ジャック・オー・ランタン |
「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」の中に蝋燭を立てる(または、電球)、この魔除けのかがり火が重要。 クリスマスツリーのトップに「ベツレヘムの星」がついていないのを日本で見るとゲッソリするけれど、暗闇に浮きでるジャック・オー・ランタンのかがり火がないと、ダメでしょ~。私の場合は、「ジャックは何処!?」と呟きます(汗) 秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う古代ケルト文化(ケルトの一年の終わりは10月31日、夏の終わりであり冬の始まり)「ハロウィン」のお祭り発祥は、アイルランド。 アイルランドは昔、英国でしたし、アイルランド、英国、そして、英国が進出・植民地化してしまった主に英語圏での民間行事。 アイルランドの昔話によると、「昔昔、ジャックという鍛冶屋がいて、悪魔をだまして、飲み代を払わせたそうです。天国にも地獄にも行けなくなったジャックは、悪魔に残り火を投げ付けられ、かぶの中で、この世をさまようことになった」。そうなんです、ハロウィンの象徴である「かぼちゃ」をくり貫いたジャック・オー・ランタンは、元々は「かぶ」が使われていました。 アイルランド移民がアメリカに渡った時、アメリカには「かぶ」がなかったので、「かぼちゃ」で代用し、それが定着しました。 ハロウィンはキリスト教とは関係のない、、、逆に、敬虔なクリスチャンは、聖霊しか信じませんから、当然、ハロウィンを嫌がり何もしないそうです。Trick or Treat! (食べ物をくれないといたずらをするぞ!)ですから完全に「悪(わる)」ですよね。この行為を楽しむ行事はお祭りじゃないというわけです。 プロテスタントの国・英国では、盛り上がっているような、いまいち盛り上がらないような微妙なハロウィン。理由は、1605年11月5日に起こった火薬陰謀事件(ガイ・フォークス・デイ)が未然に防がれたことをお祝いするバンファイヤー・ナイトが、17世紀以降、それに取って変わったから。 |
by rie-suzuki67
| 2016-10-30 05:57
| :: Annual Events
|
<< 柿を買うなら、LiDL!! | 「チキン・ティカ・マサラ... >> |