「英国産いちご」の叩き売り |
一週間ほど前だったと思いますが、British Strawberry(英国産いちご)が、スーパーマーケットや(ハイストリートの露店の)八百屋さんで、出回り始めました。 果物のほとんどを輸入に頼っているこの国において、ユニオン・フラッグが目印の「英国産」であることは、イコール「フレッシュ」を意味することから、人気のはずが、この時季のBritish Strawberryは全く売れません。 私ですら気が付くこととして「早すぎる」のです。 British Strawberryのシーズンは、(ウィンブルドン・テニスの名物で知られる通り)6・7月です。 いくら英国産でも、4月のBritish Strawberryとなれば、当然、Green house(ガラスやビニールの温室)で育ったもので、ナチュラルではないということなので、誰も買わないのです。 ゆえに、あっという間に、全てのいちごが、Half price、Buy 1 Get 1 Free、2パックで1.50ポンドなんていう叩き売り状態に。とてつもなく安いので、買っていく人が多いただいま。 「りんごといちごは、英国がNo.1!」と豪語する英国人ゆえ、彼らにはそのお味の違いが一目瞭然。 特に、八百屋さんが気の毒ですが、消費者は英国産果物に関しては極めて手厳しい評価をくだします。 |
by rie-suzuki67
| 2013-04-29 00:33
| :: Food & Beverages
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