外壁は「石」、されど内側は(漆喰+木の)「チューダー様式」 |
ロンドン・ビクトリア駅またはロンドンブリッジ駅からアックフィールド(Uckfield)駅行に乗り、電車で40~50分、ヒーヴァー(Hever)駅に降り立った土曜日(私の場合は、各駅から一つ目のEast Croydonから乗り込み23分)。 駅から農場が並ぶ田舎道を歩いて20分の所に、エリザベス一世の生母 アン・ブーリン(Anne Boleyn)の実家(城)で、ヘンリー八世も求婚のため何度か訪れたことのある「ヒーヴァー城」(Hever Castle & Garden)があります。 それでは、ご一緒に歩いてみましょうか・・・ "A" point(↓) … 写真には写っていませんが馬がいます "B" point(↓) … ケント州といえばトンガリ屋根の(ビール)ホップ乾燥小屋(詳しくはこちら) これが正門(↓) 間もなく城が見えます(↓) ここは、様々な形にカットされたトピアリーでも知られています(↓) どう見ても石造りなのですが・・・ 内側はチューダー様式。 中は撮影ができなくて残念なのですが、「よい!」。普通は、中も石造りなんですけど、ここは違います。濃い目のオーク材を用いた壁と、チューダー・ローズが彫られた天井、細工(木彫り)の施された手すりなど。そして、この規模としては凝縮された展示物。 現在の城と庭園は、1903年にこの城を買い取った実業家が忠実に復元したもので、植え込みで作られた迷路やローズガーデン、その先には大きな池もあります。 これは、チューダー・ヴィレッジ(↓) 「英国の紅葉を見せて」という方に・・・ ロンドン辺りの紅葉は、10月上旬なので、もう紅葉というより「冬」なんですけど、ちょっとだけ紅葉・・・ 英国の紅葉といえば、やはり「アイビー」(Ivy)(詳しくはこちら) そして、私のランチは Daily Local Produced Main Dish とあったポークのパイ。クリーミーで美味しかったです(↓) さて、ここのギフトショップ横には、(英国の)時代ごとの城の模型がみれるModel House Museum があります。 1500年代 1600年代 1700年代 最後に、日本のガイドブックなどには、交通手段として「エデンブリッジ・タウン駅から、車で10分」と書かれており、タクシーに乗らないといけない距離です。これが不思議? 一つ先のヒーヴァー駅からなら約1マイル。のんびりと散歩しながら徒歩20分。こちらの駅の方が距離は近いのです。 そして、「エデンブリッジ・タウン駅まで」と言ったのでは、駅員にわかってもられないでしょう。「エデンの東」という映画がありましたが、Eden は「イーデン」で発音します。私には、「イーブン」と聞こえてしまうのですが(even イーブン/eben の下唇を噛むか噛まないかの違い)・・・ |
by rie-suzuki67
| 2006-11-12 23:44
| :: Countryside
|
<< 忙しい女王 - Rememb... | 「ダイソー」と「キャス・キッドソン」 >> |