見上げれば・・・「えっ?!」 |
7月7日といえば「七夕」ですね。 リージェント・ストリートは、ロンドン・オリンピック参加国の国旗で彩られていますが、これを眺めて「あー、七夕みたい(気分)」と七夕に思いを馳せたのは、私だけかもしれません。 さて、7月7日(土)には、毎年恒例となった世界最大規模のゲイとレズビアンの人々の祭典である 'Pride London 2012' が催された日。 パレードに使われる道路はもとより、イベント会場となるトラファルガー広場周辺の車道は、道路封鎖。歩行者で溢れていました。 道路封鎖になっていない唯一の道をバスで走行中、トラファルガー広場にさしかった所で、棚引くレンボー・フラッグを発見!それも、教会が掲げているのでびっくり! トラファルガー広場に面するSt Martin-in-the-field教会です。 キリスト教徒が70%強を占める英国。国教は(カトリックから分離した)英国国教会(Church of England)です。 英国政府は2005年に同性間の結婚を合法と定めましたが、英国国教会の姿勢はそうはいきません。 いくらカトリックではなく(そこから分離した)プロテスタントであっても、同性同士の結婚は「聖書の定義に反する」わけで。 しかし、寛容な見解もあり、同性同士の場合、それを「結婚」と呼ぶことは出来ないものの、(教会で結婚した異性間のカップルと)同等な法的権利と責任を支援しようとしています。 教会以外の式場や登記所などで式をあげるのは問題ありませんが、教会で・・・となると、英国国教会側は、まだ承認していませんし、今後も実現は限りなくむずかしいでしょう。 ゆえに、(いくらイベント広場に面しているからといって)教会が、彼らのシンボル旗であるレンボー・フラッグを掲げるとは?!大丈夫なんでしょうか? |
by rie-suzuki67
| 2012-07-09 04:31
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