旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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カテゴリ::: Travel( 27 )
パセリ、セージ、ローズマリーとタイム
昨日の「ローズマリーは追憶のため」は、愛する人に "(私のことを)覚えていて"、という切ない一説のお話でしたが、今日は逆に "私のことは忘れてくれ"、という歌。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)といえば、「サウンド・オブ・サイレント」「スカボロー・フェア」という世界に知られたヒット曲がありますが、この「スカボロー・フェア」の歌詞はかなり謎めいたもの。
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といっても、歌詞はイングランド民謡「スカーバラ・フェア」(Scarborough Fair)。その歌詞に、ポール・サイモンが自らの曲をつけたものゆえ、彼に罪はないのですが。

正しくと発音するとScarborough「スカーバラ」なので、スカーバラと書かせていただきますね。
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ウェスト・ヨークシャーに居たことのある私にとって、ノースヨークシャーの東海岸に位置するスカーバラは、とても思い出深い、なんとも表現し難い雰囲気をもったいい場所なのです。

今回は、見所は抜きにして、この歌詞の舞台であるスカーバラの風景写真(3月に訪れた時のもの)をご覧いただきながら、"私のことは忘れてくれ" のお話を続けたいと思います。
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「スカーバラ・フェア」とは、中世の時代、8月15日から6週間に渡ってスカーバラで開かれた市(マーケット)。ヨーロッパ大陸から大勢の商人もやってきて賑わったので貿易フェアというのが正しいでしょう。
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では、「できっこないでしょ!」という無理難題の、その歌詞をみてみましょう。

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary, and thyme;
Remember me to one who lives there,
She once was a true love of mine.
スカーバラ・フェアへ行くのなら
(パセリ、セージ、ローズマリーとタイム)
かの地に住む人に伝えて欲しい
昔、心から愛した人に

Tell her to make me a cambric shirt,
Parsley, sage, rosemary, and thyme;
Without no seams nor needlework,
Then she'll be a true love of mine.
私のために、亜麻布のシャツを作っておくれと
(パセリ、セージ、ローズマリーとタイム)
縫い目もなく、針も使わず
それができれば、彼女は私の真実の恋人になる

Have her wash it in yonder dry well,
Parsley, sage, rosemary and thyme;
Where water ne'er sprung nor drop of rain fell,
Then she'll be a true love of mine.
それを、向こうの乾いた井戸で洗っておくれと
(パセリ、セージ、ローズマリーにタイム)
水が湧き出ることも、雨の雫がふりこむこともない井戸で
それができれば、彼女は私の真実の恋人になる

Tell her to find me an acre of land,
Parsley, sage, rosemary, and thyme;
Between the salt water and the sea strand,
Then she'll be a true love of mine.
私のために、1エーカーの土地を探しておくれと
(パセリ、セージ、ローズマリーとタイム)
塩水(波打ち際)と海岸(砂浜)の、その間に、
それができれば、私達はまた愛し合える

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary, and thyme;
Remember me to one who lives there,
She once was a true love of mine.
スカーバラ・フェアへ行くのなら
(パセリ、セージ、ローズマリーとタイム)
かの地に住む人に伝えて欲しい
昔、心から愛した人に
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途中、幾つかの無理難題を省きましたが、おそらく、大陸からスカーバラ・フェアを訪れた男性が、その折、巡り合ったかの地に住む昔の恋人に、「自分のことは忘れてくれ」というメッセージを込めたもの。
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ただ、「パセリ、セージ、ローズマリーとタイム」(Parsley, sage, rosemary, and thyme)のくだりには、隠された意味が幾つか存在するようで、その一つの説としては、魔よけ

イングランド民謡である 「スカーバラ・フェア」 は、一説によると、魔界の妖精と人間のやり取りとされ、魔界の妖精が、旅人に無理難題(実現不可能な伝言)を問いかけ、もし、旅人が、まともに返答したなら、魔界にさらっていくというもの。

その企みを見抜いた旅人は、「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」 と、魔よけ効果のある植物(ハーブ)の名を唱えて、うまく逃げおおせたということです。
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by rie-suzuki67 | 2014-11-20 03:41 | :: Travel
Robert Burns Birthplace Museum
グラスゴーから電車で約30分、南に下った海岸線沿いにエア(Ayr)という町があります。

(格安航空会社Ryanairを利用するためには、ここに行かないといけないことから)「空港」を連想する人もいるでしょうが、多くの英国人は、それ以上に、国民的詩人であるロバート・バーンズRobert Burns, 1759- 1796)の故郷を思うことでしょう。
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実際には、(サウス・エアシャー)アロウェー(Alloway)という村がバーンズの生家のある場所で、そこには、博物館、(今も保存されている)誕生した家、散歩道などからなるスコットランド・ナショナル・トラスト管轄の大きなアトラクション施設バーンズ・バース・プレイス(Robert Burns Birthplace Museum)があります。
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有名になってもロンドンへ出て暮らすこともせず、(終生スコットランドを舞台に活躍し)生涯をエアシャーで過ごした人です。

博物館には・・・
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当然、'Auld lang syn'(スコットランド方言で、'days gone by' という意味、友人との過ぎ去った日々を回想する歌であることから、別れの歌、そして再会を誓う歌にも転用され、世界中で歌われています、日本人にもお馴染みで、卒業式やNHK紅白歌合戦でも歌われる「蛍の光」の原曲)のコーナーもあります。
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毎年、ロンドンのアルバートホールで催されるBBC「プロムス」の最終日の最終曲がAuld lang syn。来年の再会を誓ってフィナーレとなるわけですね。
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イングランド人にとっての第二の国歌がエルガーの「威風堂々」に対して、スコットランド人にとっての第二の国歌はバーンズの「Auld lang syn」。
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保存されているバーンズの生家(↓)
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英語では1階部分を(1st floorとは言わず)「ground floor」と言いますが、これは、この家のつくりからもわかる通り、(大昔から)一階部分には板(床)を敷かず、日本の土間のようにしていたから「ground floor」(地べた階)。
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バーンズは貧しい小作農の家に7人兄弟の長男として生まれます。子どもの頃から弟たちと一所懸命、農場で働き、一方で敬虔な長老教会信徒で教育熱心な彼の父親は息子たちに読み書きを学ばせたため、バーンズは働きながら詩を作り始めます。
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「農民詩人」(Ploughman Poet)、「スコットランドの最愛の息子」(Scotland's favourite son)、「エアシャーの大詩人」(Bard of Ayrshire)とも呼ばれるスコットランドの国民的詩人であるバーンズは、子どものころから成人してもなお、農場経営に意欲的で、ゆえに自然へのみずみずしい表現から「鍬を振るう詩人」とも呼ばれます。
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今でも、スコットランド人にとって、単に「吟遊詩人」( The Bard )といえば、バーンズをさし、バーンズの誕生日には、世界中に散らばったスコットランド人が、バーンズ・サパーと呼ばれる料理(腸詰の一種)を食べ、Auld Lang Syne を歌う。建国記念日に準じた扱いを受けているわけです。
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古いスコットランド語、またはスコットランド方言を用いて詩を作り、新たな創作は無論、古くから伝わるスコットランド民謡を採集 して、それらに新しい命を吹き込んだバーンズの詩。

しかし、大半の彼の作品は英語で書かれ、その一部にスコットランド語を含めた形式のものなので、このことによって、スコットランド語の人のみにとどまらず、イングランドをも含めて多くのファンを獲得したといえます(英国の国民的詩人となりえた理由)。
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イングランドと戦ったウィリアム・ウォレスを英雄と仰ぎ、アメリカ独立戦争の精神に共感していた彼は、フリーメイソンに加入しています。そこで得た人脈が、エアシャーの農民に過ぎなかった彼の詩人としての成功の足がかりとなったことは言うまでもありません。

詩人としての大きな名声を得た一方で、バーンズは少年時代の過酷な労働によって、若いころから健康に恵まれず、リューマチを悪化させてリウマチ熱に苦しみ、心疾患のため37歳の若さで没しています。
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オリンピックでの、なでしこジャパンの試合観戦のためにグラスゴーに行かれる方々、ハイランドに向かって北上される前に、立ち寄ってみてもいいかもしれません。
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by rie-suzuki67 | 2012-07-23 08:33 | :: Travel
英国5大輸出品目 と スカイ島(Island of Skye)
スコットランド屈指の名城イーレン・ドナン城(Eilean Donan Castle)。

昨年、このブログ上でご紹介した折には、その風光明媚さから「是非、行きたい!」とたくさんのお問い合わせをいただきました。

今日は、城の先にあるスカイ島のご紹介。
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城を通り過ぎた国道A87の突き当たりはカイル・オブ・ロハルシュ(Kyle of Lochalsh)。この町の中心部を通り過ぎる頃、左手に(本土とスカイ島を結ぶ唯一の橋である)Skye Bridgeが見えてきます。
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弧の描き方が急な橋なので、上って下ってを体感できる橋。

目指すは、スカイ島にあるタリスカー蒸造所(Talisker Distillery)ですが、その道中の名物といえば、「滝」
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この地点には、バスはもちろん乗用車が停車できるスペースが設けられているので、皆、車からおりてしばしの散歩。

昔は、北イングランドとスコットランドの夏の終わりを告げる花であったヘザーが、この時季に見れるのですから、温暖化に伴って北限が上昇しているのでしょうね。
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※特定していえば、これはスコットランド・ヘザー。そしてヘザーの群生をヒースといいます。

さて、タリスカー蒸造所は、入り江に面したカーボスト(Carbost)という村にあり、イーレン・ドナン城のある(本土の)ドーニー(Dornie)村からは車で52分くらい。
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スコッチ・ウイスキー(Scotch whisky)は、世界5大ウイスキーの一つですが、(輸入大国)英国にとってスコッチ・ウイスキーは貴重な輸出財源で、英国5大輸出品目の一つであり輸出規模はおよそ200ヶ国、日本円にして6000億円を数えます。

スコットランド各地に蒸留所が点在しますが、ここは見学が可能な蒸留所。

階段を二階に上がると、ちょっとした展示ルームのような待合室があり、入り口脇に受付があります。見学ツアーは、30分おきに、15名ずつスタートしますので、受付で出発時間をオファーされます。
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見学ツアーの時間まで、スコッチ・ウィスキーを飲みながら展示品の閲覧。(料金に一杯のスコッチ・ウィスキーが含まれます)。
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1990年スコッチ・ウイスキー令により、「スコットランドの蒸留所内で、大麦麦芽の酵素によって糖化させた穀類の糖化液を、酵母の添加のみによって発酵させて蒸留し、木(オーク)製の樽に詰めて最低3年間スコットランドにある保税貯蔵庫の中で熟成させたもの」だけがスコッチ・ウィスキーと呼べるのですが、麦芽を乾燥させる際に使用する(スコッチ・ウィスキー独特の香りを出すための)「泥炭」(ピート)の話などもしてくれます。
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ツアーの最後に到着するギフトショップには、高価なスコッチ・ウィスキーが並んでいるのですが、タリスカーに限らず、本来のスコッチ・ウィスキーは100ポンドを超える高価なものゆえ、ある程度以上の所得のある人でなければ普通は飲みません(飲むことができません)ので、価格が高くても当たり前。

上流階級の人々の酒ということになります。
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Talisker Distillery
Carbost, Island of Skye IV47 8SR
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by rie-suzuki67 | 2012-06-15 23:14 | :: Travel
ハイランドの秋
「スコットランドのハイランド地方に行くのであれば、10月まで」と人には言う私ですが、私自身は・・・となると11月でも上旬ならば個人的には出かけます。
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インヴァネス(Inverness)のシティセンターからは、ネス川を左手に見ながらに南下すると・・・
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ネス川はいつしかネス湖(Loch Ness)へと姿を変えます。
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ネス川、ネス湖に沿って走る国道A82は、まさに箱根の山道に似ています。

運転しにくい場所ですが、この時季のこの山道、何が好きかといえば、崖の斜面からは雨水が国道に向かって(小さな滝か噴水のように)何箇所も噴出している光景。
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インヴァネスとネス湖最南端に位置するフォート・オーガスタス(Fort Augustus)の町の中間、ネス湖を望む場所に「ネス湖エキシビション・センター」(Loch Ness Exhibition Centre)があります。
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子どもの頃、「ネス湖のネッシー」「実は偽造写真」という報道を遠い国の話として、「やっぱり、そんなものよねっ」と流していた私ですが、今は、全く違います。

「何かいてもおかしくない」と180度考えが変わったのは、「ネス湖エキシビション・センター」を訪れたその日から・・・。
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イングランドと全く異なる土壌を持つスコットランド。

6000万年の歴史をもつスコットランドの台地は、インド半島と同じように地球の気候の変化につれ、「さまよえる陸地」として移動を繰り返し、最終的に流れ着いてくっ付いた場所がブリテン島の上部(イングランドの上部)。
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エキシビション・センターでは、そうしたスコットランドの大地の、地球の進化の歴史が説明されています。

生物の進化でもあることから、世界の「岩・石」研究者がそうする(例え海であろうと船から地盤を “掘る”)のと同じように、ネス湖も長年に渡って、湖水の下の地質から生物の研究がされてきました(ネス湖は元氷河です)。
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そして、西暦500年代に、人々を苦しめていた怪物を退治した聖コロンバンの話からも、何らかの生物が生息していたのではないか?!と人々は考えます。

偽造写真のことなど、ちっぽけなことであると吹っ飛んでしまうほど、歴史と人々の絶え間ぬ調査や思いが、きっと貴方に「何かがいるに違いない」と思わせてくれることでしょう。
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カフェも隣接の建物にありますので、見学後に、ちょっと一息、思いにふけってみてください。
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by rie-suzuki67 | 2011-11-20 08:29 | :: Travel
お買い物スポット in Highlands of Scotland
ハイランド地方と一口にいっても・・・

(先日ご紹介した西ハイランド地方である)グラスゴーとインヴァネスを結ぶ国道A82の圧巻の風景とは打って変わって、エディンバラとインヴァネスを結ぶ国道A9の東ハイランド地方の風景は、比較的ゆるやかで、広々とした景色。
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そして、A9 沿いのパースシャー(Perthshire)のブレア・アソール(Blair Atholl)という町は、白亜のブレア城で知られています。
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ヴィクトリア女王や、日本の天皇陛下ご夫妻が皇太子時代に訪問されています。

町を過ぎた辺りに忽然と姿を現す広大な自然の中に佇むお買い物スポット。
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by rie-suzuki67 | 2011-08-04 11:05 | :: Travel
グレンコー(Glencoe)
四季や時間帯をとわず、いつ訪れてもという点で、私の一番好きな英国の風景はどこか? 実は、グレンコー
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by rie-suzuki67 | 2011-07-28 08:39 | :: Travel
イーレン・ドナン城 (Eilean Donan Castle)
英国・スコットランドのハイランド地方にドーニー(Dornie)という村があります。スカイ島(へ渡るためのSkye Bridge)の手前にある村です。
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そこには、スコットランド屈指の名城イーレン・ドナン城(Eilean Donan Castle)が国道A87の道沿いにあります。

城へ渡るための、あたりの景観と相まって、この風光明媚な城は、これまで多くの画家に筆を握らせ、また映画のロケにも使われてきました。
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イーレン・ドナン城は入場が可能です(£6.00)が、入場しなくてもログハウス風のカフェとギフトショップが利用できます。
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スコットランドの場合、弧を描くように北スコットランドの海岸線や、そこから入った入り江沿いに有数の古城が点在することで知られています。
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かたやイングランドの城は、(古くはウィリアム征服王が多くの城を建てたように)国内の権力や領地を守るためのcivil war(内戦)を念頭に置いたものであるため、その先入観から、スコットランドの城をみて、「こんな僻地に城が必要か?」と思うに違いありません。

Eilean Donan(or island of Donan)と呼ばれたこの地は、西暦580年頃にアイルランドから聖ドナンが訪れ、周辺に教会が建てられたことに発しています。
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この時は、まだ城の形を成していませんでしたが、(西暦800-1266にかけて)北スコットランドおよび北海の島々に居住・帝国を築いたヴァイキング(正式にはデーン人)の侵略に備えて1220年に建立されました。

英国の歴史・民族の歴史は、侵略者(インヴェイダー)の歴史であり、スコットランドは北からの侵略者(ヴァイキング)に古くからさらされてきた地。スコットランドの城のほとんどはそうした目的のための城で、この城もまさにそのためのものです。

城をのぞむホテルを出て、夕食のために反対側にある港町プロクトン(Plockton)へ。
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ここにも城があり、今はキャッスル・ホテル(↑)として利用されています。
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スコットランドで外食をする時は、いつもスターターとして、私はCullen Skink(カレン・スキンンク)をオーダーするのですが、プロクトンにある唯一のレストランPlockton Shoresのこのスープは、今まで食べたCullen Skinkで一番美味しいものでした。
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ホテルに戻り、ホテル内のパブで一杯だけビールを飲んだ後、部屋に戻る前に再びイーレン・ドナン城を眺めに散歩に出ました(10.30pm)。
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こんな時間でも、(ロンドンより北緯が高いのでハイランドはまだ薄らと明るく)幻想的で美しい。
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【Cullen Skink】
伝統的なスコットランドのスープで、よくフォーマルなディナーのスターターとしても出されます。Cullenはスコットランドの北東海岸の町の名前で、Skink はゲール語からきており、意味としてはessenceのこと。燻製のハドック(北大西洋でとれるタラの一種)とポテト、タマネギが主な具で、大変クリーミーな味わい。
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by rie-suzuki67 | 2011-07-26 08:11 | :: Travel
ブラックプール名物
ブラックプール名物といえば、ローラー・コースター、ブラックプール・タワー、ウィンター・ガーデンズ(ダンス競技会)、トラム、ブラックプール・ロック、アメリカンスタイル・ドーナッツ、ゲイ&レズビアン。

まずは、毎年、初夏(5月頃)に開催される社交ダンス国際競技大会(Blackpool Dance Festival)の会場となる「ウィンター・ガーデンズ」(Winter Gardens)。
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映画「Shall we ダンス?」で知られたダンス競技会が催される場所ですが、ウィンター・ガーデンズの建物の中には、カフェやゲームセンターもあります。
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50歳のスコットランド人である連れが、「子どもの頃、両親がここに連れてきてくれた」と言っていたので、「どーおっ?子どもの頃と変わった?」と聞いたら、「全く変わっていない」という返事。
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お次は、ブラックプールのランドマークである高さ158mのブラックプール・タワー(Blackpool Tower)。
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完成したのは、ヴィクトリア時代の1894年。上の方の建築装飾は、まさにの芸術を生み出すヴィクトリア時代を物語っています。天気の良い日は、遠くからでもタワーが望めます。

タワーの下は娯楽施設がひじめいていて、実際に映画の中で使われたボールルームは、このタワーの下にあるダンスホールです。(過去の記事「赤バラの伝説」で、もっとためになるいいことを書いていましたので、是非、こちらも読んでみてください)

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by rie-suzuki67 | 2010-10-15 09:12 | :: Travel
コンコルド(Concorde)に搭乗
英国とフランスが共同開発した超音速旅客機「コンコルド」
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2000年、パリのシャルル・ド・ゴール空港を離陸時に滑走路上に落ちていた金属片により主脚のタイヤが破裂し、タイヤ片が主翼下面に当たり燃料タンクを破損、直後に漏れ出た燃料に引火、そのまま炎上・墜落。地上で巻き込まれた犠牲者を含め114人が死亡するという大惨事を覚えていらっしゃいますか。
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2001年に発生したアメリカ同時多発テロによって、需要低迷から、2003年11月のヒースロー空港着陸をもって全機が退役。

ブリティッシュ・エアウェイズエールフランスによって1976年から運用されていたコンコルドは、ブリティッシュ・エアウェイズ機とエールフランス機、全部で20機が製造されました。
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残りの19機は退役後、世界各地の航空関連博物館に売却または寄贈されました。

英国では、元英国空軍バラック(barrack, 軍隊の細長い兵舎・営舎)であるスコットランドの East Fortune Airfield でコンコルドを見る・搭乗することができます。
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現在、East Fortune Airfield は、歴代の空軍戦闘機や海軍戦闘機をはじめ大変懐かしい英国の航空機が収容されている National Museum of Flight という施設になっています。
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East Fortune Airfield は、昨日ご紹介をした港町 North Berwick のすぐ傍にあります(の所)。
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この子の名前は、アルファ・アルファ(Alfa Alfa)。英国に残る貴重な1機です。
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アルファ・アルファは、陸・河・海という(空とは)無縁の運搬方法を使ってこの地に旅をしてきました。ヒースロー空港からテムズ河に出て、ビックベンの横を通り下流へ。海に出たところで英国の東海岸沿いを北上。
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スコットランドの海岸から East Fortune Airfield へゆっくりゆっくりと運ばれてきました。
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当時のアメニティや機内メニュー(↓)
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客席は、エコノミークラス程度のピッチのものが横4列に並び、合計100席が設けられていました(↓)
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飛行中の熱の影響を低減させるため、窓の大きさは葉書の大きさ程度(↓)
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操縦席(↓)。操縦士がどれがなんだか全部覚えているとは思えないほどのもすごい数のシステム。
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トイレは普通です(↓)
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by rie-suzuki67 | 2010-07-17 10:05 | :: Travel
Bass Rock
まさか英国で暮らすとは思ってもいなかった昔、日本からアムステルダム経由でエディンバラを初めて訪れた時のことです。

当時、ガイドブック「地球の歩き方」には Bass Rock という白い岩のことが書かれていました。

エディンバラから電車でその地に行く気にはならなかったので、(エディンバラ着陸手前の)上空からでも見れたらラッキーと思っていました。

(アムステルダムからエディンバラですから)飛行機はひたすら海の上。「まだかな~、スコットランドの陸地は」と、Bass Rock のことをすっかり忘れていたのですが、「うわ~!もしかして、あれが Bass Rock?! 見える!見える!Bass Rock だよ~」と思わず右側窓側に座っていた私は隣の見知らぬ外国人に興奮気味に。

そんな前置きをした上で・・・

エディンバラから海岸線沿いに車で東に向かうと North Berwick という港町があります(電車で行っても30分位です)。
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綺麗でチャーミングな港町です。
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海岸に出た私の目の前に、大きな白い岩が!遠い昔が蘇りました。「まさか、まさかのBass Rock?!」
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鳥好きな方でBass Rock を知らない人などいないほど、日本からも多くのバード・ウォッチャーの方が訪れています。Bass Rock へ行くためのガイド付きボートも出ています。

火山噴火によってできたこの岩が、なぜ白いかというと、無数の海鳥(Gannet シロ・カツオドリ)が岩の上にとまっているからです(どんだけいるんじゃ!って感じですよね)。

岸壁も白いのは、それらが落とすによるものです。

3:30pm頃、小腹が空いたので、フィッシュ&チップスを食べることにしました。
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店構えとは打って変わって店内は明るく広く、またブラウンの木目で統一された素敵なお店でした。
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おやつ代わりにフィッシュ&チップスを食すとは、我ながら、海育ちのスコットランド人化してきていると思いました。
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標準レベルの味だったので、そこそこ満足。

因みに私は鳥嫌いです。あしからず。
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by rie-suzuki67 | 2010-07-16 07:41 | :: Travel
「英国と暮らす」 from LONDON by RIE SUZUKI apd2.exblog.jp