「生きている壁」の目的 |
壁を植物で覆った建物、何年も前からロンドンにはこういうものがありましたが・・・ 最近、富に増えてきて、あちこちで見かけます。 ↑ (水をあけている)「作業中を写真に撮ってもいいか?」と尋ねると、こちらを向いてにっこりのポーズをとってくださっちゃったので、思わず「Say Cheese」と言ってシャッターを押した私(?? 苦笑) この手の壁は、"The Living Wall"(生きている壁)と一般的に呼ばれています。 壁一面に、何段もの骨組みがされた棚の上に、花箱を並べているものなので、「生きている壁」と言うよりも、(私的には)"The Wall Garden"(壁庭)の方が相応しいと思うのですが・・・ グリーンの植物ではなく、花が咲く部分の花箱は、枯れる頃になると(または、伸び放題のボーボーになると)、クレーンを使って、そこだけ花箱をはずして、別のものを置き直している光景を見かけます。 平面で織り成す模様が綺麗なのですが・・・(↓) 時に、「炸裂!」という感じで壁から植物がバーストしているように見えるものもあります(↓) で、この The Living Wall、何のために増えてきているか?というと、ロンドン市長ボリス・ジョンソンが推進している「洪水の縮小」が目的。 何千~何万の植物、そして、何トンもの土が(花箱に入って)積み上げられているものですから、雨が壁をつたってアスファルトや石畳に落ちるよりは、雨水の量が削減できます。 緑化とか、大気清浄かな?と想像した方にとっては、意外な答え(目的)にびっくり?!というわけです。 |
by rie-suzuki67
| 2014-05-12 08:52
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