旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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「カティ・サーク」 -- 「蛍の光」 -- 「魔女」
昨日(5月21日)は、朝から、(かつて大英帝国が誇った)快速帆船「カティ・サーク(Cutty Sark)」の不審火による焼失のニュースがTOP。
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ロンドンの中で、私が一番好きな場所がグリニッジなだけに、そこに(テムズ河に)停泊している(観光名所になっている)この船は、ある種、グリニッジのシンボルの一つであるから、かなりショック!

歴史を重んじる英国においては、それはそれは貴重な船の損害です。
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英国とは切っても切れない紅茶文化。東インド会社ってご存知ですよね。この船は、茶輸送船として重要な役割を果し、最強の速さから19世紀のフェラーリとも呼ばれているティー・クリッパーです。

スコッチ・ウィスキーの "CUTTY SARK" は、この船の名前から命名されていますが、では、この船の名前の由来は・・・というと(以下)。

「カティ・サーク(Cutty Sark)」とは、スコットランド語で、Cutty = Short(短い)・Sark = Petticoat(ペチコート=下着)のこと。

「短い下着」は、英国スコットランドの英雄的詩人、ロバート・バーンズ(Robert Burns, 「蛍の光」の原曲であるスコットランド民謡 "Auld Lang Syne" <英訳:Old Long Ago「遠い昔」> の作詞者)の詩 "Tam o' Shanter"(シャンターのタム)の中に出てくるフレーズです。

最初の船主となったジョン・ジョック・ウィリス(John Jock Willis)が、このフレーズから命名したといわれています。

カティ・サーク号のニュースでは、主語(船)は She … とコメントされますが、この船が女性であることは明白。
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理由は有名ですが、船に無くてはならない船首にいるのが、胸をあらわに「カティ・サーク(短い下着)」をまとい、馬の尻尾の毛を握った魔女ナニー(Nannie)だからです。
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バーンズの詩に登場するナニーは、ある暴風雨の夜、百姓のタムが馬にまたがり家に帰る途中、村はずれの教会堂で、魔女の狂宴を垣間見てしまいます。

その中に、一人下着姿で踊る若く美しい魔女ナニーを見たタムは、興奮のあまり思わず叫び声をあげて見つかってしまいます。

タムは馬に飛び乗り逃げますが、ナニーは空を飛ぶように追い迫り、左手で馬の尻尾をつかんだ瞬間、馬が魔女の嫌う(水)を飛び越え、馬の尻尾がぬけてタムの命は助かります。

物語の通り、船首像のナニーは、もすごい形相をし、水平に突き出した左手には、馬の尻尾の毛を握っています。その後としては、ナニーは髪を掴んで人を海に引きずり込む魔女とされています。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-23 03:50 | :: Literature
ラベンダーは難しい
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「今年は、庭にラベンダーを植えようと思っているんだけど、あれって難しいんすよ」と知人が先日、言っていました。

理由として、「植えても、先に真ん中が無くなってしまうので」と言っていたけれど、意味がわかならい?!

土曜日は、買い物客+観光客で賑わうオックスフォード・ストリート辺りに出かけたので、日曜日は近所の散歩にとどめ、ノーウッド・ブローブの植え替えられた花々を観察。
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上の写真(ラベンダー)の全体像は、こんな感じ(↓)。英国ガーデンの特徴(一般的)といえるコンビネーション(ミックス)で植えられていました。
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ここは斜面になっているので、ベンチのある向こう側()から、みてみるとこんな感じ(↓)。
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で咲いている花々も「紫」の花で統一しているので、真夏にラベンダーが咲いたら、ここは、独特の雰囲気を醸し出すことでしょう。

まだちょと、ラベンダーが咲くには早いので、もう少ししたら、また来ますね。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-21 08:05 | :: Plants & Parks
点定撮影 <窓から>
昨年の、家の窓から(庭の向こう側にある)広大な公園の芝は見えませんでした。木々が生い茂り、公園を隠していたのです。

しかし、冬場には、その姿を序々に現し、そしてまた、、木々がうっそうと茂り、公園を隠しています。

15/10/2006 (秋)
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21/11/2006 (冬)
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03/12/2006 (冬)
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22/02/2007 (冬 - 春)
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07/05/2007 (現在 - 夏)
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by rie-suzuki67 | 2007-05-17 03:22 | :: Regular Shooting
ラデュレ(Laduree)の新店舗告知を発見!
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ハロッズにマカロンで有名なパリの「ラデュレ」がオープンしたのは、1年半くらい前でしょうか。

そして今度は、超便利な立地 ザ・ピカデリー沿いのバーリントン・アーケード*(Burlington Arcade)の入り口に新店舗がオープンしますよ。
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バーリントン・アーケードといえば、通称カシミア通り。その他には高級万年筆やバッグ、アクセサリーを取り扱う店が軒を連ねます。
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ラデュレがオープンする予定の向かい(同じくアーケードの入り口)にあるこのトランクス屋さん(↓)が、結構、気になっています。なんせ、毎朝、この前をバスで通るので・・・
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因みに、数件並びには、パリのチョコレート店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」があります。
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マカロンの売り上げが落ちるでしょうね~?!

しかし、チョコレート屋さんだけあって、店内を落ち着いたブラウンカラーでまとめ、品の良い、高級感漂う雰囲気が素敵なのですよ!
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*【バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)】
バーリントン・アーケードは、世界初のショッピング・アーケード(ブリュッセルにある「ギャルリー・サン・テュベール」Galerie St. Hubert は1847年)。1819年、バーリントン・ハウス(Burlington House、現在の英国王立芸術院 Royal Academy of Arts)に住んでいた領主ジョージ・キャヴェンディシュ(Lord George Cavendish)が、西側のプロムナードに並んだ店々で食べられた牡蠣殻やゴミが敷地内にに投げ込まれるのを防ぐためにカバー(屋根)を造らせた。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-16 02:38 | :: Food & Beverages
Still/Sparkling Water の見分け方
日本は、ただの水(スティル)が一般的で、ガス入り水(スパークリング)の方は何処ででも売られているという代物ではありませんよね。

英国でも(日本のように)ブランド・ウォーター(エヴィアン、ヴォルビック、ペリエなど)が売られているけれど、スーパーマーケット独自のブランドや名産地の地名ブランドを買うのが日常的なため、still と sparkling を区別するための規定があります。

それは、牛乳の種類を区分するのと同じようにパッケージのです(牛乳につていは こちら)。

英国では、スティル・ウォーターは「青」、スパークリング・ウォーターは「緑」となっています。
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ヨーロッパは、スティルとスパークリングの両方ともが一般的に産出できる土地柄、こういった区別しやすい規定を設けている国が多いです。

イタリアでは、スティルは「プラスティック」のペットボトル、スパークリングは「ガラス」のボトルという具合(オーストリアも同じだと思います)。

従って、ロンドンのホテルでは、(ボトルを動かすと)自動的課金されてしまう客室のミニ・バーに、色しか見えない設置タイプがあります(五ツ星ホテル)。
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「肝心の文字(ラベル)が見えないのに、どうやって判断するんだよ~!見るために動かすと課金されてしまうし・・・」と不思議に思っている方、そういうルールがあるのです。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-13 01:30 | :: Food & Beverages
Green/Red Man
Who is The Green Man? 今日、私が聞き返した言葉です。

英国人の話の中に "green man" という言葉が出てきたのですが、「グリーン・マンって、誰?」てな具合に話が見えなかったのです。

グリーン・マンは、この人でした(↓)
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「青信号」

れっきとした職業についた30歳過ぎの英国人ですから、「それは一般的に使う言葉か?」と尋ねてみると、一般的だそうです。

子どもには、Wait for a green man! と言ったりするし、大人同士でも青信号のことを単に green man(フルに表現すると green traffic light man でしょう)と日常生活の中で言うそうです。

そりゃそうです、私たちのような30歳と40歳の会話で登場するぐらいですから・・・。

当然、こちらは(↓)、red man となります。
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やっぱり、英国人は、何でも後に "- man" を付ける呼び方が好きですよね。

が、しかし、今頃、そんな初歩的な日常用語を知ったなんて、まだまだ、私は、あまいな~と反省。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-11 03:37 | :: Languages
ピーター・パンと寒中水泳大会
毎年クリスマス・デイにハイドパークのサーペンタイン(池)で開催されている「寒中水泳大会」、ご存知の方も多いはず。
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はっきり言って、近所に住んでいるか、またはを持っている人しか見にいけませんよね!(12/25は交通機関が全面運休日ですから)

そんな印象しかない「寒中水泳大会」ですが、実は、由緒正しきものでありまして・・・

サーペンタイン(池)沿いに、クラブハウスがありますので、ちょっとここで一休みのティータイム
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こんなものがに飾られています(↓)
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クラブハウス前のデッキから飛び込むわけですなっ(↓)
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さて、この寒中水泳大会、その名も「ピーターパン杯」(Peter Pan Cup)と言います。
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a0067582_1541738.jpgハイドパークの一部と見なされることもある地続きのケンジントン・ガーデンには「ピーターパンの像」もありますよね。

そこで、なぜ、ピーターパンの舞台がケンジントン・ガーデンなのか?のお話。

ケンジントン・ガーデンの歴史は長く、古くは地続きのハイドパークの一部でした。

現在は、ウェスト・キャリッジ・ドライヴ (The Ring) が境界となり、二つの広大な公園が隣り合っているといったところ。

ジェームズ・マシュー・バリ(Sir James Matthew Barrie 1860-1937)が戯曲・小説に書いたピーターパンの原作名は「ケンジントン・ガーデンのピーターパン」といいます。

そして、原作には、「産まれたばかりの赤ちゃんのピーターは、7日目に、背中がムズムズするので暴れだし、家を飛び出して、ケンジントン・ガーデンに飛んでいく」とあります。

a0067582_1524276.jpgでは、なぜケンジントン・ガーデンなのでしょう。

それは、作者バリの作品の中に、「人間の子どもは皆、最初は鳥で、飛ぶことができ、それで、赤ちゃんは背中がムズムズして、怒って泣き出すそうな、そして人間になるための鳥はサーペンタイン(池)にいる」というお話があります。


a0067582_14561618.jpgピーターは人間になる前の家へ戻りたかったのですねっ。

映画「ネバーランド」("Finding Neverland" 2004)の映像美は素晴らしいですよね。

セイント・ジェームズ・パークも撮影に使われていますが、作品の舞台はケンジントン・ガーデン(ハイドパーク)。

それで、ケンジントン・ガーデンはピーターパン関係(行事・モニュメントなど)のことと関わりが深いのです。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-09 15:20 | :: Literature
こちらは、かなり咲いちゃってます!・・・薔薇
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セントラル・ロンドンのど真ん中にありながら、一歩足を踏み入れれば別世界の「ハイド・パーク+ケンジントン・ガーデン」。
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こちらは、かな~り咲いちゃってますよ!
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の薔薇が印象的だったので、上手く写真におさめたかったのですが、に揺れてピンボケ(↓)
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ケンジントン・ガーデンは、緑一色。ハイド・パークから地続きのケンジントン・ガーデン エリアに足を踏み入れた瞬間に、「あ~、こっちの方が美しい」と思う人が沢山いることでしょう。
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向こうに見えているのが、ケンジントン宮殿(↑)。ダイアナさんの住まいだった宮殿です。

右奥、かすかに一部が見えているのが、ロイヤル・アルバート・ホールとアルバート・メモリアル(↓)
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さあ、帰りますかっ・・・ (ベイズウォーター・ロード)
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by rie-suzuki67 | 2007-05-08 01:08 | :: Plants & Parks
薔薇の季節が始まります
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いつも、「薔薇は、6月の一週目がピークだから、その頃においで」と言っていますが、それでは遅いようです。
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日曜日、バタシー・パークの薔薇をチャックしたら、もう咲いているものがあり(殆どはつぼみですが)、慌ててしまいました。
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ロンドンでは、薔薇といえば、リージェント・パーク内にあるクイーンズ・ガーデンが、見ごたえもあり有名です。このままだと、5月下旬には満開となってしまうのではないでしょうか?!

英国の国花「薔薇」観賞を目的に、この時季、英国を(毎年)訪れていらっしゃる方!お早めにお越しいただくのがよいようです。
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バタシー・パーク内は、まるで植物園状態! 見慣れない植物がありすぎて、何の「木」「花」だかわからないものがほとんどです。
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英国でおもしろいな~と思うのは、いろんな色の花が木に咲いていること。ピンクとか黄色とか・・・
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木に生る花といえば、色は(牡丹のような)白・赤くらいしか念頭にないため、ピンクや黄色の大振りの花に驚いてしまいます。
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散歩中、友達が、この男の子(↑)と「いない、いない、バー」と遊び始めたので、その隙に、乳母車を撮影しておきました(いつか、ベイビー・バギー特集を組むため)。
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by rie-suzuki67 | 2007-05-07 19:51 | :: Plants & Parks
「お金」絡みの英語表現
「(外貨)両替所」のことを英国英語では、Bureau de Change(ビューロー・デ・チェインジ)と言います。

思いっきり、フランス語ですが、(英会話の)語学学校などでも、この言葉を教えます。
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既に英語になってしまった外来語ってやつです(日本人がエスカレーターのことを「移動用自動式階段」なんて言わないくらい一般的な日常言葉)。

辞書では、当然、Foreign Exchange と出てくるでしょうが、既に時代遅れ英語となっています。

あちこちに点在する両替所の看板は、殆どが Bureau de Change と表示されています(写真の場所は丁寧に両方明記していますが・・・)。

お金絡みでいえば、お金をおろすための ATM ですが、ATM はアメリカ英語です。

英国では、Cash Point(キャッシュ・ポイント)又は Cach Machine(キャッシュ・マシーン)と言い、どちらが一般的かといえば、キャッシュ・ポイントの方。

* * * * * * * おまけ * * * * * * *

英国は三連休(土・日・月)のため、のどかです。モデルを使っての写生会のようです(↓)
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ザ・ピカデリー通りにある「ハード・ロック・カフェ」は、おり状態(↓)
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バスの2階、一番前に座っておりました(↑)
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by rie-suzuki67 | 2007-05-06 20:06 | :: Languages
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp