ウィンブルドンのミモザ |
ウィンブルドンの住宅街を歩いていたら、黄色い沢山のボンボンをつけた花房のミモザの咲くお宅が目に入りました。 英国の春のシンボルは、黄色いラッパ水仙ですが、「ミモザ街道」で知られる通り、ミモザは南フランスの春を告げる花。 丸いボンボンが、卵やヒヨコをイメージさせ、間もなく「イースター」というこの時期は、「生命の復活」へのパワーに繋がっています。 「ヤナギ(柳)」には色々な種類がありますが、その中の「ネコヤナギ」にも更に何種類もあるので確かな名前はわかりませんが、「シダレネコヤナギ」のような感じ(↓) 花穂が黄色くて、完全に開くと白い毛。 さて、全英テニス選手権の開かれるテニスコート(AELTC, All England Lawn Tennis Club)への坂を下り始めてすぐ左手に、フットパスがありまして・・・ 小道の左右には、しっかりガーデニングがされいます(少し歩いて振り返った写真↓) 前方はもちろん坂。ここを下っていっても、メインゲート(ショップ、テニスミュージアムのあるセンター・コート正面の出入り口)の反対側(西側)の道に出られるので、そのまま下っていきます・・・ 風除けと煉瓦に残る暖かさを利用して、壁に果物の苗木を寝かせるように立てたり、蔦をはわせるガーデニング用語でいうところの「エスパリエ」もなされています。 写真では伝え切れないのですが、大したものですよ! エリカ(↓)も咲いていました(北イングランドやスコットランドで見られ「ヒース」という呼び方は、エリカの群生の状態をいい、単独ではエリカの花)。スーパーマーケットの花コーナーでも、花が咲く前の苗が売られています。 反対側に出たお陰で、(通常の出入り口のあるメインのストリートからは見えない)面白いものを発見しました(↓) テレビ中継をしているかのようなテレビカメラのトピアリーが、ファースト・コートの更に奥の先端(北端の天辺)に置かれています。 |
by rie-suzuki67
| 2014-03-18 10:02
| :: Plants & Parks
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