水上のラウンドアバウト&高速道路 |
昨日も猛暑。お仕事が終わった後は、クールダウンするために、バタシー・パークの木陰で涼んでいました。 タイミングよく、一列になってテムズ河を上流へと登って行くカナル・ボートの一団に気づきました。 後方を見れば、まだまだ、次から次へとボートが続いています(最後尾には、警察船がついて誘導)。 一目で、あーこれは、一週間後の「テムズ・ダイヤモンド・ジュビリー・ページェント」のために、出発地点である(すぐ先の)パットニー・ブリッジへ向かっているんだな、と察しました。 これは、女王様のダイヤモンド・ジュビリーをお祝いするために、遥々、スコットランドから運河を旅してロンドンまでやってきたカナル・ボートのようです(↓ ブルー地に白いクロスのスコットランド国旗) かっての輸送手段として、毛細血管のごとく英国中に張り巡らされた運河。車のを使わなくても、運河で英国中に行けるわけです。 2年前の5月、やはり暑い日にバーミンガムで撮影した写真を思い出し、以下: 例えば、ここはバーミンガムの街の中心部で、車道で一般的なラウンドアバウト(roundabout, 円形交差点)が水上(運河)にも存在します。 ラウンドアバウトの中心には、標識もあり、距離(マイル)だけでなく水門(ロック)の数まで示してくれています。 英国では、高速道路のことをMotorwayといい、頭文字をとって名称としてはM1, M2, M3, M4… と呼びますが、運河でも Watery M6(水上のM6)なんていうんですねっ。面白い! 【テムズ・ダイヤモンド・ジュビリー・ページェント】 2012年6月3日(日)、女王様の即位60周年の祝賀イベントの一つで、英国のみならず世界各国から集まった1,000艘以上の船がロンドン中心部のテムズ河を下る盛大な水上のお祭り「ダイヤモンド・ジュビリー・ページェント」開催されます。航路はロンドン南部パットニー (Putney)付近から ロンドン塔までで、女王は、王室用の平底船(Royal Barge)に乗り、ユニオン・フラッグなどで飾られた数々の船の列を率いることになります。 |
by rie-suzuki67
| 2012-05-27 17:09
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