英国の「白鳥」は・・・ |
英国の水辺で一般的な鳥「白鳥」は、そのすべてが女王陛下のものです。白鳥の絶滅が心配された時代があり、12世紀、国王がすべての白鳥の所有を宣言したことに発しています。 なぜ絶滅を危惧したかの理由は、白鳥って食卓にのぼる鳥だったわけで・・・(カモ科) さて、そんな訳で、英国内にいる白鳥は、現在の国王・女王陛下の所有物となりますので、殺しても、食べてもいけない。昔は、フォーマルなディナーには、白鳥が出されたようです。今は、女王だけが、食べていいわけで。 死んだ白鳥を見かけたら、報告をして、食べてもよいかの許可を女王にもらわなければならないのですが、許可をもらう間に腐ってしまうんじゃないかと考えがちですよね。野鳥は死んでから4日〜1週間、吊るして腐らせないと美味しくないというか、食べごろにならないそうで・・・?! また、村の池で白鳥を飼いたい場合は、同じく許可を得なければならず、許可をもらったら、村で「スワン・マスター」と呼ばれる白鳥の責任者を任命し、毎年、クリスマス前に女王陛下に「白鳥白書」を提出する義務がある。そんな面倒なことをしなくても、十分、英国の池には野生の白鳥がいるって気がします。 飛ぶことのできる鳥として一番大きい鳥が「白鳥」なんですけど、白鳥は水の中で泳いでいる姿がよいのあって、陸地にあがった白鳥は、背が高くて、その大きさにビビってしまう小柄な私です。 |
by rie-suzuki67
| 2006-07-28 01:39
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