ユール・ログ(Yule Log) |
今年もクリスマスをスコットランドで過ごしロンドンに帰って来ました。 (↑)クリスマスカードはやっぱり横開きの物の方が立てやすい。 スコットランドは、クリスマスデイを除いて毎日雪が降ったり止んだりを繰り返す白銀の世界でした(↑エディンバラ城、↓クリスマス・ストール) クリスマス・プディング、ミンスパイの他にもクリスマスシーズンに食べられるお菓子を今年は食べつくした気がします。これはクリスマス・ビスケット(↓) そして、これはユール・ログ(Yule Log)(↓)。北欧諸国では、クリスマスのことをユール(古語)と呼び、ユール・ログは「クリスマスの丸太」。 古来、クリスマスに一晩中暖炉で燃やすように特別に用いられた大きな薪(まき) のことで、それを模したクリスマスのケーキです。 元々は北欧の太陽神話に基づく「樫の薪を暖炉で燃やすと一年間無病息災で暮らせる」とされたユール・ログという冬至のお祭の風習に発しています。 このケーキがフランスにもたらされると、(日本でもお馴染みの丸太の形をしたケーキ)「ブッシュ・ド・ノエル」(フランス語で「クリスマスの薪」の意)となりました。 ハーフ・プライス・セールがスタートしたBoxing Day(12月26日)は、人で賑わうエディンバラを避けて、ダンディ(Dundee)にお買い物へ。 このブロンズ像(↓)は、英国のコミック「The Dandy」の主人公“必死のダン” (Desperate Dan)。ダンディに本社を持つ出版社D. C. Thomson & Co. が1937年に世に送り出した漫画です。 漫画家でありイラストレーターのDudley D. Watkins(1907 - 1969)の漫画で、彼はスコットランド人ではなくイングリッシュです。 スコットランドでゆっくりしていましたが、ロンドンへの帰路は、雪の影響で飛行機が飛ばない恐れがあるので、電車にしました。わずかな金額の差だったので、1st Class を予約(Happy!)。 一人がけ、二人がけ、四人がけのシートがありますが、コンプリメンタリーのコーヒーやお菓子のサービスがあるので快適! エディンバラを出ると、停車駅はDarlington - Newcastle - York - London Kings Cross York の駅は8/9年ぶり。車中からホームを見ながら懐かしいと感慨に浸りました。 |
by rie-suzuki67
| 2009-12-29 19:30
| :: Food & Beverages
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