「ほおずき」と「ブリタニア」 |
イングランドが「ホワイト・イースター」となった先週末のイースター・ホリデーは、スコットランドに行っていました。 エディンバラ辺りは、逆に雪が降っていなかったので、今年は一度も雪を見ることなく終わるな~と思っていたのですが、ロンドンの空港に着いた瞬間、再びロンドンでは雪が降り出したので、ようやくコンコンと降る雪をみることができました。 さて、エディンバラのシティセンターから見て北に Ocean Terminal というショッピングセンターがあります(場所はここ - Map)。ホリールード宮殿横の(火山でできた丘)アーサーズ・シート(↓)が見えていますから、これからも位置関係の想像できることでしょう。 そこで、ランチがわりのアフタヌーン・ティを注文。 マナーの良い友人、ちゃんと上段のサンドウィッチを2つ、3つと口に運んでいるので、「別に、マナーは気にせず、次の段のスコーンを食べても構わないからねっ」と私が言っても、人目がありますからね~ 上から順に皿を空にしてから下段に進みました。 さて、最後に食べるケーキとフルーツの皿に、「ほおずき」がありました。ほうずきは、ヨーロッパではフルーツで、食べれることは知っていましたが、子どものから「ほおずきは食べてはいけない!」と言われて育ったゆえ、いざ食べるとなると躊躇します。 お味は、プチトマトに似ています。そういえば、トマトも野菜じゃなくて果物でしたよね。 プレゼントやお見舞いなどのフルーツ・バスケットを作ってもらう際、イチゴ、バナナ、りんごなどと一緒に、ほおずき(physalis)もパッケージされますし、しっかり、デザートにも使用されます。 これは、フレンチスタイルのチョコレートをコーティングしたほおずき。 さて、この Ocean Terminal ですが、何で有名かというと、ブリタニアが係留されている場所ということ。 Royal Yacht Britannia(HMY Britannia=女王様のブリタニア号)は、1953年造の船で、1997年にその使命を終えるまで、44年間、外遊する際のエリザベス女王をはじめとするロイヤルファミリーを135ヶ国600以上のポートに運んだ船です(334日間、合計108万7623海里)。 引退にともない、その係留場所の権利をエディンバラ市が獲得し、今は博物館として公開されています。 |
by rie-suzuki67
| 2008-03-30 18:50
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