旬のロンドン便り From LONDON
by RIE SUZUKI, meet Britain
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綿あめ(綿菓子)の色は・・・
ヨーロッパは、クリスマスの十二夜が終わるまでクリスマスなので、1月6日の朝まではまだクリスマスツリーや装飾をみかけます。

さて、(昨年ご紹介しましたが、ロンドンの)ハイド・パークに設けられた移動遊園地「クリスマス・ワンダーランド」は、未だに毎日、すごい人出です。

これは(↓)、エジンバラの「クリスマス・ワンダーランド」。そんな写真をみていただきながら、私の素朴な謎である「綿あめ(綿菓子)」のお話です。
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「綿あめ(綿菓子)」を英語では、Candy Floss といい、日本同様に、縁日などの屋台で売られる商品ですが(移動遊園地が街にやってきた時などの屋台)、私は、英国で、白い綿あめを見たことがありません。
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通常、綿あめは、ザラメを綿あめ製造機にかけて作るので、白いままが日本では普通です(もちろんピンクもありますが)。しかし、英国では、この「普通」というのが普通はピンク色

本来は白い物なのですが、砕いた飴などを入れてピンク色に着色したピンク色の綿あめしか英国では見かけません。
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そこで、「日本では(白とピンクの)二色が存在する」ということを説明した上で、生まれも育ちも英国の英国人に、「白い綿あめを見たことがある?」と聞いてみました。

返事は、「No」。 

え~、(思った通り)見たことないのか~!と心の中で呟く私。

No の後に、その人が続けた言葉は、「白はアメリカだろう」と。
お~!あんた、意外と賢い!

なぜかと言うと、アメリカ英語では、綿あめのことを Cotton Candy というのです。綿あめは、外来菓子で、日本へはアメリカから渡ってきたものです。コットン・キャンディ→綿・あめ、そのまま日本語になりましたが、いかにもそれは「白」をイメージしますよね。
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だから、日本人は、空にポッカリ浮かんだ白い雲をみると、「綿あめ」みたいと連想するんだけど、あなたは綿あめから雲を思うか、それともただのコットンを思うか?と聞いてみたら、「雲を思う」と。お~、その辺の感覚は一緒だ。

日本では、綿菓子屋さんが機械をまわして作っているという単独の綿菓子屋さんとして屋台をだしますが、Candy Floss/Cotton Candyの名からわかる通り、これはキャンディ
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従って、英国の場合、キャンディランドなんていう看板を掲げたあめ屋さんの屋台で売られています。


【参考】
1897年に世界最初の電動綿菓子製造機を製作したのは、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルの菓子製造業者である、ウィリアム・モリソン(William Morrison) とジョン・C・ウォートン(John C. Wharton)。1904年の「セントルイス世界博覧会」において、出展されたことにより世界に広まる。
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by rie-suzuki67 | 2009-01-04 02:26 | :: Food & Beverages
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