に入っての行為が多いので、線路づたいは、落書きだらけ・・・
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上の線路も下段の線路づたいも両方、落書き(↓)
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駅のホームの壁や線路づたいの壁に、ちょっと他とペンキの色が違う箇所があるのは、落書きを消した後です。いかにも人が落書きをするのに手のとどく高さにしたことがわかります(↓)
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修復したり、消したりする費用が莫大ということで、また夜中に線路に入るのは危険ですから、夜回り隊が結成されていると聞いたことがあります。

しかし、賛否両論、落書きを芸術(アート)と評価する人もいます。
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グラフィティ・アーティスト、ストリート・アーティストとして人気を博している覆面アーティスト「バンクシー(Banksy)」です。英国ロンドンを中心に世界各地にゲリラ的に描いている英国ブリストル生まれの人らしいです。

反体制、反勢力の主張が落書きに表現されているゲリラ・ストリート・アーティストとされています。

観光客で賑わうロンドンのド真ん中で、彼の落書きをみることはできませんが、ロンドンで生活をしている人においては、比較的、ロンドン中心部で目にすることでしょう。
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(↑)アーチウェイ駅(Archway)前の交差点の壁。くつわをされ囚人服を着たチャールズ・マンソンが、「どこでも」という紙を持ってヒッチハイクをしようとしている落書き。

(↓)こちらはイズリントン(Islington)。エンジェル駅(Angel)の北、Essex Road沿いにある薬局の壁。スーパーマーケット「TESCO」に対して敬意を賞する子どもです。皮肉を込めているのでしょうか?
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いずれにせよ、この建物の持ち主である薬局のオーナーは、Banksyの落書きが、バンダリズムにあわないようにと(近づいてよく見るとわかるのですが)プラスティックのカバーを施しています。

私にいわせれば、バカです!「バンダリズムの落書きをバンダリズムから守るため」とは。

もうお察しとは思いますが、私は、(アートと言われている)Banksyであろうと、落書きは破壊行為五十歩百歩のバンダリズムと思っているので、嫌いなのです。自分の家に落書きされたり、窓を割られたら怒るのと同じです。

そんな嫌いなネタを書いた理由は、クリスマスカードを買いに入った店に、Banksyの落書きがプリントされたポストカードやカードが他に混じってラックに並んでいるのを見てびっくりしたからです。
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by rie-suzuki67 | 2009-12-14 03:01 | :: Walk & Streets
Xmas Iluminations 2009
ロンドンの街はクリスマス一色。

しかし、ストリート&アーケードのイルミネーションは、毎年、使いまわしが多いので、代わり映えがしないのですが、今年は、ピカデリー・サーカスにあるエロスの像までクリスマスの装飾が施されました。
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10日程前の晩、通りかかった時、ちょうど設置作業をしていました(↑)

スノー・ボールにしたかったのでしょうが、全くパワー無しで、白い(雪に見立てた)ものが底の方で微かに飛んでるだけの日が数日続き・・・

その後、改良されて白いものが高く飛ぶようになりました(↓)
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しかし、スノー・ボールの中で“舞う”には程遠いのが残念。

去年と違うイルミネーション2としては、バーリントン・アーケード(↓)
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天井からではなく、今年は通路にツリーが、ずら~っと並んで美しいです。※このアーケード、日頃は人で埋め尽くされてしまうので、写真が撮れないため、ゲートが閉まる間際にでくわした時に撮らせていただきました。

毎年同じですが、こちらが(↓)、ハードロックカフェのジャンボツリー。
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F&M(↓)
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ヴィクトリア・コロナード(↓)
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スローン・スクエア(↓)
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by rie-suzuki67 | 2009-12-13 15:08 | :: ShowWindow&Illumi
♪真っ赤なお鼻の、トナカイさんは♪ ・・・それはルドルフ!
週末、近所でクリスマスツリーが販売されていました。
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もちろん、生木です。
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もみの木を通せるぐらいの大きさのラッパ型の道具があり、それを使ってネットを収めるのですが、これだけの本数を行なうのは、気の遠くなる作業だったろうにな~と思いました。
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さて、英国には、16世紀、エリザベス朝(エリザベス一世時代)からの伝統的なクリスマスの食べ物「ミンスパイ(Mince Pies)」があります。

その形状は、キリストの眠る揺りかごを表わしたものとされ、クリスマスから十二夜(公現節)までの間に一日一個、計12個のパイを食べると、新しい年に幸運が訪れるという言い伝えがあります。
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英国の伝統的なクリスマスの食べ物ゆえ、ハリーポッター全巻のクリスマスシーンはもちろん、アガサ・クリスティの小説や「ブリジットジョーンズの日記」など、多くの小説や映画に登場します。

直径約5~7cmの小さなお菓子で、パイ生地の中に、レーズンりんごを粗糖で煮つめ、果皮と数種類のスパイスで香りづけした甘いペーストが入っています。
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"Mince"はミンチの意味で、このことからも想像がつくように、元々は、ひき肉とラード、味付けにドライフルーツを入れていたものが、日持ちの良さなどの理由で、おまけだったドライフルーツがメインになって現在の形になったのでした。
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ミンスパイの中に入れている詰め物のことを、今でもmincemeat(ミンスミート)と呼びますので、材料は変わっても、名前に由来が残っています。

さて、このお菓子がちょっと特別なのは、英国のサンタ・クロース好物だということ。クリスマス・イヴは、子どもたちにとってはサンタがプレゼントを持ってやってくる晩なので、ご両親は準備に忙しいことでしょう。

サンタさんへの差し入れとして、シェリーやブランデーと共にこのミンスパイを置き、トナカイには好物のニンジンを置いておくのだそうです。
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そして、サンタさんが連れているトナカイの数というのは12匹が正当だそうで、一番有名なトナカイが赤鼻のトナカイ「ルドルフ(Rudolf)」

ルドルフの赤い鼻が(ライト代わりとなって)夜空を飛ぶサンタの空路を照らします。キャラクターとして最も登場するトナカイさんです。
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by rie-suzuki67 | 2009-12-08 10:45 | :: Food & Beverages
TV スタジオ
「ロンドンから鈴木がお伝えいたします」・・・(なんちゃって)
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今日、仕事で(テムズ河に架かる橋の一つ)ランベス・ブリッジの袂に建つ Westminster Tower に行きました。
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仕事というのは、日系のテレビ局のロンドン支局に用があってなのですが、このビルの一室をオフィスとして借りていらっしゃいます。

実は Westminster Tower には、大・中・小と3室貸しスタジオもあるので便利なようです。
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仕事が終わった後、よかったらスタジオでも見ていきませんか、と言っていただき、ご案内いただいたのは、中サイズのスタジオです。
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テムズ河を挟んで、バックには国会議事堂ビッグベン!素晴らしいロケーションです。
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この中スタジオでは、ブレア元首相や(米NBCの中継で)オバマ大統領がインタビューを受けています。
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Westminster Live! というスタジオ名らいしいですが、私がお邪魔をした日系のテレビ局以外にも、米NBCアルジャジージャフランスのテレビ局が使用しているスタジオとおっちゃっていました。
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今晩も、23時過ぎから(日本の朝向けニュース番組の)中継が、この中スタジオからあるのですよとおっしゃっていました。日本時間の土曜日朝8:00代日本テレビってことですね~(あっ!日テレと言ってしまった)
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by rie-suzuki67 | 2009-12-05 07:07 | :: TV & Films
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp